ハンターバスターまであと少し

今日は歯医者に行ってきた。

10年前から削っては詰め、削っては詰めを繰り返してた前歯に限界が来たらしく、華々しいセラミックデビューをしたのは去年のボーナスあとの話。
華々しいとか言ってないと、社会人5年目のフトコロには痛い出費だった。

さて、社会人5年目ともなると、歳を重ねるごとに自分でなんでも決められるようになり、単調な日々に刺激を求めるなどし始め、全く何も考えずに親知らず抜歯の予約を取り付けるなどするようになる。

いつの間にか生え揃った4本の親知らずたち。
でかいくせして、1、2ミリしか頭出さない、にくいヤツら。
特に左下、我が口内のドンは、しっかり90度傾いてそこにどっしりと居座り、隣合う歯との間に確実に食べ物をひきずり込むというやり口を得意としている。もはやハンターさながら。これが!ドンがドンたる所以だ。

毎夜歯ブラシを縦にしてこの隙間を丹念にみがく。
取れればいいけど、あの15分くらいしてもなかなか取れないときのモヤモヤ!
そして治療の度にレントゲンを見ては噴きあがる「この忌々しい存在感!どうしてくれる!」といった激しい悶々としたやるせなさ!

しかし、長きにわたり続いたこのささやかな戦いにも、どうやら終焉のときは近づきつつあるようだ(守りに徹していた気がする)(虫歯を防ぐという意)。
また一つ、健康になってしまうな。




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