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世界一周紀行 1章 アジア+a ①(カザフスタン・キルギス)


【1章】中央アジア編 ①2019/07/06~07/15

【7月】
6日 日本→飛行機
7日 飛行機→アルマトイ🇰🇿
8日 アルマトイ
9日 アルマトイ
10日 アルマトイ→ビシュケク🇰🇬
11日 ビシュケク→チョルポンアタ
12日 チョルポンアタ→ビシュケク
13日 ビシュケク
14日 ビシュケク
15日 ビシュケク


【2019/07/06】

荷物を詰め、家を出る。

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次に家へ戻ってくるのが来年だと思うと、少し寂しくなるような。
まだ実感が湧かない。

駅につき、空港行きの電車に乗り込んだ。
空港に近づくほどスーツケースを持った人が多くなり、旅に出る現実味を帯びてくる。
緊張と不安感が交錯する。ようやくこの時がきたのかと。

空港で受付を済ませる。バックパックの重さが合計5キロで、旅慣れしてきたなと少し誇らしげな気分になる。
周りにいる人たちの中で、これから世界一周に行く勇者のような気分。
自分が世界の中心で、主人公。そんな、いかにも厨二臭い優越感を感じてしまう。
空港内のうどん屋で腹ごしらえをする。
しばらく日本食を味わうことはなくなってしまうので、あえてうどんに。
2週間海外にいた時はとくに思わなかったが、日本食が恋しくなったりするのだろうか。

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1時間ほど経ってから、トランジットの韓国へ向かう。
電車に乗っていた時ほどの緊張感はなぜか無くなってきた。

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飛行機に乗っていると、初めて海外へ行った時のことを思い出す。
数年前、ベトナム行きのトランジットでマカオへ着き、日本とは違う世界へ来たことに感動していた。
実際には空港にしか滞在していないのだが、それでも日本を離れたという事実が自分を奮い立たせた。
前回は2週間ほどの旅だったが、今回は8ヶ月を予定している。
来年まで日本へ戻ってこないのが不思議な気分だ。

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韓国の仁川空港へ着くと、まずは乗り継ぎ用のフロアへ向かった。
思いのほか広くて綺麗な空港だ。睡眠用のスペースや作業用の机などがあり、待ち時間も有効に使えるような工夫がなされている。
飛行機の搭乗は翌日の朝。まだねる時間でもないので電子書籍を読んだり、友人とメッセージなどをして時間をつぶした。
簡易ベッドが置かれているスペースはすでに埋まっており、床で寝る羽目に。
少し硬い地面だったが、寝袋のおかげで難なく寝ることができた。

【7/7】

朝起きて、ゲートへ向かうと、5時間の遅延との案内が。

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遅延の保証として貰ったクーポン券で昼食を済ませる。
無料の空港シャワーを浴びてから。だらだらと時間を潰す。
なにかしら目標などを決めておかないと虚無感で苦しくなる。暇な時間をどう使うかがこの旅のキーになってくる気がする。
とはいえ、目標などを決めてしまうと、それに固執してしまい、新しい発見が狭まってしまうような気がするのでどうも難しい。
機内では席に付属しているパズルゲームをしたり、アリスと不思議の国の映画見たりして過ごした。
語学がそれほど堪能ではないにもかかわらず、調子に乗って字幕なしで見てしまったため、
映画の概要しか把握できずに終わってしまった。主演のアンハサウェイが可愛かったぐらいの感想しか出てこない。

目を覚ますと左手に天山山脈がそびえ立っていた。急に旅の緊張感が高まってくる。いよいよかという気持ち。

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飛行機から降り、すぐに空港を出た。空港前にあった換金所で現地通貨を得て外へ出る。
旅の始まりは、カザフスタンのアルマトイという町。カザフスタン最大の都市だ。
りんごの里という意味で、元々はりんごの栽培で有名だったらしいが、現在は大幅に数を減らしているらしい。

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夕方の16時にも関わらず、猛烈な暑さが襲ってくる。
日本ほど湿度が高いわけではないが、照りつける日光と気温の高さで汗が止まらない。
そんな暑さの中、タクシーの客引きを振り払いバス乗り場へ。

