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書活170日目*旅のおともに…いかが?

旅のお供にと、とある本を購入しました。

私のやりたいことの一つ、本とともに旅をすること。各所、関連する書籍が望ましいです。

これ、若い頃に母が本一冊をもって旅をしたと聞いて以来憧れていました。

彼女は、五木寛之氏「青年は荒野をめざす」を読んでその一冊を手に旅をしたいと語っていました。いや、ヨーロッパ横断したんだっけ?

残念ながら同行者がパスポートを紛失してドイツに渡れなかったことだけが後悔だといいますが、(彼女は生粋の飲兵衛です。)その経験があったからこそ、豊かな感性がさらに磨かれたのだと私は思うのです。

彼女が語るヨーロッパの街並みは、少しセピア色になっているけれど美しい風景や風を感じます。

本一冊を手にして旅をする。
「あなたもぜひするといいわよ」と勧められました。

なので二十代のころ、一度だけ本を手にして一人旅をしました。場所は、石川県金沢市。私の大好きな作家の一人、泉鏡花の生まれ故郷です。

彼の作品を手に足跡をたどる、鏡花が町を誘ってくれているような感覚に酔いしれました。

あの時間は、私だけの町に変貌した気さえしました。あの感覚が今でも忘れられず、いつかきっと絶対に…そう誓って二桁の年月をすぎてしまいました。

絶対に、それを自分で叶える日がついに来ました。速攻で購入しその日を指折り数えて待つのです。

はやる気持ちを抑えつつ。
もういくつねーると〜りょこうのひ〜と替え歌歌ってご機嫌に過ごしていこうと決めてます。

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