長距離ドライブで相手との相性を確かめる
あまり更新してなかった、
「最近の学び」シリーズを久々に更新。
ドライブは好きだろうか?
僕は運転も乗せてもらうのも好き。
目的地を目指すことも、目的地なくただ走ることも好き。
ただ、ドライブは相手によって楽しさの度合いがかなり違ってくる。
特に長距離ドライブとなると、途中でしんどくなる人といつまでも楽しい人との差は顕著である。
今年の5月に大学時代の友人と三重の伊勢市から神奈川の横浜みなとみらいまで、高速を使わずに下道だけで辿り着くという遊びをした。走行距離は片道約430㎞。
(目的は友人の結婚式参列)
夜通し走って10時間かけて無事に到着。
思ってたよりしんどくなかったし近かった。23:30に出発して9:00頃に着いたので "オールドライブ" となったが、道中では一回も眠ることなく完走した。
ただ、「意外といけるやん」と思えたのは、完全に相方のおかげだと言える。
道中ではひたすら色んな話題で議論したり、カラオケをしたり、くだらないラジオネタを聴いてゲラゲラ笑ったりと、とにかく楽しかった。
議題の例を挙げると、
など、関連性のない様々なジャンル、テーマに沿ってひたすらに語っていた。
お互い "話すことが好き" なのはもちろんだが、得意なジャンルや未知のジャンル、興味はあるが無知なジャンルなど、"トークテーマがどんなものでも楽しめる" のは長距離ドライブにおいて強い。
さらに、話すだけでなく聞く方のリアクションや会話を広げるための深掘りどころなども重要である。
これが自然と噛み合って楽しめる相手であれば、相手との相性は良いと言えるのではないか。
そして、ドライブでの相性の測りどころはトークだけではない。
"気を遣わずに気遣いができる仲" であることもポイントだと思う。
トイレ休憩や疲労、腹の減り具合などをお互いに気を遣わずに気にかけることができる仲であればストレスはほとんど無くなる。
どちらかが無頓着だったり、気にかけてはいるがどのタイミングで言おうか気を張ってしまうような関係値では、長距離ドライブはどっと疲れてしまうように思う。
この辺はドライブ以前に、相手との関係値が低ければ少々難しい部分であるかもしれないが、やはりドライブにおいては重要なポイントになるだろう。
そして最後に、
トークとは正反対の "無言の時間が苦にならないか" 。
ここが1番重要なのではないか。
伊勢〜横浜ドライブでは8割以上は何かしていたと思うが、当然残り2割くらいは無言の時間もあった。
今回は下道を走行していたが、長距離ドライブとなるとほとんどが高速道路を走ると思う。
変わり映えのない景色に身動きの取れない密室という状況での無言の時間が苦痛に感じてしまう相手では、かなりのストレスとなってしまう。
根本的に沈黙が苦手な人はいると思うが、
家族や信頼できる人に対しても沈黙が辛いという人は中々いないのではないか。
この場合、沈黙という "状況" が原因なのではなく、沈黙になると困る "相手" が原因である。
この無言の時間が苦にならない相手は、どんな状況でも心を許せる相手に当てはまるように思う。
ドライブには色々な楽しみ方があるが、
相手との相性を確かめるためにドライブをしてみるのも一つの楽しみ方だと気づいたので、この発見をここに綴ることにする。
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