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【憲法改"正"?】なぜ日本が「国防軍」を持つべきではないのか

こんにちは!高校二年生のYUSHIです。

憲法改正の議論では「自衛隊を国防軍に改組しよう」という提案があります。

もちろん、ここ最近の国際情勢を考えると、日本が国防力を増強することは避けられません。その一環として、自衛隊をついに「日本国防軍」に改組することが主張されています。

今回問題点として取り上げたいのは、その「ネーミングの悪さ」です。

結論から言うと「ナチスと印象が重なる」と言えるため、国防軍という名称にするべきではないと私は考えます。

かつて、ドイツ帝国は、軍隊として「ドイツ帝国軍」を保有していました。ドイツ帝国が第一次世界大戦に敗北し、ドイツ国(ヴァイマル共和政)が誕生しました。しばらくは、条約によってドイツは軍備制限が課されたまま「ヴァイマル共和国軍」として少ないながらも戦力を維持してきました。

その後ナチス党が政権をとり、1935年に再軍備として「ドイツ国防軍」の創設を宣言したという経緯があります。

これを日本と重ねてみましょう。

1945年まで、日本は「大日本帝国軍」を保有していました。この軍は第二次世界大戦の終結とともに解体され、1954年に「自衛隊」が創設されました。現在に至るまで、ある程度の武力を維持してきました。ここで「国防軍」に改組するとなると、日本の戦力の変遷が、ドイツと酷似することになり、国際社会にとって印象が悪いことが予想できます。

ドイツ
「ドイツ帝国軍」→「ヴァイマル共和国軍」→「ドイツ国防軍」→「ドイツ連邦軍」

日本
「大日本帝国軍」→「警察予備隊」→「保安隊」→「自衛隊」→「国防軍(提唱)」

そのため、国際社会での立場を考えると、日本は「国防軍」という名称を採用するべきではありません。もし改組するとしても、代わりの名称を考えるべきです。

締め

chatGPT:国防軍という名称の良し悪し

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