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世界一周紀行 3章 中南米 ⑧(エクアドル~コロンビア)
【2月】
9日 クエンカ🇪🇨
10日 クエンカ→キト
11日 キト
12日 キト
13日 キト→イピアレス🇨🇴→カリ
14日 カリ→アルメニア→サレント
15日 サレント→アルメニア→メデジン
16日 メデジン
17日 メデジン→グアタペ→メデジン
18日 メデジン→ボゴタ
19日 ボゴタ
20日 ボゴタ
21日 ボゴタ
【2/9】
夜中にイミグレに到着。出入国が同じ場所にあるので楽でいい。
エクアドルへ入国。
6時ごろにエクアドルのクエンカに到着。寒い。とにかく寒い。
預けてたバックパックに変な液体が付いてしまい、臭いとれへんし最悪な気分。
中心部へ向かおうにも思っていたバスが来ない。
20分ぐらい経っても来ないので諦めてぶらぶら歩きだす。
途中止まったバスに一応聞いてみたら、近くまで行くそうだったので乗り込む。
乗ったものの、ICカードが必要とのこと。
隣にいた高校生が払ってくれた。お金もいいって言われたし紳士のような高校生。
日曜日なので人は少ないが、見るからにいい感じの街並み。クスコっぽい。
携帯の充電が無くなりそうだったので午前中は宿でひたすら携帯の充電。
宿のオーナーが空手をやっているらしく、日本好きという理由だけでダブルルームを使わせてくれた。笑
午後からは町歩き。街並みは南米で一番好きかもしれない。
のんびりしてる人が多いし治安も良さそう。
ランチへ。
高級感あるレストランだが300円。
美味しかったし明日も来ようと思う。
川見たり教会見たり、無目的に歩き回っていた。
雨が降ってきたので一旦宿に戻り、再び同じように何も考えずにぶらぶら。
軽食を挟みつつ、夕方にビールとお菓子を買って宿に戻る。
ビールを飲んでゆっくり。夜に夜景を見にいった。
カテドラルが絶景。周りの建物で全貌が見えないのが残念。
【2/10】
午前中は今後の予定など諸々の情報収集。
帰国までのルートがほぼ決まりつつある。
昼からはまた街をぶらぶら。今日は快晴で気持ちいい。
昨日の店周辺に別のランチがあったので、そこで食べる。
安くて美味しい。
昨日閉まってた無料で入れる近代美術館が開いてたので鑑賞。
エスプレッソのコーヒーを飲んだり、ファーストフード食べたりダラダラ。
一旦宿に戻ってから、残りのお金を計算。
元々想定していた金額よりもかなり多めにお金が残っていた。
帰国までかなりカツカツになるかなと想定していてが、どこかで計算がずれていたらしく少し余裕のある生活に。
お金に余裕があると分かるとちょっと贅沢したくなるが、引き続きいこうと誓う。
1ドルのピザジュースのセット。ピザが予想以上に大きい。
イス屋さんへ。店員のおばちゃんと1時間ほど談笑。
チャーハンの作り方教えろって言われて頑張ったが、翻訳機を駆使してもなかなか難しかった。味覇が日本の製品ってことを初めて知った。
日が暮れてきたぐらいにバスターミナルへ。
数時間ターミナルで待機し、22時30分にバスはキトへ。
【2/11】
6時半ごろ到着。相変わらず朝は寒い。
トロリーバスに乗って、宿へ向かう。
日本並みの満員電車にゆられ1時間ほど。
立ちっぱなしで、荷物もあるし、揺れるしでかなりキツかった。
宿に着くと日本のおばあちゃん二人組が宿にいた。
これからコロンビアへ行くところとのこと。60代ぐらいだったがパワフル。
元々赤道博物館行こうと思っていたが、
いい天気だったので旧市街を歩くことに。
バシリカ教会へ。坂道で結構きつい。
教会の外も中も重厚感があってかっこいい。
今まで綺麗目な教会がおおかったけど、急に厳かな雰囲気に。
マップを見ると展望台ががあったので行ってみることに、近くに4つ星ホテルったので治安も大丈夫かなと思っていたがた、坂を登るにつれて雰囲気が悪くなっていく。
