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後輩の退職発表を受けて

先日、一緒のお店で働いている2年目の社員が退社するとの発表がありました。

今日は、そこから色々考えたことを綴ります。


退職発表を聞いてから

まず、第一にビックリ、そしてその次に寂しいという感情を感じました。
現在、売上目標を連続で達成中でお店の雰囲気も良く、退社の予兆みたいなものを全く感じなかったので、不意をつかれた分、気持ちが落ち込みました。

仕事や会社、もっというと一緒に働いているこのお店や僕のことはどんな風に思っているのだろう?

そんな不安まで感じました。

しかし、僕はその後輩の上司でもないため、退職理由や次の仕事などを安易に聞くことも憚れます。
でも、気になるから聞きたい。
ここ数日は、そんな堂々巡りをしています。



僕も転職経験者

散々寂しさなどを書き連ね被害者面をしてしまったため言い出しづらいですが、そういう僕も一度会社を辞めています。

そこで、自分が退職したときの理由や気持ちを思い出してみました。
もちろん、不満がなければ辞めていないので不満がなかったとは言いませんが、何かが嫌だったというよりかは、自分に合っていないという理由が大きかったです。

また、嫌だったことを挙げるとすると、入社する際に描いていた未来像に遠く及んでいない自分が嫌でした。

そこで、今見えている道を猛スピードで駆け上がることよりも、一旦脇道に逸れることを選びました。
選んだ道が獣道だったとしても、その道を抜けた先が目指している道に繋がっていることに賭けたのです。


だから、一緒に働いている方に不満はなかったです。
それどころか感謝しています。

僕は飲み会が苦手なので基本的に参加しないのですが、僕の退職時期が新年早々だったこともあり、新年会に半ば強引に誘われました。
そして、他部署の方も含め、みんなで背中を押してくれました。しかも、まだまだペーペーの僕なんかのために挨拶の場を設けてくださいました。

この度退職する運びとなりましたが、仕事や会社や皆さんのことが嫌いということではありません。
僕の勝手で大変申し訳ないのですが、若いうちに自分がどれだけできるのかを試したいという気持ちから転職を決意しました。
こんなにも暖かく送り出してもらうからには、転職先で成長し活躍することが一番の恩返しだと思っています。

たしか、こんなような話をしたと覚えています。



僕なりの応援

だから、今回退職する後輩のことも応援したいです。
退職理由も聞いていないので、本当は仕事や会社が嫌いになったのかもしれません。
もっと楽がしたいなどの理由かもしれません。

しかし、どんな理由であれ、今まで仕事を一緒に頑張ってくれた姿を見てきているので、その後輩の判断を尊重し、新たな船出を祝ってあげたいのです。

その後輩の最終出社日には、きっと一言ずつ言葉をかけるような機会があるかと思います。

そのとき、僕がかける言葉は決まっています。
それは、僕が辞めるときにかけてもらって大変嬉しかった言葉です。

「お互いに頑張った先で、またどこかで」


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