【一気網羅】転職~内定まで全て

初めまして!おくらです。

今回は転職活動の一部始終についてお話していきたいと思います。

転職活動ってぶっちゃけ何すんの?と転職について実際は何も知らない方が多いのではないでしょうか。
初めて転職活動をする時に多くの方は、新卒の就職活動をイメージすると思うんですが、

転職活動は就活とも大きく異なります。


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転職活動の最初から最後まで

今回は転職活動をしたことない人向けに、分かりやすく転職活動の最初から最後までを順を追って説明していきます。

大まかな流れは以下になります
・自己分析
・業界・職種研究
・書類作成
・面接対策

だいたいこれらがスムーズに進めば、約1か月間ぐらい。
そして内定後に退職交渉をして引き継ぎ、次の会社に入社するまで、1ヶ月から2ヶ月間のスケジュールになります。

つまり転職活動全体を通して、2ヶ月から3ヶ月間くらいのスケジュール感になるというイメージです。

先ほどの
・自己分析
・業界・職種研究
・書類作成
・面接対策

この4点を疎かにして、転職活動を進めてしまう人が意外と多いんです。
このステップをやる人とやらない人で、職歴や経験は同じでも転職の結果に大きな差が出てしまうんです。

なので現職が忙しいと言い訳をせずに必ず取り組みましょう。

自己分析

自己分析は就活の自己分析と似たようなものではあります。

しかし大きく違う点としては、2点です。

1つ目は自己分析です。
就活は志望業界や志望企業を先に決めてしまって、それに後からこぎつけるように自己分析をする人がほとんどだと思うんです。

正直仕事をしたことがない就活生が、いくら自己分析をしても、業界職種と紐付けるだけの内容が出てこないことが多いんです。

結果として興味を持てる業界企業ベースで考えてしまう人が多いと思います。
だからこそ一定の人がミスマッチしてしまうとも言えます。

それに対して転職は、職種別で考えることが中心になります。

就活は総合職一括オープン採用ということが多くて、配属先が決まってないことが多いです。
そうするとどうしても業界や会社名で選びがちになってしまいます。

転職は職種ベースで動くことが多く、自己分析で職種に紐付けていくような視点が必要になってきます。

この方が入社後に実際にその仕事を行うわけなので、より実体的でかつミスマッチがないと思います。

職務経歴を分析

2つ目は職務経歴を分析するところで、主に経験やスキル実績とか強みを分析する必要があります。

学生であれば仕事経験がないので、主に性格やキャラクターの自己分析をすることになると思います。

しかし転職ではこれまで経験してきた、職務内容においての実績や経験というものを自己分析していく必要が加わります。

例えば、同じ職務内容をやっていた同僚と比較して、自分は何があるのか。
つまり他人と比べて何をうまくやれていたのか、逆に何がうまくいかなかったのかなどを言語化整理しておく必要があります。

業界職種研究

次に業界職種研究ですが、これは興味がある業界があれば本を読んでみてもいいでしょうし、ここにあまり時間を費やす必要はありません。

むしろおすすめなのは求人を選定して、書類選考に進んだタイミングで、エントリーした求人の業界職種研究をしてみるといいかもしれません。

というのも悲しい事実ではあるんですが、転職市場は新卒市場と比べて、出来レースなんです。

どういうことかというと、新卒はどの業界でも選択することができます。
中途は1社目現職で経験した業界職種によって、次に受けられる業界職種は、ある程度決まってしまっているんです。

例えばですが、人事職種にチャレンジしたいと思っていても、人事経験か人材紹介での経験が必要です。

興味がある業界があっても、選考が進んでないのに先に業界研究をしても結局経験がなければ、選考が進むことはないので、業界研究をしたこと自体が無駄になってしまうことが多いんです。

なのでこの段階で、過度に情報収集に時間をかける必要はありません。

転職サイトや転職エージェント、会社ホームページ、ハローワークのいずれかを経由して、求人情報を収集したり、閲覧したり選定していきます。

大量の求人情報があり難しいと思うんですが、先ほどの自己分析の結果をしっかりと紐付けて選定していくことが重要です。

きちんと紐付けるというのは、面白そうとか業界や社名とか待遇ということで選ぶのではなくて、あくまで自己分析と定めた方向性とマッチしているか否かで選定していくということです。

ほとんどの人はなかなかこれができずにミスマッチを繰り返してしまうので注意です。

履歴書や職務経歴書の作成

実際に求人エントリーする際に履歴書や職務経歴書というものを用意する必要があります。

正直、履歴書はそこまで重視されないので、職務経歴書がメインになると思います。
書類は1回書くだけではなく、できれば添削してもらった方がいいでしょう。

こちらの作り込み次第で、この後の書類選考通過率が大きく変わっていくので、転職エージェントを活用して、第三者に添削してもらうことで、完成度を高めて下さいね。
だいたいのエージェントがこういった書類の検索やサポートをしてくれるはずです。

エントリー

実際に求人選定を行い、書類作成ができたらエントリーをしていきます。
エントリーは各媒体で行っていきますが、
例えば転職サイトや転職エージェント会社ホームページに同一の求人が掲載されていたとしたらどこからエントリーすべきか迷いますよね