少し危なそうだったので、さくっと見てからすぐに退散。
日中なので良かったが、夜は絶対歩きたくない。
そのあと旧市街中心部へ。
食堂でご飯を食べていると、ニュースでコロナの報道が。
南米では特に影響を受けていないので問題ないが、こっちにも影響出てくるのかなと少し不安に。
金で埋め尽くされた教会や南米最古?の教会などをめぐる。
写真撮影禁止だったのが残念。
教会を一通り見たあとは、プレコロニア時代の博物館へ。
こじんまりしてたが、英語の説明がわかりやすかったのと、シャーマン文化などが個人的に好きだったこともあり十分楽しめた。
夜の新市街。
バーなどばかりで一人で特にやることもないので飯だけ食べてすぐに帰宅。
【2/12】
近くのカフェで朝飯を食べてから赤道のモニュメントへ。
トロリーバスとバスを乗り継いで1時間ほどで到着。
ケニアでも赤道を通ったはずだが、バス移動で全然覚えていなかった。
モニュメントの中は赤道関連の展示物とアンデスの民族に関する展示があり、そこそこ時間を潰せた。
そのあと別の赤道博物館へ。ガイド付きで3ドル。
赤道だからこその実験を色々してくれる。
英語で説明してくれるが、原理は全くわからない。
赤道ではバランス取るの難しい。コリオリの力が働いてるからとのこと。
高校の頃地学でやった記憶が朧げにあるが、思い出せなかった。
宿付近に戻ってきて、夕方にカカオの専門店へ。
ココアを頼んだが甘すぎる。
カカオ75%のチョコで口直しをして、ココアを飲む。
コーヒーに甘いお菓子がついてくるのと逆パターン。
明日朝早いのでビールだけ飲んで22時ごろには就寝。
【2/13】
6時半過ぎに宿を出て、バスターミナルへ。
バスで5時間半ほど移動。
そしてコロンビア国境の町トゥルカンへいき、タクシーで国境へ。
最長7時間ほどイミグレで待たされたって人のブログを読んでおり少し不安だったが、全く時間かからず国境通過。
ベネズエラ人専用のレーンがあったり、実際ベネズエラのパスポート持ってる人が多かった。
コロンビア側のスタッフは全員マスクと手袋着用でコロナ対策していた。
中国行ったかどうかも聞かれたし、中国人の旅人とか大変だろうなと
国境を通過して、乗合バスのコレクティーボにてイピアレスという街へ。
両替を済ませて、今夜の夜行バスを購入。
日帰りで世界一美しいと言われるラスラハス教会へ向かう。
観光客も多い。世界一綺麗な教会って言われるだけあって、流石に綺麗。
外観は綺麗だが、内観は他の教会とそれほど変わらない。
自然と教会の調和が何よりかっこいい。
コレクティーボ乗り場まで歩いていると、向かいの家族に声かけられる。
観光客にインタビューするドキュメンタリー作ってソーシャルメディアに発信してるらしくて、インタビューを受けた。
コロンビアは周りから危ないイメージ持たれること多いらしく、それを払拭したいらしい。
たしかに周りでそういう話を聞くことが多かったし、イメージって怖いなと。
バスターミナルへ戻り、夜にバスへ乗る。
【2/14】
早朝乗り継ぎの街に到着。
ターミナル内のダンキンドーナツを食べて時間を潰す。
6時半ごろにバンに乗り、眠りたいのに寝れずの移動。
サレントという町へ向かう。
途中バスに物売りの人が乗り込んでくる。
お菓子を買うと、ベネズエラの紙幣をくれた。
一番高額な紙幣をもらったが、お金にならないんだろうなと。
サレントへ到着。
宿まで行こうとしたら、キトであった日本人のおばあちゃんとばったり。少し立ち話。
二人は10年ほど前に中米縦断中の宿で出会ったらしい。
ファンキーすぎて思わず笑ってしまう。
そして宿で一旦休憩。
時間もあったので、サレントのコーヒー農園へ行ってみることに。
歩いて1時間ほどで到着。英語ツアーの予約して、コーヒー農園の見学。
基本的にはエチオピアと同じ手順。