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バスの料金が後払いか先払いなのか分からずあたふたしていると、近くにいる男性が払い方を教えてくれた。
相手が英語を話せるわけではなかったので、ジェスチャーでなんとか理解しようと努めた。
バスの窓からの風を浴びて天山山脈を見ながら街を走る。街路樹や花が植えられてあって綺麗な街だ。
バスの乗り方を教えて貰った彼に別れを告げ、ゲストハウスへ向かう。
大きな公園を突き抜けていく。家族連れが多く、子どもたちが遊具で遊んでいる光景が広がる。
初めて土地を歩くので緊張感があったが、いかにも治安が良さそうな雰囲気で安心する。

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ゲストハウスに着き荷物を下ろし、スタッフさんに勧められた近くにある地元のファーストフード店へ。
スタッフに勧められていたラグマンとプロフを食べた。

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ラグマンは中央アジア風のうどんでプロフは焼き飯のような食べ物。
量を確認せずに頼んだのだが、一品で充分満腹になる量。死に物狂いで食べきる。
食べ終わる頃には陽が暮れていたにも関わらず、店前の道には多くの人が行き交っている。
ゲストハウスに戻り部屋でのんびりしてると、隣のベッドにいたロシア系カザフスタン人女性に話しかけられる。
現地語(ロシア語かカザフ語)で話しかけられた。現地の人と思われていたらしい。
カザフスタンはカザフ人が約70%、ロシア人が訳20%の構成。カザフ人は日本人と顔が似ているので、あまり観光客とは思われない。
彼女は少し英語が話せたので、少し会話をした。
彼氏と別れて、仕事も無くなってしまい、家の近くから飛び出してきたらしい。
あまり会話が通じないなりにも仲良くなれた。

【7/8】

朝から観光へ。徒歩でゼンコフ教会へ向かう。

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ゼンコフ教会は、ロシア正教の教会で唯一の木造建築らしい。
教会の前には広場があり、家族連れで賑わっている。
子どもが餌をやると、大量のハトがその餌の方向に向かって羽ばたいていく。奈良の鹿と似たような雰囲気を感じる。
そして近くにある28人のパンフィロフ戦士公園へ。力強い軍人たちのモニュメントがある。第二次世界大戦で戦死した英雄たちを称えて作られたらしい。それほど歴史を勉強せずに行ったため、モニュメントがあるということをただ認識するのみで特に何も感想も抱けなかった。
これからは事前に少しでも勉強しておこう。
次に中央バザールへ向かうも休みだったらしい。

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バザールの外で少し屋台があるぐらいで、見るようなものもなかった。

予定を変更し、ロープウェイでアルマトイが一望できる高台へ向かった。

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高台は小さな遊園地になっていた。

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家族向けといった感じで、風景を見る以外はとくにやることがなかったのですぐに帰った。
次に国立博物館へ。

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またもや空いていない。不思議に思い、近くの人に話を聞くと、今日は祝日の模様。バザール閉まってたのもそれが原因らしい。

明日にはアルマトイを出ようかと思っていたが、明後日に伸ばそうと決意。こういう柔軟さも旅っぽくて良い。
久しぶりに長時間歩き、疲労骨折になりそうな足を動かしなんとかゲストハウスへ戻る。
街を歩いていて気づいたが、この街には大きな公園が多い。

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色々な場所で皆が思い思いの時間を過ごしており居心地が良い。
鴨川を思い出す。ランニング中の部活生や散歩中のおじさん、読書している学生。
国が違っても皆同じような場所を好むのだなと思う。
昨晩知り合った隣のベッドの女性にオススメのビールを教えてもらい、公園でGUSというビールを飲む。

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ちょっと気が抜けたような味で、スッと喉に入ってくるが、500mlも飲みきるのは少ししんどい。
ゲストハウスへ帰ると、キッチンルームで英語事情についておじさん達が話し合ってて、議論に混ぜてもらった。

