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リスクとは何か?起業の教授が熱弁する起業のリスク

こんにちは、Kentaroです。

本日、"Entrepreneurial Finance and Venture Capital"(Matthew Rhodes-Kropf教授)の第一回の授業を受けて、心にしみる熱弁がありました。

それは、我々ビジネスパーソンにとって、「起業するリスクとは何か」という話。

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(上記の図は、教授が実際に用いた図です。分かりやすいように単純化されているものです。)

- 世の中には約80億人の人間がいます。
- そのうち、約10億人は1日2ドル以下の超貧困層です。コイツラはもう話にならないほどしんどい。
- また、約30億人は1日8ドル以下で暮らしている。コイツラも話にならないほどしんどい。
- そして約20億人は、1日32ドル以下で暮らしている。これもまぁ先進国の僕らにはしんどいよね。
- そして我々は、一番右の10億人に含まれる。世界で見ると超裕福。

その中で、金銭的なリスクは、このボーダーを超える事。
そして、仮にスタートアップを起業したとしても、このボーダーを超えて戻ってこれないということはないだろう。

そして、下の図を見てほしい。僕らが、起業して給料が下がること、キャリアチェンジすることによって給料が上がること、なんてのは、この図の一番右の端っこの話。要は、世界と比較したらもう本当にどうでもいい取るに足らない事なのだよ。こんなものは、リスクとは呼ばない。

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じゃあ本当のリスクって何?と聞かれたら僕はこう答える。
"Risk of spending a boring life"(訳:つまらない人生を送るリスク)だ。

誰かの金で会社を作ることなんてリスクでもなんでもない。
したがって、起業は重く考えるな。とにかくやれば良い。
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こういう教育を、実際にものすごい実績を残した教授からもの凄く熱のこもった言葉で受けることが出来るのがMBAの良いところ。自分にも無限大の可能性があるということを再認識できる。
あの教室にいた何人が将来起業家になって世の中にインパクトを残していくのが楽しみですね。俺もがんばります。

- Kentaro


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