味は若干酸味が強かった。
中心部に戻ってから通りがかった店で散髪して、飯を食ってから宿に戻る。
ペールエール。
サレントはコーヒーで有名と聞いていたので、農園巡りをメインに考えていたが、宿のオーナーにコーヒー農園より人気の場所があると教えられたので、明日行ってみることに。
【2/15】
8時過ぎに宿を出てジープに乗り、ココラバレーという渓谷へ。
昨日は曇っていたが、今日は天気が良くてハイキング日和。
ヤシの木?が生い茂った山を4時間ほどかけてハイキング。
結構ハイペースで進んでいたが、標高高いので流石にきつい。
山の上からの景色はなかなか良い。
1時間ほど経つと、綺麗な景色は消え去り、狭い山道を延々と歩くことに。
2時間ほどでハチドリのいるエリアに。
入場料を払うとコーヒーを飲めた。
鳥の鑑賞してから、また2時間ほどかけて山道を下る。
帰ってから、宿にいたトルコ人とずっと話していた。
京都に1ヶ月いたらしい。
スーパーの割引シールの制度が面白かったらしくて、いつも夜に値引きを待ってたってたとのこと。
夕方ごろにバスを乗り継ぎ、夜行バスでコロンビア第二の都市メデジンへ。
【2/16】
深夜3時にメデジンに到着。
着くのが早すぎた。
アームのない座席があったのでバスターミナルで2時間ほど仮眠。
歩いて駅まで向かおうと思ったが、あまり人通りもなさそうなのでタクシーで宿まで向かう。
宿で朝飯食べてから、土日しかやってないというメイド喫茶へ。
サブカル系の服を着たカップルが並んでた。
少し並んで、店へ入ると、「いらっしゃいませご主人様!」と迎えられる。
白人のメイドって新鮮だなぁとか思ったが、そもそもメイド喫茶に行ったことがないので、実は新鮮なのかどうかも分からない。
座席は現地の人で埋まっていて、人気があるよう。
メニュー表を見たが、全て品切れでラーメンしかなかった。
メイド喫茶でラーメンしかないという。
少しすると、店員さんがラーメンを持ってやってくる。
料理を受け渡す際、「萌え萌えキュン!」と一緒にやってくださいと言われる。
友人などと来ていればノリにノッて要求を受け入れていたはずだが、一人での来訪。己の矜持をいかに打ち破るか、体感時間20時間ほど思案を巡らせ、
小声で「萌え萌えキュン、、」とささやいた。
最後に写真撮ってもらい店を後に。
ただただ恥ずかしかった。一人では2度と行きたくない。
有名なアーティストの銅像が置かれた広場へ。
ショッピングモールで服を買って、飯食ってから宿に帰宅。
夜行明けで疲れてたのか9時ごろには寝ていた。
【2/17】
朝飯食ってからターミナルへ行き、2時間ほどかけてグアタペという近隣の町へ。
道中、湖に浮かぶ島を一望できる岩を登る。
頂上からの眺め。実際に行ったことはないが松島みたいな眺め。
頂上でビールを飲んで休憩し、そのあとグアタペへ。
カラフルな街並みが凄い綺麗で、写真をずっと撮っていた。
コロンビアのインスタ映えスポット。
1時間ほどその辺ぶらぶら散策。やることもなくなったのでメデジンへ戻る。帰ってからは特に何もせず就寝。
【2/18】
13時過ぎに、コムーナ13という場所のフリーガイドツアーへ。
メデジンはコロンビアに数十年前起こった麻薬戦争の中心だった都市で、
世界一危険な都市とも言われていた。
コムーナ13はその中でも麻薬の温床地になっていたスラムエリア。
元々かなり治安が悪いエリアだったらしいが、麻薬戦争後、ストリートアートで観光客を集め復興したそう。
ガイドの方がすごく印象的だった。
地元で生まれ育ち、この街の現状を伝えたいので、その手段としてガイドをやってるという想いが伝わってくる。
夕方ごろに帰宅。
夜の8時にバスは出発。コロンビアの首都ボゴタへ。
【2/19】
朝4時過ぎに到着。毎回ちょっと早く着くのが面倒。そして毎度毎度寒い。
駅のカフェでWi-Fi使って時間を潰した。
