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日本人は技能実習生より「上」ですか?

日本語学校に入って選挙かってくらいの自己紹介をしたと書きましたが、
これには前職の経験が大きく影響しています。

前職は技能実習生も働いている会社で働いていました。
まだ技能実習生というのがどういう制度でなんなのかもわからず入社した初日、もちろん私は全員に頭を下げて自己紹介をしました。

その中に技能実習生もいたわけですが、
年齢は確かに自分より若いですが、明らかにとんでもなく私を「上」に扱ってくる感じがなんだかとても居心地が悪く、とても違和感を感じました。

この違和感の正体こそ、問答無用で
日本人>技能実習生
という構図が長年の職場の慣例で生まれてしまっていた事からくるものでした。

実際問題、今なお多くの会社で日本人>技能実習生という関係性が一般的な気もしますし、それが当たり前だろう、という意見も多くあるのだろうと思いますから前の職場だけにそこまで否定的なわけではありませんし、そこまでひどい働かせ方をしていた、というわけでもありません。
ただ、いきなり入ってきた若者や中途で入ってきた者が、当たり前のように技能実習生を「下」に扱うのはどうにも解せない。

ただし、たいてい、そういう人は表面上は敬われているものの、陰ではぼろくそに言われていたりするものです。

今、私は
技能実習生と働いた経験を経て➡日本語学校で日本語教師➡技能実習生の入国後講習講師➡技能実習生の監理
という我ながらなかなか稀有なルートを通ってきています。
一緒に働いて、彼らが困っている事や思っている事、違いや日本語の問題を肌で感じてきました。

その経験を活かし、「外国人のため」ではなく、外国人を含めた「私たちのため」に

えーと、まだ何もしていないのでとりあえず書いていますし。もう少し書いてみたいと思います。


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