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OKRは報連相だ

OKRは報連相である。

OKRには様々な特徴やメリットがありますが、最も端的に表すならこの表現になるかもしれません。
なぜOKRが組織の報連相を活発化させるのか? それについてお話しする前に、報連相が組織で行なわれづらい理由について整理したいと思います。

企業で報連相が行なわれない理由

報連相が行なわれない理由として、以下のものが挙げられます。

・報連相の大切さが伝わっていない
・報連相をすべき基準が判らない
・報連相の機会を作りづらい
・上司がほったらかしにしている
・報連相しなかったところで困る対象が限定的な状況である
・報連相すると叱責が主であり、褒められることは稀

どれか一つぐらいは身に覚えがあるのではないでしょうか。 しかし企業で行なわれる対策は「報連相は大事だよ」ということを口を酸っぱくして言うのが殆どです。最たるものは新入社員研修ですよね。しかし、一番上の「報連相の大切さを説く」という要因に対してしかリーチ出来ていないわけです。

何故OKRで報連相が活発化出来るのか

 OKRを導入した組織では、月曜日の朝イチにミーティングを行ないます。ミーティングでは「目標に向けて今週何をするべきか」を明確にします。そして、必要なタスク毎に担当を決めていきます。週の業務開始時に行動計画と担当者を明確にすることによって、各人のタスクが明確となり、コミットが行なわれます。明確な行動目標がメンバーの間で共有されると、進捗をうやむやにすることは出来ません。それが、全員の目標に基づいた行動計画なら尚更です。
 OKRを導入した組織では、金曜日の終業前にもミーティングを行ないます。このミーティングではその週の進捗の確認を行ないます。普通の進捗確認と異なるのは「成果に対してチーム全員で賞賛を行なう」という点です。些細であってもメンバーの成果を賞賛し合うことで「金曜日のミーティングで賞賛されたい」という意欲をかき立て、成果創出と報連相の促進を実現するわけです。

さいごに

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セレクションアンドバリエーションシニアコンサルタント・中小企業診断士
山本遼