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社会人留学④オーストラリア生活で感じた便利、不便な所とは


こんにちは、社会人経験後、ワーキングホリデーを活用してオーストラリア留学したあゆみです。

海外での生活についてどのような印象を持っていますか?

日本で生活していると、基本的にはなんでも揃っていて私たちは生活のほとんどに不自由を感じてることはないと思います。

世界で最もすみやすい都市トップ10に東京と大阪は入っており、世界的に見ても日本は住みやすいと評価されています。

私がワーキングホリデーで選んだオーストラリアのメルボルンもまた、住みやすい都市の上位に位置していますが、渡豪する前は、生活する上で色々な不便な点があるのだろうと考えていました。

実際に生活すると確かに不便な部分もありますが、日本にはない便利で良い部分も知ることが出来ました。

留学する前から日本の生活と異なる点を理解することは海外生活に順応しやすくなると思います。

そんな良し悪しを素直に受け入れることで生活上のストレスを減らし、快適に過ごすことができるのではないでしょうか。

今回は私が感じた便利、不便な点にについてお話ししていきたいと思います。

これからワーキングホリデーを使ってオーストラリアへ行かれる方、海外の生活に興味がある方に参考にしていただけると嬉しいです。


 1.オーストラリア生活の便利なところ。


 ・クレジット社会である

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オーストラリアではクレジットでの決済が主流となっているため、現金を持ち歩かなくてもほとんどのショップで買い物をすることが可能です。

そのため、支払いはスムーズですし、現金でのトラブルとして、金額があっていないことがある、金貨に慣れるまですぐに金額の計算ができないなどがありますが、これらを防げます。

私は渡豪の当初は、英語が聞き取れず、計算をするのもすぐに出来なかったので買い物をするのもクレジット決済であれば最小限のやりとりで済むため助かりました。



また、主要銀行が4種類あり、同一の銀行口座があれば、友人同士のお金のやりとりも小数点までアプリ内で送金できるため割り勘や家賃の支払いをするときは大変便利でした。

紙の通帳はないため、全てアプリを活用してお金の管理を行うため、管理はしやすかったです。

日本はオリンピックの影響もあり、クレジットやアプリ決済が多くなって来ましたが、まだまだ現金社会の面が強い感じています。

この点では、クレジット、WEB上での支払いができるため、とても便利だと思います。

 ・Uberの活用

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オーストラリアではタクシーの値段が高く、車内も清潔とは言えないものもあります。そのため、多くの人が移動する際にUberを活用しています。

これは一般市民が自身の車を活用して、人を移送するもので、タクシーに似た役割をします。
ユーザーはアプリ内で登録するとどれくらいの時間で、どのような人物(ドライバー)が迎えに来るのかわかる仕組みになっています。

そのドライバーは、星の数により良いドライバーと評価されているのがわかるようになっています。

料金はタクシーに比べて安いですし、車内も綺麗です。ユーザーによってドライバーは評価されているので対応の丁寧な方が多い印象です。 

終電後や旅行先で移動をしたい時などに使用することが多く、公共交通機関が使用できない、使うと時間がかかる時など活用するには便利です。



 ・加工されていない食材は安い

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スーパーで売られている野菜や果物、肉類などは日本に比べると単価が安くなっています。

特に果物や野菜は種類も豊富ですし、アジアで流通している野菜も見つけることができるため買い物には困りません。

オーストラリアではベリーがよく栽培されているので、ストロベリーやブルーベリーは日本より安く購入できます。

そのため、自炊を中心とした食事を心がけると食費コストは日本での生活よりも抑えることができます。

また、マーケットへ行くと商品の品質が下がるため、値段はさらに値下がりした商品を購入することが出来ます。




 ・携帯使用料金が安い

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携帯の使用料金が平均的に日本の平均的な料金よりも半額以下であることです。最近では日本も使用料金を引き下げていますが、WEB契約限定などの制限が課せられています。

しかしオーストラリアでは安い値段でショップで話を聞きながら契約をすることができます。


2.オーストラリア生活の不便なところ。体験談


・冷暖房費が高い

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一番生活していて不便を感じたことは、冷暖房の使用料金が高いために自由に使用できなかったことでした。

