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ナースの経験談⑦:国家試験合格のためには重要!?メンタル安定と受験勉強法について


こんにちは、あゆみです。今回は「国家試験を合格するためのキーポイントは学習方法とメンタルのコントロールにある」というお話です。


まずお伝えしたのは、看護師の国家試験は受験者を落とすための試験ではない、ということです。なぜなら通年の合格率は約90%であり、国家試験の中でも高い値です。

しかし、年に一回の試験であり、他の受験者と共に受験するので、1人だけ不合格になることのプレッシャーは大きいのではないでしょうか。

試験を乗り越えるためには、しっかりと三年間の学びを反復学習すること、試験勉強のストレスをうまく発散させ、メンタルを安定させることが大切だと思います。

実際に、私が試験前に行なっていた勉強方法やメンタルを安定させるために行なっていたことについてお話しして行きます。

ナースの経験談⑦ (6)

1、看護師国家試験とはどんなもの?


看護師国家試験は毎年2月中旬の開催されます。

問題は必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題60問の合計240問で構成されています。

必修問題のボーダーラインは80%以上となっており、必修問題のボーダーラインをクリアしなければ、他の問題で高得点を取ったとしても不合格となります。

一般問題と状況設定問題は近年の正解率は約65〜70%ですが、毎年合格ラインは変動します。

ここで抱える問題点は必修問題を落としてしまったらという不安と出題範囲が広いという点にあります。しかし、看護師になるための基礎知識の確認のための試験であり、日々の授業や実習などで学んだ知識を覚えておくことが合格に繋がります。


2、私がやっていた勉強方法の紹介

ナースの経験談⑦ (1)

ここでは私が実際に行なっていた勉強方法4つについてお話しして行きます。

・過去問を繰り返し解く
・看護師国家試験に特化した講師の授業に参加する  引用する
・参考書は1冊、これを繰り返しやる
・時にはみんなと時には1人で勉強する

 ・過去問を繰り返し解く

できるだけ過去問を繰り返し解くことで傾向をつかむようにすることです。

そのため、できれば過去5年分を解くようにすると良いと思います。解いていくと傾向の似た問題が出題していることもありますし、何回か解いておくことで、試験を解くことになれることができます。

試験に慣れておくことで、メンタルを落ち着かせて試験に臨む準備ができると思います。

 ・看護師国家試験に特化した講師の授業に参加する

ナースの経験談⑦ (2)

対策セミナーが開催されいるので参加することもオススメです。受験を熟知している講師が対策について教えてくれるの参考になると思います。


私も参加しましたが、授業を受けているときはわかったつもりでも結局忘れたり、理解不足だったりするので、結局は学んだことを自分の時間で復習して身につける必要があると思います。


 ・参考書は1冊、これを繰り返しやる

様々な参考書が出版されていますが、参考書は一つでいいと思います。自分がこれが読みやすいというものを選んでひたすらその内容を頭に入れることです。

試験は範囲が広いため、深く狭くよりも、浅く広くを意識して記憶するようにすると良いです。

それに一冊をひたすら使って、それがどんどん使い古されていくと自分は勉強しているんだというメンタルの安心感につながると思います。


 ・時にはみんなと時には1人で勉強する

ナースの経験談⑦ (3)

国家試験は、受験する生徒はみんな仲間です。なので、試験勉強しているときにわからないことがあったら他の受験生に聞くのが手っ取り早いのでみんなで勉強する時間を設けるといいと思います。

また、受験を不安に感じたら、他の受験生と会うことで不安感を和らげることができます。

しかし、私の場合ですが、一緒に勉強しすぎると集中できなかったり、自分が知らなくて相手が知っていると不安に感じることもあったので、そう感じる人は1人で学習する時間を持つこともお勧めします。


3、メンタルを強く持つことの大切さ

上記で紹介した勉強法でも度々触れましたが、私が取り入れた勉強方法は全てに共通して当日の試験で如何にメンタルを安定させて受験できるかに重点を置いています。

試験当日になるべく心を落ち着かせて、平常心を保ち試験に望めるかが合否に大きく影響します。

ここからは私が実際に受験生だった頃の体験談を紹介します。

ナースの経験談⑦ (4)

 ・メンタルがガタガタだった私の実体験

学校の実習が終わると試験勉強一色になります。私の場合は、「私だけ試験に不合格になったらどうしよう」「一年間もまた受験勉強の日々になったらどうしよう」「必須問題が合格できなかったらどうしよう」「勉強しても覚えられないどうしよう」というプレッシャーを強く感じていました。姉も看護師なのですが、もちろん1回で合格しているわけで、家族が試験に落ちるなんで考えていなかったと思います。

 ・私がどうやってプレッシャーを克服したか。

勉強方法でも紹介しましたが、私はとにかく試験当日で精神面の安定を図る為の方法をいくつも取り入れていました。

一つ目は、参考書や過去問をとにかく何回も頭に入れることです。繰り返し勉強しているんだということを自分自身に教え込むことでメンタルを安定させてくれます。

二つ目は、ときには受験生同士で勉強することです。私は、1人で勉強時間が長いと勉強することがストレスになっていました。

ときには受験する友達と問題の出し合いをしたり、わからないことを共有することで1人の勉強では得られなかった知識を得ることができます。

また、頑張っている友達を見ていると焦る気持ちも感じますが、自分も頑張ろうというモチベーションを持つことができます。

三つ目は、どうしてもストレスが溜まって辛いと感じたときは、誰かに話を聞いてもらうことです。試験直前に勉強しても頭に入らないという時期があったのですが、そんな時私は、友達や彼氏と話をすることで気持ちをリフレッシュさせることができました。

モチベーションが高ければ勉強に身が入って取り組むことができます。しかし、勉強のストレスが溜まってくるとメンタルが不安定になって来るので、どれだけメンタルを安定した状態で試験に気持ちを持っていけるかが大事だと思います。

4、自分にあった対策を見つけよう

ナースの経験談⑦ (5)

私が実際に実践した勉強方法やメンタルを安定させる方法についてお話ししましたが、他にも試験を乗り越えるための勉強方法はあると思います。必ずしも私の方法だけではないですが、人それぞれに合った勉強方法は必ずあると思っています。

例えば、私も実際は対策セミナーに参加して、対策テキストや参考書も何冊か買ってみましたが、結局は1冊をやり遂げた方が良いということにたどり着きました。

色々な方法を試して自分にあった勉強方法を見つけることが合格への近道だと思います。


まとめ

ナース経験①


試験勉強方法は世の中にいくつもあって、「自分にあった方法を見つけること」そして「最終的に落ち着いた気持ちで試験に望めること」が何より大事なことだと私は考えます。

 
・過去問を繰り返し解くことで、試験の形式になれる
・看護師国家試験に特化した講師の授業に参加することで、試験のポイントを把握する 
・参考書は1冊、これを繰り返しやることで、自分自身が勉強をしているのだと感じさせる
・時にはみんなと勉強することで知識を共有し、モチベーションをお互いで高める

これらの方法で私は、国家試験に臨むために勉強し、気持ちを保ちながら試験勉強に取り組むことができました。

次回の国家試験はまで約9ヶ月あります。現在は病院の実習もままならなかったり、今のコロナ化での社会生活で勉強とは違うストレスをうけている受験生が沢山いると思います。

1人でも多くの受験生が来年、試験を合格してそれぞれの現場で看護師として働けるようになってほしいと思っています。

受験勉強方法が自分の中にはっきりと浮かばない方は私の実践した方法を試していただければ幸いです。


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