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見あげている一等星は、はるか遠くにいる誰かのロケットエンジンの炎かもしれない。

とりあえず導入

どうも、大藏です。とりあえず導入です。
今日は「目標」についてです。
皆さん、「目標」ありますか?
「ある!」という人もいれば、「ないから見つけたい…」とかそういう人もいると思います。なので今日は、そもそも「目標」とはなんなのか。を、偉そうに語ってみようかと思います。
というのも、最近気付いたことがありまして…。

僕は最近、新入社員の面接を任されたりしています。5年前は受ける側だった面接を今では他人にする側という…「いつの間に」と思います。
それだけ時間が経ってしまったんだなぁと。
自分はちゃんと成長できているのだろうか、あの頃なりたかった自分になれているのかと、不安になりました。

気付いたこと

さて、気付いたことなんですが、
「僕は実は、あの頃なりたかった自分になれていた」です。
皆さんの「は?」が聞こえてきます。はい。前段で不安がっていることを次のチャプターの2行目で否定してしまっています。物書きなら失業しかねない。サラリーマンでよかった。

まぁまぁ。ちょっと解説を。

大学生に聞く質問で「5年後の自分はどうなっていますか?」というものがあります。ふと、そういや自分が面接を受けた時はなんて言ったかなと思いました。・・・。

5年前の大藏
「・・・はい!5年後は、後輩もできていると思うので、そういった後輩に慕われ、上司にも信頼されるような人間になりたいです!」

こうやって書くと恥ずかしいですね。

さて、後輩に慕われているかどうかはさておき…(そこを肯定すると色々こじれてくるので。)上司には、新入社員の面接を任せていただいています。これはまぁ少なからず信頼されたと言っても良いかなぁと。それと、後輩から言われたことがあります。

「大藏さんのようになれ、と言われました」

その時は、ありがたいなぁと思って聞いていたんですが、上記の5年前の面接で自分が話したことその言葉がリンクした瞬間に脳のシナプスが音を立てて「ぷるっ」と震えました。いや、「ビリッ」っと刺激を伝えた。かな?

とにかく、自分の中で、何かを悟った瞬間でした。
「5年前に宣言したことが実現している。」
普段使用しない脳の変な分野がずっとボーッと熱を持っている感じでした。「僕はなりたかった自分になれたんだ…よかった…」
と安心しているのもつかの間、シナプスが震えます。ぷるっ。

脳みそくん「でも僕は今、なりたい自分ではないよ?」

うおおお!!!脳内ジレンマやばい!!!早く解決してくれ!!!
きっと僕の脳みそくんはそんな感じで普段の200%くらい血中酸素を使ってたと思います。贅沢に。

はい。まぁ締めに入りますか。


締め

結論としては、僕が5年前に目標としていた自分は、「本当になりたい自分」ではありませんでした。それは「本当になりたい自分」がわからなかった自分が置いた目印にしか過ぎず、もっとひどい言い方をすれば、単にカラーコーンだったわけです。

5年仕事をした今、僕は会社からしたら後輩たちに向かっていってほしい「カラーコーン」に立ったに過ぎないのです。
そしてその僕は今、空に輝く「一等星」を羨望しています。
ああなりたい、あそこまで行きたい、と。それはもはや「目標」ではなく「目的」です。

さてでは、今日の答え合わせです
「本当になりたい自分」というのは
、実は「目的」とほぼ同義。
「目標」ではありません。「目的」です。
〇〇したい。とかの「目的」です。
人は自分の「〇〇したい。」のために「本当になりたい自分」になるのです。

しかし、そう思って僕が目的としているあの一等星も、実はもっと先にある「宇宙の果て」を目指している誰かが乗ったロケットの炎に過ぎないのかもしれない。
でも、カラーコーンのポジションでジャンプしても大気圏突破してその場所に行くことなんてできないから、とりあえずはまた目標-ロケット発射台-を設定して、そこまで目指して進んで行くことが、人生には大切なのではないでしょうか。

いきなり「一等星」にはなれないから、そこに行くまでにいくつもの「目標」をクリアして行く必要があるなぁと思います。

もし今これを読んでいるあなたが、目標がなくて困っているという人だったら、目標よりもまずは目的を考えてみてください。
自分は一体何をしたいのか。そしてその願望を叶えるためには何をすればいいのか。まず自分と向き合い、脳みそをぷるっとさせてみてください。

目的が見つかれば、自然と目標は見えてきますよ。


あとがき

もし「宇宙の果て」まで到達したとしたら、次はどうなるんでしょうかね。
僕は「宇宙の果てに到達した人」はきっと、自分のやりたいことをやれている人なのかなぁと思います。
目的を達成できている人。とでも言いましょうか。やりたいことをやれている人。そうなるときっと各人が持つ目的の大きさによって、宇宙の大きさは変わってくるのですかね。

でも職業に貴賎なしっていうしなぁ…。










あ、でもやっぱりきっと宇宙は一個だな。













カラーコーンが目的の人もいるかもしれんし。




おわり





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