・日本はなぜ移民が少ないのか
・戦後シベリア捕虜になった日本人がカザフスタンのインフラ整備に貢献した
・トヨタの「カイゼン精神」はすごい
・ロシアの日本研究してる教授が武士道について話してたらしい。
・日本が発展した理由
・カザフスタンの国の状況について

とても博識な人達で日本についての造詣も深かった。
自分の母国についての無知さに焦りつつも、客観的な日本の良さに誇らしくもなったり。少し心揺れる日だった。

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【7/9】

昨日のリベンジ、バザールへ向かう。
道中にある国立大学に入ろうと思ったけどカードが必要で入れないらしい、
経験上大学生は英語が話せてかつ好奇心旺盛な人が多いので、色々な学びがある。大学生と話したかったなと思いつつバザールまで歩く。

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バザールは思い描いてた通りのローカルっぽさがあった。
生鮮食品売り場は果実の匂いが立ち込めていて食欲をそそる。
りんごが名産らしく、3つだけ買ってみる。合計で60円くらい。

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バザールの側のベンチで食べてから、地下鉄で中央博物館へ向かう。携帯のマップを見ていると道中に別の大学があったのでそこに立ち寄ることに。
大学の手前まで来たところで白髪の似合うおじいちゃんに呼び止められた。水を運んでたものの途中で疲れてしまったので、バス乗り場まで運んで欲しいらしい。
水が入ったボトルを片手であげようとしたが持ち上がらない。両手でやっと持ち上がるほど重さ。よく今まで持ち運んできたなと感心する。
バスの中まで運んであげると、バスが閉まりそうになる。焦ってバスを降りたのでおじいちゃんとは最後に会話ができなかったのが悔やまれる。

大学へ入ろうとするもまたしてもカードが必要らしい。以前バングラデシュへ行った際は自由に大学に出入りできたが、カザフスタンはどうやらセキュリティが厳重らしい。
大学の隣に似たような建物があり、入れそうな雰囲気があったので少し入ってみる。建物の外の人に話聞くとどうやらこの建物も大学らしい。
彼も大学生で、アフガニスタンからの留学生だそう。ちょうど卒業したばかりらしく、また大学院でここへ戻ってきたいと話していた。

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再び歩き出すと同じ系列の大学の建物があり、学生らしい人たちが皆、ブースの中で緑の服装で訪問客に何かを説明していた。
ブースの大学生に話を聞くと、ここはインターナショナルビジネススクールで、高校生にスクールの説明をしているそう。
ここの大学生は、フランス語スペイン語英語ロシア語カザフ語などを勉強するらしくて、将来はグローバルカンパニーで働くことが多いらしい。

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そんな交流がありつつ、博物館へ向かう。しかし受付の人にノーイングリッシュと言われる。
英語の表記がないという説明だったのか、海外の方は入れないという説明だったのか分からなかったが、朝から歩きっぱなしで疲れもあったので入らないことに。
近くのスーパーでビールを買って、公園のベンチでゆったりする。
帰り際、おばちゃん5人組がベンチに並んでて可愛かったので写真撮ってもいい?って話しかけると、1人英語話せる人がいたので少し談話。
すると、通りかかった大学生の女の子におばちゃんが話しかけ、公園内を案内してくれることに。
19歳でビジネス系の大学に通ってるらしい。並行して銀行で会計の仕事もしているとのこと。
大学いきながら働くというスタイルは日本には馴染みがなく、国の違いを感じる。
片言の英語だったが、シャイな感じで説明しようとしてくれていて可愛かった。付き合いたてのデートといったところ。知らんけど。

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おばちゃんの元へ戻って、今後の旅程の話などをしてからゲストハウスへ戻る。
こういうシチュエーションって自分が今後どこに行くのかとかの話しがちやけど、相手のこととか相手の国のことをもっと聞いたほうが自分としても学びあるから、今後もっと意識したいなぁと思った。

