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OKRは多くのメンバーを動機づける

OKRという手法が最近注目を集めつつあります。そのため、書店や書籍、web記事などで既に一度位は目にされているのではないでしょうか。しかし、OKRに対して「なんだかよくわからない」「目標未達でも許容するしくみだと聞いたけど…」といったイメージを持たれている方も多いようです。 そのため、この連載ではOKRについて解説をします。

OKRには様々な特徴がありますが、今日は「OKRは多くのメンバーを動機づけることができる」ということを後紹介します。
OKRは Objectives(目標)とKey Results(主要な結果)の頭文字を取ったものです。OKRでは、組織の共通の目的を合意・言語化し、「目標が達成された」かどうかを判断するための指標を合わせて設定します。例えば、J1リーグ所属のサッカーチームの場合、「100年続くチームになる為に、財務を健全化する」というObjective(目標)を作ったとしたら、「リーグ優勝する」「ホームゲームチケット販売90%の達成」「スポンサー収入10億円」というのがKR(主要な結果)となるわけです。
これが何故多くの人を動機づけられるかというと、大義名分による動機付けと、明確なゴール設定による動機付けの2つが同時に実現出来るからです。「当社事業存続のためには業績向上が必要だ」という認識を持てないまま、上司から「この製品を年間3000万円売れ」と言われても、やる気は出づらいと思います。人間は意味の判らないものに真剣に取り組むことは出来ないからです。 一方で、「当社事業は社会貢献に繋がるから、とにかくたくさん売上を上げよう!」と言われても、それはそれでやる気を保ちづらいものです。人間は明確なゴールが無ければやる気が保てないからです。
このように、OKRは「定性的な目標」と「定量的な目標」を合わせて設定するため、定性的な目標に意欲を持ちやすい人・定量的な目標に意欲を感じやすい人の双方を動機づけられるわけです。


さいごに

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セレクションアンドバリエーションシニアコンサルタント・中小企業診断士
山本遼