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夢が叶う過程と浅香唯。


なにかが存在することによって、自らの「言葉には表せない」どうしようもなさが、癒されたり、励まされたりすることがあります。

人によって、それが、家族だったり、先輩だったり、村上春樹であったり、ビートルズであったり、阪神タイガースであったり、ブルースリーだったり、ルパン三世だったりするわけですが、それは、タイミングだったり、生きていく過程での出会い方や、衝撃の度合い、その時の楽しさだったりと、様々だと思います。

僕達は、他者の「存在」により、生き方を充実させていくことが出来る。

浅香唯さんが、僕の子供の頃、一世を風靡していたあのときから、今も活動していることの凄さは、勿論あるけれど、それでも、僕の中で多くいるアーティストや、芸能タレントから、一つ飛びぬけた存在になっていることは、僕自身の人生と「リンク」したときがあったからであって、そのことは、とても貴重な時間だった気がします。

僕はそもそも、誰か特定の音楽を聴き続けるようなことはしてこなかったし、誰かのライブに行ったこともなかった。

それがたまたま、僕が一通り疲れ果てて、気落ちしている頃に、子供の頃から知っていた「浅香唯」が隣町でイベントゲストに来てミニライブをやるということで、見に行ったことが、ある種の「衝撃」でした。

※こちらの掌編小説集「往年のアイドル」参照。


その後、僕はライブを見に行ったりして、「純粋な楽しさ」を体感していくわけなのですが、CDを集めて、日々繰り返し聞いていくごとに、「曲」と日常がリンクしていき、またその日の心持ちによって、曲の染み込み方、聴こえ方が変化していくこと、また実際、耳にした曲が、それまで、どれだけの人を励ましてきたのかのエピソードを知っていくことなどの、「凝縮」を知り、意識して、感銘を受けていく。

世の中にはたくさんのアーティストがいて、またその人たちにも、それぞれエピソードや、僕の知らない素敵な曲も沢山あるのだろうけれど、今からそれを深堀りするほどの興味や出会いはなく、たまたま重なった「浅香唯」をとことん聴き尽くして、楽しもうと思うことが、僕に新たな音楽への視点や活力を生み出しています。また一人の女性が人生を「浅香唯」として生きてきた活動への敬意は知れば知っていくほど生まれていき、現時点でも現役として人前に出て、日々活動を更新することは、尊く、そしてとても面白い。
僕が日常を投げ出してしまいたくなるときにすら、別の視点を与えてくれる。

ふざけんな、もう知ったことか!なんて思った帰りに「Kiss of Fire」とか聴いてると、「まあ、許しちゃおう」なんて思ったり。

こんな夢の叶い方があります。

浅香唯さんがラジオ番組をやっていた昨年の、「ステッカー事変」


僕が「奥田庵」になったこと。
それは浅香唯さんのラジオにメッセージを投稿したことによって誕生したこと。
メッセージを読まれることによりペンネームを直筆で書いてもらえる、番組ステッカーを手に入れたいと思った、日々。

※note記事参照


最終的には、うちの妻が番組最終回に「奥田庵の妻」として番組ステッカーを手に入れるという、素晴らしい物語に発展。

これはこれでとても面白い日常を頂けたのだけれど、
「命名」の「奥田庵」としての象徴としては、当初の「夢」は叶っていなかったりするのかもしれないと思ってみたり。

ラジオ番組に、メッセージを投稿するというささやかな楽しみは「番組終了」とともに無くなってしまっていたのだけど、今年から毎週水曜日に「横浜ポップJ」で生放送が始まり、全く読まれないけれど、そのささやかな楽しみも復活。

そして、コロナの影響で、毎年行われていたライブが無観客の配信ライブになり、六月にそのライブが完全生産限定盤ブルーレイで発売されることが決定。

その特典として、「浅香唯があなたのお名前を直筆で名入れ!」メッセージ・カード(ペンネーム可)が!

想いよ届けと言わんばかりの、「奥田庵」と書かれた直筆メッセージカードが手に入る。一つの夢が叶うのだなぁと。

活動とリンクした、こんな楽しみ。


誰かに自らの人生を「依存」してしまってはいけない。
僕は僕の人生を歩まねばならない。
しかし誰かを「応援」することは、依存でも委ねることでもなく、能動的で、また、自らの人生に「充実」をもたらす。
幸せの連鎖であったりもするのだなぁと。

楽しいって素敵です。



※特典付き受付。第一次終了してます。

第2次受付期間:2021年5月10日(月) 0:00~6月21日(月) 23:59

ぜひぜひ。


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