帰ってきてからゲストハウスのおじさん達とまた会話。2時間ほど話してから就寝。

【7/10】

早朝にゲストハウスを出発しキルギスへ向かう。宿で仲良くなった人は皆まだ寝ていたので、別れを告げずに出て行った。
ビシュケク行きのバスターミナルへ。マルシュートという乗合のバンに乗り込む。

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バンの座席が埋まったら出発するシステムらしいがなかなか人が集まらない。1時間ほど待ってアルマトイを出発。一面は天山山脈をバックに広大草原地帯で何もなく、時折馬が野放しにされている。
しばらくの間、景色に心酔していたが流石に1時間も経つ飽きてくる。4時間ほど進むとイミグレーションへ。

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カザフスタン側のイミグレーションで、税関の人に申請書を要求される。それがないとどうやら国境を越えられないらしい。
しっかり話を聞くと、アルマトイに着いた時にもらった入国の紙のことだった。バックパックを隈なく探すと奥底から見つかり事なきを得る。
短期旅行ならおそらく焦っていたが、先も長いので入国できないとしてもいいかと悠然と構えていた。旅のトラブルも楽しめてきている気がする。

入国を済ませて、乗合の車を待つ。全く来ないので同じバンに乗っていたスペイン出身のおじさん3人組としばし談笑。
今からパミール高原へ行くらしく、京都にも来たことがあるらしい。おじさん3人でパミール高原を越えるのは青春を感じる。
灼熱の中30分ほど待ってようやくバスが着き、キルギスの首都ビシュケクまで1時間弱で到着。
スペインの人達に挨拶をしてバスターミナルを後にする。また会えたらと言葉を交わして去った。
連絡先は交換してないが、不思議と旅中に会える。そんな気がしてくる。
ビシュケクは郊外のような街並み。舗装されてない道路が多いが、とはいえ人通りも多くて治安は良さそう。

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徒歩でゲストハウスに到着。こじんまりとしていて、スタッフがフレンドリー。そしてベットが柔らかい。
宿のスタッフに教えられた地元で人気のレストランへ。入ってみると内装は洋風のレストランみたいにオシャレで、人で埋め尽くされていた。

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メニューはどれも安くて量が多い。ラグマンを食べて満足で帰宅。
少し時間があったので、サウナへ行ってみることに。ビシュケクにはいくつかサウナがあると事前に聞いていた。
地図ではいくつか表示されているのに、全く見つからず右往左往。現地のおじいちゃんが親切に探してくれたが該当する場所は見つからず。
別のサウナを紹介されたので向かうと、どうやら風俗店だったよう。 サウナ探しは諦めて、スーパーでビールと水を買う。

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驚いたのが、スーパーのロッカーに荷物を全て預けてから買い物をする仕組み。おそらく万引き防止のためなんだろう。
キルギスのビールは、カザフスタンで飲んだ抜けたようなビールとは違い、コクの深いビールで美味しい。とはいえ、やはり日本のビールには勝てない。
大学時代の友人で同じく世界一周している子がちょうどキルギスにいるらしく、数日後会うことになった。

【7/11】

早朝にバスターミナルへ移動。旅が始まってから朝が早くなった気がする。バスは運良くすぐに出発し、イシククル湖へ向かう。
イシククル湖は旧ソ連時代には外国人の立ち入りが禁止され、幻の湖と言われていたそう。
左手に天山山脈、右手にイシククル湖と絶景。僕は左側に乗ってたので基本的に山を見ながらの移動。今までで一番いい立地で大自然を見れた。

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帰りはイシククル湖見える方に座りたい。車の座席の位置も今までは何も考えていなかったが、観たい景色によって変えていきたい。
車から観るイシククル湖は神秘的で、長年外国人が立ち寄れず秘境と呼ばれてた理由がわかる。湖を隔てて山脈があり見飽きない。
目的地へ着こうかというところでトラブルが。携帯のマップをダウンロードし忘れていたため、現在地も地図も分からずどこで降りればいいのか分からない。
とりあえず大勢の人が降りたタイミングで自分も降りて、周りの人に現在地を聞いてみる。
親切な人がGoogleマップで現在地と目的地を調べてくれたのだが、かなり遠いらしく1時間近く歩く羽目に。

