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作品を観るのも研修。


新作ソロミュージカル「South」 鑑賞

作品鑑賞も、研修の一環として積極的にしています。

SOHO PLAYHOUSEのHURON CLUBという素敵な(下北的な)小劇場で、"SOUTH"というミュージカルを鑑賞。
アルゼンチンからの移民である作者で主演のFlorencia Iriondoの、自伝的ソロミュージカル。とても良かったです!
生演奏のギターとチェロもすごいハイクオリティで、ちゃんとラテン的な演奏でストーリーにぴったり寄り添い、素晴らしかったです。

インティメットな雰囲気

ついに神を拝みに・・・Peter Gabriel "i/o tour"

そしてHoustonまで、中学生の頃からの神様を拝みに行ってきました。

Peter Gabriel "i/o tour"
大きな円形のモニターが上部に。
二部では、上手から下手までインタラクティブなモニターで埋め尽くした演出もありました。

わざわざ観に行った甲斐のある、とても素晴らしいコンサートでした。
創成期からずっとビジュアルアートと音楽のコラボレーション方法を模索して来た彼なので、やはり今回も美しい手法がたくさんありました。
物語性もあり、非常に良い勉強になりました。

予想外の大感動「メニルコレクション」

Menil Collection
Rothko Chapel
メニル財団がマーク・ロスコに依頼して作った教会。
ここもやはり中は撮影禁止なのですが、宗教に拘らず祈る人のための場所だそうです。
中にはいかにもロスコらしい絵が14枚あって、天窓から光が入っていて心地良い空間でした。

そしてこちらは音楽ではありませんが、ヒューストンではメニルさんという大富豪の個人コレクションを集めたメニル美術館が、特筆すべき素晴らしいものでした。

完全無料なのですが、収蔵コレクションのセンスが大変すばらしく、展示方法も美しく、現代アーティストの支援を積極的に行っていて、さらにはスタッフが受付から警備から何から何まで一流コンシェルジュみたいな気品ある人たち揃いで、明らかに潤沢な資金で意欲的に活動している財団なんだなということがありありと伝わりました。

街の一画に複数の施設を設けているのですが、写真のように芝生でその周りを囲んで、芸術的な空間を作り出していました。
更にそこにピクニックしに来ているたくさんの人々がいて、とても美しい光景でした。

展示室は一切写真禁止。
でもいつでも何度でもどうぞ。無料です。
というポリシー。

団体運営、文化芸術の社会との関わり方として大変参考になるものを観ることができました。
ヒューストン、なかなか行く機会のない都市ですがぜひ一度。
大オススメです!

BTTF

「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ミュージカル」のピットへ

そして再びNYC。
Meastraで私のスーパーバイザーを務めてくれているJudyがホルンを演奏している、「バックトゥザフューチャー・ザ・ミュージカル」のピットに座らせてもらいました。
Key/コンダクターのスコア、Key2のスコア、両方シェアしてもらって、ヘッドフォンも用意してくれて大変ありがたい限り。
チームの皆さんが、とても温かく迎え入れてくれて嬉しかったです。

ブロードウェイのピットはステージの真下にありますので、上でダンスシーンが始まると恐ろしくドカドカ言ってました。びっくりするくらい。

Melissa Etheridge ソロミュージカル鑑賞

アンコールのみ撮影可、上手側の席より

そしてコンプチケットをもらって急遽、
Melissa Etheridgeという女性ロックシンガーの1人ミュージカル?"My Window on Broadway" を観に行きました。

不勉強で、このアーティストを全然知らない状態で行ったのですが、、、とても魅力的な人で歌も演奏も素晴らしく、冒頭でしっかり惹き込まれて最後までとても楽しく拝見しました。

しかし自分の半生を語るモノローグと、ギターとピアノの弾き語りだけで2時間半を飽きさせずに持っていくなんてなあ・・・。とつくづく驚愕。
近年、作品の形態はますます多様化していますね。興味深いです。

そんなわけで、NYCはすっかり寒いです。
Bryant Parkにはスケートリンクとクリスマスマーケットが出現。
私はあわてて帽子と手袋を買いに、激安店へ。
ではまた。

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