私が滞在していたメルボルンは四季がはっきりとあり、他の地域に比べて冬は寒いです。

そのため、使用する頻度が自然と多くなるのですが、私が滞在したホームステイの家では夜から朝までは暖房が切られてました。寒いと思っても使用できないため、冬の生活はすごく寒かったです。これはどこのホームステイ先でもよくある話です。

逆に夏は家の中は比較的涼しく、過ごしやすいので冷房を日本のように毎日かけてということはなく過ごすことができます。

しかし、光熱費が基本的に高い傾向にあるため、冷房の使用も日本ほど自由に行うことはできませんでした。

 ・水は大切に

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オーストラリアでは地域にもよりますが、水道代が日本より高いため、節水を心がける必要があります。

そのため、日本と比較しても、オーストラリアでの洗濯回数はとても少ないです。家族暮らしであれば毎日洗濯をすることは当たり前かもしれませんが、まず毎日行うことはありません。

私は、ホームステイ先では週に一回の洗濯が約束されていましたし、シェアハウスのときは基本水道代は家賃に含まれていますが、週に二回までの決まりがありました。シェアハウスによっては洗濯をする回数に制限がないところもあります。

 ・交通機関について

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バスや電車など交通機関はほとんど時間通りに運行していません。

日本の交通機関は時間を厳守して動いています。この感覚で行くと、電車が来ないということはよくあることです。そのため、バスや電車が運行している状況をリアルタイムで確認できるアプリがあります。

交通機関・トラムのアプリ「tram tracker トラムトラッカー」とバスや電車も含めて公共交通機関のアプリ情報が確認できる「PTV」です。

これらのアプリを使用することで主要な公共交通機関の時刻表がリアルタイムでわかるのでメルボルンでの生活には欠かせないアプリになります。

オーストラリアで暮らしていると日本の交通機関がいかに正確に運行しているのか感動します。

決められている時間にくるのですから、いつでもアプリを使って遅れているかどうかなど心配する必要はなく正確に目的地へ移動できるのです。

・加工されている食品が少ない

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スーパーなどには惣菜や弁当がほとんどなく、あっても値段が高額になっていることです。

日本でのスーパーでは惣菜や弁当はかなりのスペースに陳列されており、その種類も豊富です。

しかし、オーストラリアでは惣菜など加工されている食品はあまり見かけない、もしくはあっても値段は高めであるため、手軽に日本のように買うことがスーパーではできません。

またコンビニに至っては、日本店舗のような商品の数は充実しておらず、サンドイッチやパンなどの軽食は置いてありますが、惣菜などは置いていません。

そのため、日本のコンビニとは異なっていると言えます。私はコンビニへは飲み物を買う程度でしか使用しませんでした。

3.オーストラリアの生活を理解することが大切

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実際にオーストラリアでの生活を経験して感じた便利な点、不便な点をあげてみると日本との違いが多くあることがわかります。

日本に慣れた私たちはどうしても日本の方が住みやすいと感じるかもしれません。交通機関などの正確性や惣菜などの加工品の充実、光熱費の安さなど生活に関連した面では日本の方が便利と言えるでしょう。

しかし、オーストラリアには日本にない良さ、便利な部分も確かにあります。

両国の違いを素直に受け入れて、その文化や生活様式を理解することで、オーストラリアは決して住みにくい国ではないと私は思います。


4.まとめ

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今回はオーストラリアでの生活に関係する知っているとよい便利な所、不便な所についてお話しました。

便利な所は、クレジットによる簡単な支払いが可能であり、Uberの活用、スーパーでの加工されていない食品が安価であることや携帯電話の使用料金が低コストであるということです。

これらを知っておくことで、海外生活で快適に過ごすことが出来たり、生活費を抑えることが出来ます。

不便な所は、光熱費や水道代などが高く、使用を制限されてしまうという不自由さが生じてしまうこと、交通機関の遅延はよくあることで時間に正確ではない所やスーパーやコンビニの商品については、種類は多くなく安価ではないということです。

日本との違いに大きなギャップを感してしまう面もあり、ストレスに感じてしまうかもしれません。

しかし、これらの便利、不便な点を知っておくだけでも、生活を送る上でとても役に立つのではないでしょうか。

良い、悪い面はありますが、それも含めて活用して行くことで海外生活が過ごしやすいものになると思います。


読んで頂き、ありがとうございました。

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