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朝活129日目*娘のうまれたひ。

2012年2月4日。


それが、私の娘の予定日でした。春の訪れとともにこの世に誕生するなんていいじゃない!

しかし、待てど暮らせど、その予兆はありません。その間に妊娠検診に行きました。

「1週間経ってもこなければ、促進剤を入れましょう」

1週間後は、土曜日。土日をはさんでいるので、明けて月曜日に促進剤を入れることになるとのこと。

それだけは避けたいな~。

ひとまず、何とか自力でやってこないもんかと、歩いてみます。母からは「雑巾がけでもしなさい」と言われました。出産を促すというツボを押したり、お灸をしてみたり、いろいろしました。

その甲斐あってなのか、どうかはわかりません。2月10日の朝、「おしるし」と言われるものがありました。じんわりとした痛みがなんとなくあるような、ないような。

痛みの間隔が10分になったら病院へ連絡、と言われていたため、それを待ちます。朝ご飯を食べ、昼ご飯を食べ、おやつも食べて、昼寝して「その時」を待ちます。


夜ご飯ももうすぐという時にその感覚が12分とか11分とかになりました。

ちなみに私は、里帰り出産をしております。そのため実家におりました。痛みは「たぶん痛い」という感覚だったので、痛みが出たような気がするたびに母に報告しました。


あまりにもしつこかったのでしょう。


「うるさいわね~、なるようになるわよ!」とだいぶさっぱりしている母。

「確かになるようになるだけど、初めてなんだから言っといたほうがいいでしょう!」と私。

夕飯前に痛みの間隔が12分とか11分になったので、また報告。母のアドバイスのもと、お風呂にもしっかり入って準備して、夕飯をたらふく食べました。


いよいよ10分になったので、さっそく病院に連絡しすぐに来るように言われました。

その日、父は外出。私も母も免許を持っていないので、タクシーにて病院に向かいました。

多少、興奮状態だった私は、車内でおしゃべりが止まりません。その道中でみた月の大きかったこと。満月でした。出産は、満月の時が多いって本当なのね!と感激。


病院に着いても、痛みは余裕でした。陣痛ってこんなもんか。


子宮口もそんなに開いてないと言われたので、長丁場を母にいさせるわけにはいかない気がしたので、自宅に帰ってもらうことにしました。

横になりつつ、仕事中の夫に連絡。休憩時間中だったのか、すぐに返信がありました。


電話したんだっけ?

その辺の記憶があいまいですが、フェムテックという陣痛の状況、子宮の様子を確認するデータなどを送ってみました。

痛くなりだす少し前に針が動いて、線が波打つのを見て興奮、その気持ちをぶつけたと思います。

さて、夫とのやり取りも終わり、横になりました。携帯をいじりながら、時々痛くなるおなかと股関節。突如やってくる眠気。

その痛みが、尋常じゃなくなったのはいつだったでしょう。

痛みというよりも「出したい!でも出しちゃだめだ!」のはざまのあの間隔が襲います。


ナースコールボタンを押しっぱなし。数回に1回くる看護師さんに、絶妙な部分をテニスボール的なもので押してもらうと痛みが和らぎます。

痛みが来る、泣く、記憶が飛ぶ、また痛みに襲われる。


それを繰り返していると病室が明るくなってきました。どうやら朝を迎えたようです。ピークを達したのかどうか・・・。


誰もいない(カーテンの向こう側には、ほかの妊婦さん家族がいるようです。)病室のベッドで、私はおなかに力をいれてしまいました。


いえ、私の意思ではなくて、その感覚は「気づいたら体が勝手に」な状態。

背中に感じる生暖かさ。

破水してしまった!!破水をしては、だめなんだ!!しまったーーーー!!!

冷静さを失い、判断ができません。

するとちょうどいいタイミングで申し送りに来たという看護師さんが来てくれました。

「は、破水しちゃった~~~~」

齢30才の私は、大泣きしてしまいました。


それから歩くことがままならず、ストレッチャーで運ばれ、分娩室へ入りました。

大泣きしていた私でしたが、時計を見た瞬間、落ち着きを取り戻し「9時30分までに生む!」となぜか目標設定をしていました。

2012年2月11日 9時29分

元気な女の子の誕生です。


経産婦さん並みの脅威の早さだったらしく、子宮口を縫われながら、産科の男性医師に骨盤をほめられていました。

娘との初めての写真は、猛々しい顔の私と、おまんじゅうのようにまん丸でおっきな娘が写ってます。


二人の顔は、やりきった満足感でいっぱい。

その娘も12才、ほっぺの面影はありますが、いよいよ背が抜かされそう。ランドセル姿もあと数日か・・・。


さあ、今日も元気に行ってらっしゃい!

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