社会人留学体験談③オーストラリア:メルボルンでのアルバイト生活について
こんにちは、社会人経験後、ワーキングホリデーを活用してオーストラリア留学したあゆみです。
留学の目的の主は語学勉強だと思いますが、学んだ英語力を活かして現地でアルバイトをしたいと多くの留学生が考えるのではないでしょうか。
特にワーキングホリデーを活用する場合、語学学校は4ヶ月間までしか通えません。そのため、学校卒業後は何をするのか、基本的には自由であり何をしてもいいのです。
アルバイトをすることで日本ではできない経験を得ながら、お金も稼ぐことができます。お金を稼ぐことができれば、生活する中での選択肢が広がって行きます。
仕事をして、お金を得るということは海外生活を充実させてくれるのです。
私は学校卒業後に日本食レストランでアルバイトをしました。学校だけでは経験できないこともあり、どんな仕事でも海外で働いてみたいと思ったからです。
では、オーストラリアでのアルバイトも実態も含めて、私の体験についてお話ししたいと思います。
漠然と海外留学を考えている方、ワーキングホリデーでのアルバイトはどのようなものなのか興味がある方に参考にしていただけると嬉しいです。
1.オーストラリアでのアルバイトの実態。
①雇用形態について
オーストラリアでの雇用形態として「フルタイム(Full-time)」「パートタイム(Part-time)」「カジュアル(Casual)」の3種類に分かれます。
「フルタイム(Full-time)」
正社員と呼ばれるものです。週38時間以上の勤務、有給休暇なども保証されています。
「パートタイム(Part-time)」
フルタイムよりも勤務時間は短くなります。1日の最低勤務時間は3時間です。働く時間数に応じて有給も得られます。
「カジュアル(Casual)」
勤務時間数の保証が全くありません。有給休暇もなく、雇用契約解除についても事前の連絡は必要ないため、急にクビになることもあります。
ワーキングホリデービザは、同一雇用主の元、最長6ヶ月までしか働けないこと、英語レベルも影響すると思いますが、カジュアル契約をしているワーキングホリデー者がほとんどでした。
②仕事の種類
私と同じようにワーキングホリデーでオーストラリアに渡豪し、語学学校卒業後にアルバイトを始める日本人は日本食レストランでホール、キッチンスタッフとして働く人が多かったです。
他にも、シェフ、クリーナー、ベビーシッター、農作業などがあります。
オーストラリアではファームでの作業(果物を収穫したりする農作業)など指定されている職種に3ヵ月従事することで、セカンド・ワーキングホリデービザを取得することができます。セカンドの取得希望がある人は卒業後すぐにファームへいくこともあります。
③探し方
働きたいと思う職場へレジュメ(履歴書)を持って行く。そこから面接したければ雇主から連絡が来るのを待ちます。
求人サイトで検索する。メルボルンではDENGON NET やGO豪メルボルンなどで募集している仕事の中から選び、連絡をとる。
④アルバイトに必要なもの(これがあれば仕事につきやすい)
・アルバイト経験
・信用(コネ)
・英語力
・アルバイト経験
海外でのアルバイト経験を持っていることです。私の印象ですが、オーストラリアでは経験が評価されると感じています。その人がどれだけすぐに即戦力として使えるかです。
日本食レストランで働くなら不要かと思いますが、もしローカルの仕事をしたいと思っている場合、英語力と併用して経験があるから雇用されていると感じる場面はあります。
英語力があっても何十件も断れらている友人がいるかと思えば、一発でローカルのレストランで働く友人もいるのです。
・信用(コネ)
友人を通しての紹介だと仕事が決まりやすかったりします。
また、仕事を掛け持ちしていた職場の同僚の場合、そこで働いているならうちでも働いてと言われたそう。こうしてスムーズにアルバイトが決まることもあります。
・英語力
Intermediate以上は最低必要とよく見ますが、仕事を選ばないのであれば英語力が低くてもつけます。それはキッチンスタッフであったり、農作業であったり会話を多く必要としない場合です。
ローカルならもっとレベルが必要になると思いますが、必ずしも英語の能力が高いからと行ってローカルで仕事が見つかるとは限りません。
これらが実際に私や私の周りの経験したことも含めたアルバイトについての大まかな情報になります。
ここから実際に私がしていたアルバイトについて、経験してよかったことをお話ししていきます。
