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22日目*朝活の効果効能。

私は怒った。ここは、いかったと読んでほしい。単なる個人的な印象でその方が、強そうだから。

正確には、怒ってたんだなとあとで気づいた。
きっかけはこちらの記事、この記事は私に勇気をもらえるもので、そういう社会を目指したいよねという共感の嵐なのだ。

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読んで、感想を書いているところに、アレもコレもと溢れてきて文字通り感情が乗っかってきてしまった。体じゅうが熱くなり止まらない。長くなる文章、人が傷つきそうな言葉を選んでいるかもしれないという判断だけは、ほんのわずか残っていたが、正しく反応していたかわからない。

書き切って、送信。
ほっと息をつく、後悔の嵐。やってしまった!!書くべきじゃなかった…。消そうか消すまいか、考える最中に子どもから話しかけられる。当たりが強くなっていた。

子どもからの「聞いただけなのに、なんでそんな顔をするの?」に我にかえる。


時間が経過し、コメント欄を覗きに行くと次のコメントが載っていたのでそのままにした。

どうしようか…なんでこんなに私は怒ったのだろうか、怒った?何に?その時はじめてこの感情に気づいたのだ。


後悔の念を残しつつ、次の方の記事を読む。

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https://smart.reservestock.jp/subscribe_form/mail_magazine/2803910


読みながら、段々と怒りの先が見えてくる。
何を手放していないんだろうか?どんな感情なのだろう?自分に問いかけると、つい最近、同じような現象を起こしたことを思い出す。


テーマは「子育て、他人の目、身内からの協力、ママと子ども、時間、自由…」


これに強く反応してしまっていたのだ。

ここで公表するのも悩ましいが、話が進まないので書くと私は「産後うつ、育児うつ」だった。きちんとした診断を受けていないため、自己判断だが、昨今話題となっている、セルフチェックをしたところ概ねそうだろうと思っている。


ちなみにその頃の私は、偏見の申し子だった。


そんなものを患うなんて、恥だ。誰かに頼るなんて、産もうと決めたのは自分じゃないか、迷惑はかけられない、子どもは母親といることが当たり前、子どもと一緒、何をしても共存。


だんだん苦しくなってきたんだろう。
一歩外へ出るのも、身綺麗にするのも、衣食住どうでもよくなった。貪るように眠り、我が子の生存確認をする毎日。


ある日、これではいかんと私がやらせたいという思いだけで、とある乳幼児クラスの門を叩いた。


場所は、電車で30分程度のレストランでもあり、老若男女誰でも憩える空間だった。自然由来のものがたくさんあった印象だ。ここの話は、いつか気分が乗ったときに書くとして…。


乳幼児がたくさんいた。
クラスがはじまる。はじまったところで、子どもらは自由だ。今ならそれも理解できるし、見守ることもできる。元気になるから見守らせてほしいと懇願さえしそうなくらい欲するだろう。


けれど、その当時、私はその状況が許せなかった。その気持ちがむくりと起き出した時だ。娘が泣き出した。迷惑になると外へ出る。クラスがはじまって5分も経っていなかったと記憶する。


焦燥感、哀しさ、やるせなさ、そして怒りの矛先を娘に向けた。クラスの大半を外で過ごし、空の青さと風の心地よさとくぐもった子どもたちの楽しそうな声が孤独を強くさせたのだ。


辛くて泣いたが、クラスを後にするときには、笑顔を繕い、楽しかったこと、迷惑をかけた詫びをいれて帰宅。


娘を布団に寝かせて、ベビーバッグを放り投げて眠りについたと思う。


数年間、そんな日々を繰り返した。
今では大問題だとは思うが、危ないものをどかし、施錠を確認し、子どもからほんの少し離れたこともある。たった5分。

何かあればニュースになっただろう。
たった5分が、5分も子どもを1人にする最悪の母親、母親失格…。

これはもう、娘の生命力に感謝するしかない。
誰かに頼れなかったのか?頼ることは、同等の罪か、それ以上だと思っていた。


それでも、夫に1,2度「一人の時間が欲しい」と言ったことがある。2,3時間程度の一人時間も地獄だった。これは、現在、恨みつらみを本人にぶつけて、家族間で解消しようとしているので、見守っておいて欲しい。


話を戻して、子育てから家事、パート(途中で契約社員転換)とできる範囲で走ってきた数年後、私に姪っ子ができたのだ。

ある日、実家で彼ら家族、私たち家族が揃った時だ。義妹が、旅行に行くと話してきたのだ。何の気なしに母が、家族で行くのか?と尋ねる。同僚とだと答えが返ってくる。姪っ子も連れていくとなると大変だと母。義妹は、否定する。母と私は、首を傾げたと思う。

弟がもっと首を傾げて、俺がいるから大丈夫だけど?と言ったのだ。その後、俺も一人で出かけるしお互いさま、2人の子どもだしね。スマートにサラッと答えた。


母と私は、互いを見合い「ああ、そっか。もっとそうすればよかったのね…」と呟いたと思う。


新時代の子育てを目の当たりにし、我が弟ながら親として尊い人と出会った感じがした。


何かが、浄化していくとともに剥き出しになった感情だけが残った。だから私は、例のキーワードを見るだけで強く反応したのだろう。


まだ解消されていない問題。
それで疲弊する日々を送るくらいなら、ここできちんと向き合った方がいいだろう。


紹介した二つの記事のおかげで、私はそれに気づく。そして自分を認めようと一歩進んだ気分になった。


パカっと心の扉が、開いた。
きっと書く朝活の効果効能だ!!たくさんの仲間と出会い、考えを知り、自分を見つめる。


書く行為だけの学びだと思っていたが、とんでもなく大きくて中身の詰まったお土産がついてしまったみたいだ。

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