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携帯貸してくれたおっちゃん。キルギスは日本人と瓜二つと言われており、現地に滞在していても外国の人だと思われることは全くなかった。

暑さとリュックの重さで汗だくになりながらもゲストハウスへ。

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小・中学生の姉妹が切り盛りしていた。
一通りゲストハウスの説明を受けてからイシククル湖へ。近場のビーチに着く。人も多くてどうやらリゾート地のよう。

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なにも考えずに靴とジーパンできてしまったが、歩き辛くて後悔。
歩いている時に地元の女子中学生達に話しかけられる。
なにを言ってるのか全く分からなかったが、日本人ということは伝わったらしく、アニメについて何か伝えようとしてくれていた。
彼女たちと別れる際、石につまづいてクスクス笑われた。日本にいようが海外にいようが、言語が通じなかろうが、同じようなキャラになってしまうのは天性の才能なのかと思う。

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海の家的なところで瓶ビールを買う。一瓶100円程。9%なので、酔いが回りやすい。

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少しのんびりしてからゲストハウスへ帰還。今日は10km以上歩いた気がする。クタクタになり気づいたら寝てしまっていた。
ゲストハウスにシャンプーがあったので、1週間ぶりぐらいに水洗い卒業。


【7/12】


朝4時に起床。日の出を見るため外へ出る。かなり寒い。クロックスに半袖短パンで来てしまったことを後悔しながら、ビーチまで向かう。
昨日行った浜辺に着くとまだ日が昇っていないようで安心した。地元のおじさんが数人いるだけで、閑散としている。

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日が見える直前は少し湖が赤みがかっていて綺麗。動かないと寒いので浜辺を歩く。砂がクロックスの中に入って冷たく、体温を奪われそうになる。20分ぐらいすると日が昇ってきた。家族連れが3人並んで日の出を眺めている景色がなんとも風流。1時間近く湖に滞在していた。

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ゲストハウスで少し休憩してからビシュケクへ戻る。帰り道にイシククル湖眺めようと思っていたけど気付けば寝落ちしていた。

ゲストハウスへ戻ってから、ビジュケクにあるバザールへ。基本的にアルマトイのバザールと同じような系統。同じような商品は近くに固められているので比較的ものが見つけやすい。

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服を探していたが1000円ほどするので中々手が出せない。バザールの外れに一律100円の服屋があったので、半袖を1着購入。
バザールの中に店舗を構えている店と、バザールのはずれで露店として売っている店では値段の相場が変わってくるらしい。

服を買ってからゲストハウスへ戻る。
ゲストハウスに泊まってた香港の女性と話す。1年ほど前から中国を起点に自転車でここまで来たらしい。

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そのままトルコまで抜けるのだそう。普段はECサイトの運営をパソコンでして働きながら旅をしているらしい。
香港では大学を休学してから旅するより、普通に働いてからの方が多いよって言われて、それも国の違いだなぁと。
少し疲れが溜まってるのか、倦怠感があるのと、明日ソンクル湖へ向かう予定なので早めに寝る。


【7/13】

起きても倦怠感が抜けないのと腹痛がちょっとあるのでソンクル湖行きは諦めることに。
昼前にレストラン行って飯食うも途中で気分悪くなって残して帰る。 ふらふらになりながらスーパーでヨーグルトとお菓子と水を買う。アクエリアス系の飲み物欲しいなと切実に思う。 そのままベッドで療養。

寝転びながらtwitterを見て1日を過ごす。夕方ごろに日本人が宿に来た。1週間ぶりぐらいに日本語聞いたかも。急に日常感でるなぁとは思うけど、やっぱり安心感あるし落ち着くなと。明日オシュへ向かうらしいので、どこかで会うかも。
体調も戻ったのでキッチンでヨーグルト食べながら、香港の人と会話。
サイクリング今から行かないか?と誘われたので、急遽行くことに。いい自転車使うの久しぶり。おすすめのルートを宿の人に聞いて出発。
公園を通ってゆっくり会話しながら南下していく。
香港では自転車の人口が多いらしい。チベットでは雪が多すぎてチャリこげなくなり半年間チベットに滞在していたらしいけど、そうやってゆったりしながら回るのもいいなぁと思った。。1時間近く自転車漕いでいくつか公園まわると、水上スキー用の公園が。