2.私のアルバイトの体験談。
「日本食レストランで働く経緯」
私は学校卒業してからアルバイトを探し始め、求人サイトのDENGON NETで日本食レストランへ連絡を送りました。レジュメ配ることはしなかったです。
マネージャーから連絡が来て面接をしました。飲食でのアルバイト経験もなく、私の英語力はPre-Intermediateクラスで数週間勉強したのが最後。そんな状態でしたが、今までのスタッフで看護師経験者は継続してくれるスタッフが多かったからという理由で働くことになりました。
「どんな仕事をしたのか」
キッチンスタッフがメインでホールの仕事も後半するようになりました。朝に出勤して料理の仕込みから、揚げ物したり、洗い物したり、開店の準備をしました。
「働いてみてよかったこと」
・仕事に関係する英語が身についてこと
正直、日本食レストランでは多くの場合スタッフが日本人だけというところもあります。私の職場もそうだったので、スタッフ同士で英語で会話することはありませんでした。
しかし、お客さんは外国人の方が多かったので、注文の説明をするのは英語になります。接客の説明方法は現場で使っている言葉を真似たり、教えてもらったりしていました。
学校では友達との会話や教科書を使った英語内容になりますが、ここでは飲食に関連した言葉がメインになります。アルバイト先ではそれぞれの仕事に応じた英語での対応について学ぶことができます。
またスタッフとのやりとりは日本語なので、仕事内容について理解できないから辛いということがなかったし、英語でどのように説明するのか質問もしやすかったです。
・友好関係が広がったこと
それまでの私は、ホームステイ、シェアハウス、学校での友人関係しかありませんでした。
アルバイトを始めてからは、職場の人とバーベキューをしたり、ナイトマーケットなどのイベントに行ったりと遊ぶ時間は楽しいかったです。
スタッフは、高校卒業したばかりの子から色々な仕事を経験した社会人までメンバーは幅広かったです。
また、セカンドビザ取得者もいたので、オーストラリアで今まで何を経験したのか、どこに住んでいたのかなど話を聞くことができ、私にとってオーストラリアを知ることができ、また色々な情報を得ることができるのため、生活に役立てることもできました。
・お金を得られて生活に余裕が出たこと
日々生活している中でお金は消費していきます。もちろん貯蓄してから留学に来ているわけですが、それでも何もお金を得ないで生活を送ることに焦りを感じていました。
しかし、アルバイトをすることで、給料が発生し、それを生活費や娯楽費に使うことができるようになると心に余裕が生まれます。お金があることで楽しいことをしようとなるわけです。
3.アルバイトが良い経験となる一番な理由。
私や私の周りのワーキングホリデーで渡豪した人たちはみんなアルバイトをしていました。それはそれぞれにとってアルバイトから得られる経験があるからだと思います。
しかし、自分が持つ時間をどう活用するかは自由だと思います。その時間で、オーストラリア中を観光したり、色々な場所に移り住んだり、他にも有意義な過ごし方はたくさんあるのは間違いありません。
実際に私もアルバイトをしながら休みを作ってオーストラリア中を旅行できたことはよかったと思います。しかし、それはお金がなければ楽しむことはできませんし、仕事をすることから得られるものがあると思ったので仕事は続けて行っていました。
お金を得ることということを併行して行った方がより有意義な生活を送れると思います。
4.まとめ
海外生活中では様々な体験をすることで刺激を受けると思います。その中の一つとして、私はアルバイト=何か働いて収入を得る ということをすることをオススメします。
学校を卒業してから、何を選択するのも全て自分で決定していくのです。私は海外で仕事というものをしてみたいと思っていました。結果、日本食レストランでのアルバイトを経験ができました。
実際に外国人のお客さんと接しながら、英語も学びながら働くことができましたし、色んな経験のある人たちと一緒に働きながら、交友関係を広げることができました。そして、これらは、私の生活をより楽しいものにしてくれたと思っています。
だから、特にワーキングホリデーで渡豪した人たちは、まずはアルバイトをしてみてください。海外生活がまた違う目線で見ることができるはずです。
お話を読んで頂きありがとうございました。
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