朝方にバスターミナルを出る。路線バスで中心地へ。
日本で観光ガイドをしたコロンビアの家族の家に泊まらせてもらうことになっていた。
9時過ぎにporras家へ到着。
インターフォンを鳴らすも不審な感じで応答される。
お手伝いさんがインターフォン取ったらしく、場所を間違えたのかと焦った。
兄のダニエルがドアを開けてくれて無事到着。
日本に家族で観光に来ているぐらいなので、なんとなくそんな気はしていたがかなりの豪邸。
お手伝いさんがいるし、家入るまでに管理員さん付きのゲートがあるし。
ゲストルームを使わせてもらう。
車で路線バス乗り場まで送ってもらい、
バスを乗り継いで1時間ほどかけてシパキラという町へ。
塩の教会へ向かう。
入場料2000円弱となかなか強気の値段。
とはいえ2000円払っただけあって、かなり良かった。
塩でできた洞窟の中教会って設定が厨二心をくすぐり、十字架がいい味を出している。
今まで行った教会の中で1位2位を争う良さ。
ボゴタへ戻り、ダニエルに教えてもらったウサケンエリアへ行ってみる。
新興エリアらしく、発展してて小ぎれいな雰囲気。
有名企業のオフィスなども立ち並んでる。
ハンバーガー食べて、コーヒーショップでネットをいじる。
暗くなってたけど、人通りも多くて、治安は全く問題なさそう。
バスにて帰宅。妹のマホとお母さんと再会。
現地のご飯とか文化についてなどなど色々教えてもらった。
すごい歓迎してくれててこっちも嬉しくなる。
【2/20】
早朝に起床。ダニエルに送ってもらい、彼の友達と一緒に黄金博物館へ。
ダニエルの父が金の採掘系の会社で働いてるらしくて、知識豊富だった。
2人と別れて旧市街を散策。
綺麗ではあるがホームレスの数も多いなと。
サンパウロを思い出す。
旧市街を回った後は移動して国立博物館へ。
古代から現代まであらゆるジャンルが並んでいる。
ワイファイも使えたのでダラダラ。
近くのレストランでご飯。
昨日の夜にmajoから教えてもらったアヒアコという郷土料理を食べた。
南米料理でいうとかなり上位。
家へ戻ってきたが、まだ誰も帰ってなかったのでしばし家の前で待つ。
警備員のおっちゃんが近所の人の家の犬と遊んでてほっこり。
みんな帰ってきて、家へ。アヒアコを用意してくれていた。
さっき丁度食べたばかりだったが、今日の夕方はハンバーガーを食べたと嘘をつき、いただく。家庭のアヒアコも美味しい。
お母さんオススメのアイスクリーム屋があるということで、車でみんなで向かう。
濃厚で美味しい。
いかにコロンビア人が踊るの好きかという話をしていた。
踊りがないと生きてないそう。
日本の華金は飲み会だが、コロンビアの華金はクラブなんだそう。
【2/21】
車でダニエルの大学近くまで送ってもらい、
バスでモンセラーテの丘という観光地へ。
車乗ってる時話してたのだが、日本は労働のイメージが強いらしい。
あとやはりコロナは連日テレビで報道されてるそうで、日本が2番目に感染者数多いってことまで把握していた。
ボゴタの街を一望できる場所。
頂上は3000mを越え。日向は暑いが、日陰は寒くて体温調整が難しい。
教会があり、静かにしてくださいと記載されているのに、教会の周りは爆音流れていてシュール。
戻ってから新市街へ。
日本と変わらないような風景。
コロンビアのチェーン店のコーヒー飲んでゆったり。
やはり酸味が強い。
3時ごろに家に戻り、マホとダニエルに車で空港近くまで送ってもらう。
バス停前で二人と別れて空港へ。
色々ともてなしてもらいありがたさしかなかった。
ダニエルが日本に数年後住みたいという話をしていたので、次回は是非もてなしてあげたい。
南米の中でもかなり満足度の高い国だった。
ついに南米の縦断も終わり、残るは2国。
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