結論は小さい会社であれば、会社ホームページから。
一定規模の大手や有名企業であれば、その業界に強みを持った転職エージェントからエントリーするのがおすすめです。

理由は小さい会社であれば、コスト意識が強いので、会社ホームページから無料で採用できた方が、ハードルが低くなるからです。

ただ、コストがかかるからと言って採用ハードルや目線が上がることはそこまでありません。

ですので紹介実績が多くあり交渉力の強い転職エージェントを頼るといいでしょう。

書類選考はエントリーしてから、だいたい1週間くらいで結果が来ます。

通過の場合は1日から3日と早くレスポンスが来るものですが、それよりも遅いと社内で悩んでいたりとか、懸念されている可能性が高いと思います。

SPIは中途採用転職活動においては、筆記試験がある会社とない会社に分かれます。

どちらかというとテストがない会社が多い印象はありますが、
大手企業などはまだ存在する会社が多いので、該当企業を受ける場合は、問題集を1冊くらいはやっておくべきだと思います。

面接対策

面接対策については、意外と多くの転職者が、「現職が忙しい」とやらずに当日勢いで面接に参加してしまう人が多いんです。

対策の有無がかなり勝敗を分けてしまうのでしっかりと対策していきましょう。

Webや転職本で学ぶのもいいんですが、転職エージェントを頼るのもおすすめです。

なぜか?転職エージェントは普段から、人事からの面接を「見送り理由」をたくさん聞いているので、面接に落ちるポイントを把握しているからです。

中途採用の面接は新卒と比べると少ないです。2回のみというところが多い印象で、多くても3回ほど。現場のマネージャークラスが多く、基本的なスキルや業務経験に加え人柄や転職理由志望動機などを確認します。

最終面接

最終面接については役員や社長面接が多いですが、より企業理念やカルチャーマッチ、本人の意欲や交換を見てることが多いです。

最終面接結果も1週間以内が多いですが、内定の場合オファー条件を調整するなど、時間がかかることも多いので、気をつけましょう。

内定

もし内定となった場合、内定条件通知書を提示されます。

具体的な配属文書や職種給与など、待遇が記載されています。
基本、内定通知となった場合、よほどのことがなければ覆ることはありません。

逆に口頭で内定と言われた時は、覆るリスクもあるので注意しましょう。基本的に口頭での内定通知も拘束力はあるんですが、人事や現場の認識不足によって、気軽に伝えてしまってる場合も稀にあるからです。

場合によって内定面談・オファー面談といって、先行通過後に自由に内定条件について質問できる面談を設定してくれることもあります。

内定通知された後に3日から1週間以内くらいで、回答期限を設けられることが多いです。

調整or辞退

辞退となる場合、他の候補者を優先的に内定対応したいというところがあります。
ただ、第一志望の企業の選考が残っていて、意思決定を待ってほしい場合もあると思います。

そうした場合の対処法は2つあります。

最終面接の日程調整を現職の適当な理由をつけてしまうという方法です。

しかし、さすがに先ですと意欲がないと印象を悪くしてしまったり、該当求人がクローズしてしまうリスクもあるので注意しましょう。

もう1つは正直に人事に現状を伝えて、貴社への意欲は高いけれど、納得感を持って意思決定したいので、他社の選考が終了する何月何日までお待ちいただきたい、ということを正直に伝える方法です。

それでも企業にとって、まず合理性がなければ待ってくれないケースも多いので、絶対的に言うことは限りませんが、方法論としてはこの2つがあると思います。

退職交渉

内定を承諾意思決定された場合、現職に速やかに退職交渉をスタートする必要があります。

上司から引き止められることも多いので、うまく切り返せるように対策を取っておくことが重要です。

ポイントはスタート時点で、すでに相談スタンスではなく「自己報告」ですでに決定事項であるというスタンスを貫くことです。

相談のスタンスで始めてしまうと、現職や上司につけ入る隙があると勘違いさせてしまいます。

退職交渉が完了したら、業務を後任に引き継ぐ必要があります。

通常1週間から4週間以内くらいで、引き継げると思います。

稀に2ヶ月から3ヶ月期間をくれと、上司から要望されることがありますが、かなり特殊なケースですし、その会社の体制に問題があると思います。

就業規則で1か月間を設けてる会社が多いと思いますし、法律的には2週間前に通知をすれば、退職金利が認められます。

なので過度に上司や現職に対して遠慮して、言いなりにならないようにしましょう。

お世話になった会社ですが、一般的なマナーさえきちんと守れば、現職よりも次の会社からの信頼の方があなたにとっては重要なはずです。

引き継ぎが終わり、場合によって有給を消化する人もいるでしょう。

ここまできたら次の会社に入社し、無事転職は終了です。

しかし実際は、あなたにとってここからがスタート地点です。
うまくスタートダッシュを切りつつ新しい職場で、早く馴染んでいけるよう主体的に行動していくと良いでしょう。

この記事で転職の流れはすべて理解できたと思うので、
最後におすすめの転職エージェントを紹介しておきます。

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