他人が職務や責務や責任を果たしてないと思ってイラつくときの対処法
【自分の物差しで相手を見るか、相手の立場に立って物事を見るか?】
これがすごく大切なことやと思います。
自分の正義や正しい=誰かの悪や間違い
を作り出す。
例えば…
僕たちは多く(介護福祉士養成校の)実習生さんを受け入れさせていただくことがあります。
当然ながら生徒さんが、職員思うように行動できなかったり実習生さんが教えてもらう側として聞く姿勢が足りないと感じることがあります。
さてそんな時受け入れ担当者としてどのように対処するのが良いことでしょうか?
先生を責める?生徒を責める?
僕はどちらをしても有益になりにくいと思っています。
先生の責務ができてない!先生はもっと生徒に対して教えないと!!
生徒も責任感がない!実習の態度がなってない!!
って責めて先生はまた僕に頼みたいと思うでしょうか?
生徒さんは僕に話を聞きたいと思うでしょうか?
そして自分は幸せになるでしょうか?
他者を責めると確かに『自分のが正しい』と自然に優越感が出て、いっときの満足は得られるかもしれません。
でもそれってまた同じ機会が来た時に同じことを繰り返すだけになると思うんです。
大切なのは
先生の立場に立った時、先生が何に対して困っているのか?
生徒はなぜそういった姿勢が足りないのか?
を先生や本人と『問題や課題を一緒に考える』ことやと思います。
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今ある問題や課題は『事実』としてある『だけ』だと思います。
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そんな問題や課題を他者に押し付けると、誰かを悪者にして自分は『いっときのヒーロー』になっているような錯覚に溺れるだけ。
そして同じような問題や課題が来たときにまた他者に押し付けて自分が『ヒーロー』『正義』になると、関わる誰かに『悪者』や『悪』を作ってしまうと思うのです。
自分でそうすると自分の周りの『悪者』や『悪』を自分で増やします。
自分の周りの悪い人を増やしてるのは『実は自分の思考』だったりする訳です。
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自分が『正しい』『正義』『ヒーロー』=誰かが『間違ってる』『悪』『悪者』
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になりやすい。
先生や生徒の視点に立ったとき、『正義』も『正しい』もなくなり=『悪者はいなくなり』問題や課題を解決するチームが出来上がります。
そうなると問題や課題を直視できるのでより強固なチームができ上がります。
〇〇やったらさー。〇〇の立場ならさー。
これを減らせるとチーム力が上がります。
実習生の受け入れをさせていただけるとこういった勉強にもなります。
誰かを否定することはとても簡単な解決方法なのですが、それを続けてると知らない間に自分の人生で敵を増やすことになっていきます。
これって事故解決の方法にも似てますね。
逆に問題、課題を解決しようとみんなで考えると違う価値観同士でも強固なチームになれます。
いつものYouTube↓(おくちゃんねるじゃないよ)
でも僕たちが生きてきた時代って『ええもん』対『わるもん』が多かったし『ヒーロー』対『敵』の構図が沢山ありました。
こういう教育を受けてきた僕達だからこそ、次の世代には更なる可能性を提示していけるといいのかなぁ…。なんて…
そしてヒーローになろうと行動してた自分がいたことも大切にしていきたいと思います。
いまも時々自分の中の正義やヒーローが現れますが…
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