音楽:昭和歌謡&J-POPの特徴

※紹介曲は良い曲ですので、文章を読むのが億劫でしたら音源だけでも聴いていただければとmm

日本のポップス(人気曲)の曲構成には、多くの場合、共通する特徴があります。
それは、例えば、
「Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ→Dメロ→Aメロ・・・」というように決まった曲構成をループする、という特徴です。多少の並び順の入れ替えや省略があっても、基本的にはループします。
しかもサビでかなり盛り上がるのも特徴です(「次サビきますよ~」という合図の意味で、サビ前に一瞬歌・演奏が止まる(ほぼ無音)曲が多いのも特徴です)
(外国でも曲の構成の概念は同様なのですが日本ほど徹底してループしないのとサビも盛り上がりはするのですが日本ほどあからさまではない曲が多いと思います)

これは何故かというと、日本には他国に先行してかつ今なお活発な文化となっている
「カラオケ」
の存在が大きいと言われているそうです。

つまり、日本のポップスには「歌われる」ことを前提に、「覚えやすい」こと、が求められているとともに、そういった曲がヒットする傾向があります。

私もギターを「触る」ので、ポップスの楽譜を買いましたが、一曲に対する楽譜の枚数が少ないことにビックリし、よく楽譜を追いかけると、
「なるほど、こういうことか(同じ構成を繰り返しているからだ)」
という体験をしました。
なので、曲の長さ(時間)も、大体3~5分にまとまっています(これには別の要素もあるのですが省略)。

ここから先は

1,101字 / 8画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?