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白馬山荘殺人事件 (東野圭吾) 2023.4.24

こんばんは。最近言葉は言霊だと信じてやまないももこです。

今週読んだ一冊は、『白馬山荘殺人事件』(東野圭吾)(1990)です。

感想↓
東野圭吾の作品をすべて読破するたびに出ているのだが、これもすごく面白い作品だった。筆者は週に1冊本を読むことを決めており、スピード重視でおざなりに読んでしまい、1度だけでは理解しきれなかったので2回読みました。東野圭吾の密室殺人は、なんでこんな話を思いつくのかという巧妙さ。そして、舞台が白馬である必要性も後々意味を成してくるのであるし、登場人物が全員怪しい感じも読んでいて先が気になった。
最初のプロローグを後になって読み返すと、しっかり伏線が回収されていて、そういう意味だったのか。と納得する。
にしても、これも話が二転三転するもので、単に犯人一人が悪いわけではない、と私は思う。犯人にはその殺人の動機の理由があるのであって、その理由をきくと、なんだかかわいそうになってしまう。
この話は、犯人がこの人か?と思いきや、この人でもなく、この人だ・・という最後までトリックが仕掛けに仕掛けられまくっている読み応えのある小説。筆者は山荘のような1か所にそれぞれの理由があって人が集まり、底で何か事件が起こるという展開がワクワクするのだが、そのような作品で面白いのがあればまた読んで共有していきたいなと思う。

さあ次は何を読もうかな?

2023.4.24 明日は休みだーー!

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