旦那の大事な物を捨てたり売ったりしたがる妻の心理について

定期的に同じような話題が出てくるのだが、妻が旦那の物を捨てたり壊したりするような話が定期的に出てくる。

こういった話題が出るときというのは、大概夫の趣味のものが多く、マンガ、フィギア、プラモデル、鉄道模型などの趣味で集めているものが多い。

もちろん、勝手に捨てることなどは器物損壊罪などの法律に触れる可能性があり、夫婦間であっても無断で処分をしてはいけない。

また、あまりに趣味のものが集まりすぎている場合には、処分も検討しなければならないということもわかることで、家計やスペースを圧迫しすぎることになれば、処分する側にも幾分か同情の余地もあるだろう。

しかし、そうでもないのになぜ突然夫のものについて処分することを辞められず、定期的に話題になるのだろうか。

今回は妻の心理として考えられることを検討してみたい。

1 自分のものと錯覚している

一つは、夫の所有物は自分のものと同じであると錯覚しているケースである。

家族のものは共有財産であり、その処分に関して一定の権利があると自分自身が思っており、家計管理の一環として処分してしまうケースである。

この辺りは、旦那の給料を管理していることにつながっているのかもしれない。

そういった感覚があり、自分が管理しているもの(旦那のお金や財産)について、自分が処理してもいいだろう(財産的にもそこまでの価値がないと思っているのもあるため)という考えから、同じように処理してしまっているのかもしれない。

2 こちらに目線を向けてくれるかもしれないから

夫が趣味に使っているものを処分することで、こちらに関心を向けられるのではないだろうかというのも、理由として挙げられるだろう。

趣味に目を向けている時には、時間もお金も家族や自分に目を向けている状況ではなく、処分させることでその分のリソースをこちらに向けてくれるかもしれない。

そう考えて行動している可能性があるだろう。

夫が使っている時間やお金をこちらに回してもらうのなら、自分たちとしてはこれほどうれしいことはなく、もっと家庭が楽になるし、自分たちの利益にもなるのだから、夫のものはどんどん削る。

という感じでやっているのかもしれない。

ただ、目を向けさせるのなら話せばわかるかもしれないと思うのだが、そういった過程についても、時間の無駄であり、話したところで分からないかもしれないから、サクッと実行してわからせる必要があるとも考えているのだろう。

3 自分には価値はなく、無駄なことを辞めさせたいから

1番目や2番目の理由に近いのだが、自分にとって夫の趣味や収集物というのは何ら価値が有ることではなく、無駄なことだし趣味も他人に紹介できることでもないから、さっさと辞めてほしいと思っているかもしれない。

趣味というのはどうしても娯楽という側面が強く、楽しめない人にとっては価値を感じにくいものだ。

それが、自分にとって時間やお金を取られているような感覚を感じることもあれば、なおのこと経済的に無駄なリソースを取られていると思うだろう。

ならば、さっさと辞めさせて、もっと自分を含めた家族にそのリソースを使うべきであり、対面的にもいい夫(捨てる側基準)であるべきだという捨てていい理由を求めた結果がこうだったと言えるのではないか。

その上で、利益にもなるのなら、売ってしまおうと考えるのもうなづける。


4 理由をここまで書いたのだが・・・

とりあえず考えられそうなことを簡易的に書いたのだが、ほとんどの場合最初に紹介したようなケースのごとく、感情的に動いていってしまっているのかもしれない。

深層心理的には先に書いたような理由はあれど、その多くは特に深く考え言語化する前に、何らかの不快感から処分するようなことがあると思われる。

しかし、そうだとしてもやった行為が幼稚で身勝手な内容であり、擁護する価値はほとんどないと言っていいだろう。

趣味の範囲があまりに問題になるようなケースならまだしも、自分の所有物ですらないものを勝手に処分することは止めるべきであり、説得するにしても無理に他人の趣味を奪うこともない。

また、妻側だって勝手に使わないものを捨てられてもやはり困るだろう。

本当なら捨てる前にいろいろな過程があるべきなのだが、そういったことも考えるのが面倒なのが透けて見える。

そんなところでこの話を終えたいが、この手の話題で有名なものを紹介して本記事を締める。




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