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高校のボート部時代を思い出す。暗くなってきたので途中で引き返すことに。ガタガタな道を下っていくのでかなり怖い。
21時前にはゲストハウスへ到着。自転車で回るのも悪くないなぁと思った。特にこれといった場所を回ったわけではないけど、いろんな街並み見れるし、純粋に自転車漕ぐの楽しいし。

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その後スーパーへ夕食を買いに行く。香港の子がデリバリーしてた寿司をいただく。醤油が水っぽいし、米は米っぽくなくて、これは寿司ではない。。食えんことはなかったが。ご飯を食べた後、シャワーを浴びて床につく。

【7/14】

朝起きて昼前ぐらいまでゆっくりしてから、香港の人とスタッフに一言声をかけ、ゲストハウスを後にする。なんだかんだ3泊ぐらいしてたのと、仲良くなった人も多かったから出るの寂しいなと。
数年前ラオスからタイへ向かった際も、仲良くなった人たちと離れるのがどことなく寂しかったのを思い出した。

友人が泊まる予定のゲストハウスまで歩いて荷物だけ置いてから、バスでバザールへ向かう。意外と広い。散髪屋の前を歩いていると熱心な勧誘を受けた。
似合う見込みのない髭をいつまで伸ばそうか悩むところである。
お腹が空いたのでバザールの近くのハンバーガー食べる。どこに行っても量が多すぎる。ゲストハウス近くのスーパーで飲み物とお菓子買ってから、大きなモスクへ。

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子連れの家族がのんびりしていてほっこりする。アラベスク模様を眺めたりしながら30分ぐらいゴロゴロ。
寺や教会などほかの宗教施設と比べて、市民の憩いの場としての機能が大きくていいなと思う。ゲストハウスに着いてから友人のジャックと再会。海外で日本の友人と会うのが不思議な感じ。少し旅の近況報告とかしながら、ジャックの友人の日本の人たちとも会話。そこでイランが陸路移動できないことが発覚...
自分と同じルートで行く予定の方がいたので数日間行動を共にすることに。
1人で回るのはお金がかかりそうなルートだったのでベストタイミングだった。夜に人狼をすることに。久しぶりに人とビール飲みながら会話をかわした。(ペットボトルで入ってるビールがあり、日本と違って面白い。)

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自分の部屋に戻ってからは同い年のイギリス人の男性と少しだけ話す。
パース出身らしく、温泉で有名な場所だよねと話すといたく感動された。

【7/15】

朝起きてジャックを見送ってから再び就寝。昨日深夜2時に寝たのに目が覚めたのが7時。完全に昼夜逆転していた数ヶ月前の自分とは思えない生活リズム。そのまま昼過ぎまでネットサーチしてて、流石に飽きてきたので歩いて近くの飯屋まで行く。ラグマンとスプライトを食べる。ビシュケク市内でやることがなくなってしまい、ゆったり過ごす。
薄々気付いてはいたが、特に無目的に時間潰すのが苦手かもしれない。
目的がないとどんどん疲弊していく。とはいえ、ぼーっとしてるのも好きではあるので、いい塩梅はないのかと考える。
そんなこんなを考えながら、再びモスクへ。Kindleで世界史の本を読んでいると寝落ちしまい、モスクの人に起こされた。昼寝がダメなのか、心配してきくれたのかは謎なまま。怒っている様子ではなかったが。
その後ゲストハウスに戻り、ハンモックで読書。
夜はみんなに誘われて、中華を食べに行く、ビール飲んでみんなで話して、そんな夜。
ゲストハウスに帰ってきてから、その後一緒に行動を共にするマルさんと話し合い、明日オシュへ向かうことになった。


                          1章② タジキスタン編へ


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