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親知らずは抜かなきゃダメ?〜歯茎編

今日もお疲れ様です!

オクチノニオイ歯科衛生士、柳澤弘子です^ - ^

親知らずについて、引き続き書いていきます。

親知らずのトラブル…

実は最初は歯茎に出る事が多いです。

斜めに萌えて来ているの場合、磨きにくいので、7番目の歯の奥に少し出てきた親知らずの周りの歯茎の炎症に繋がります。

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磨きにくいから、歯垢が残る率が高くて気付いてない炎症…正に歯周病が起こります😵

若い世代の20代の人でもこの炎症は起きます。

親知らずを歯科用語で智歯と言い、その周りの急性炎症を智歯周囲炎(perico)と呼びます。

体調が良い時は慢性の炎症なので痛みは感じません。

先日の記事に書いた、肩が凝るような事をして疲れたりして免疫力が下がって、歯周病菌が勝つと歯茎が腫れて痛みが起きます。

ズキズキと歯茎が痛みます。

これが智歯周囲炎です。

めっちゃ辛いヤツです。

ズキズキする炎症が頭に近い所で起きるのでめっちゃ辛いのです。

キレイに磨けていたら炎症は起きないのですが、磨ききれない状態なのでコントロールが難しいのです。

以前、私も20代の頃にこの炎症が起こり、ズキズキと辛かったです。

歯の周りをキレイにして、抗生剤を飲んで3日くらい経過すると治まる…これを繰り返していました。

結果、抜歯しました✌️

智歯周囲炎を繰り返す方は多いです。

以前勤務していた歯科医院の患者さんNさん。

年末の忙しさで疲れた時に、親知らず周りが疼き出して、ヤバい‼️と思って急いで磨いたけど、腫れて痛いです😭と言われます。

この方の場合、ヤバい‼️と思ったその気持ちがチカラになってしまい、歯磨きの時に歯茎に傷をつけてしまい智歯周囲炎と共に歯茎に擦り傷(擦過傷)を作ってしまったのです。

こうなると痛みが合わせ技になってより辛そうでした。

年末の忙しいタイミングだったり、年末年始の歯科医院が休診のタイミングでよく腫れて辛い…となる事が多いので、やはり一度でも智歯周囲炎になった事がある方は、抜歯を検討されても良いのではないかと思います。

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