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なぜ?を問う大切さ【理科の授業を通して伝えたい】#584

おはようございます。(今日の記事は1501文字です)

6/2 もがきながらでも何か目に見えて前に進めていることは自分の心の健康のために非常に大切だなと感じます。昨日一日を振り返って改めてそう気づきました。 おこめさんです。

4月から非常勤で学校で教えるようになってからあっという間に2ヶ月が過ぎました。

授業ではよく、「なぜ〇〇なんだろう?」という問いを出します。


そのたびに「先生はなぜ?っていうの好きですね」と言われます。


ぼくにとってなぜ?を問うことは生きていく上で非常に大切なことであり、勉強をしていく意味の一つに、なぜ?を問うことにあると思うからです。


今日はここらへんを深掘りしていきたいと思います。


おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した朝活大好き2児のパパ


▼なぜ?を問う大切さ

なぜ?という問いは、普通にすごしていたらなくても問題のないものかもしれません。

なんでめしべは一本なのに、おしべは複数あるの?
なんでおしべは細いのに、めしべの根本は太いの?
なんで種無しブドウっていうものがあるの?(どうやって増えるの?)

少なくとも学校で習う授業でもこのようななぜ?は教科書には紹介されていません。

普通にめしべの根本を子房といって、そこは膨らんでいます くらいに理解しておけば十分だったりします。

これは何も学校の授業ということだけでなく、恐らく社会にでてもこういったことはたくさんあると思うのです。

〇〇をしないといけない
▼▼を送らないといけない

決められたことを何の疑いもなくできることはたしかに短期的な速さという意味では優秀なのかもしれません。(学校の勉強でいう短期的な暗記)

だけど、長期的にみたときにそれが果たして速いのかというと実はそうでなかったりもするのです。


▼長期的に見た速さ

それはとりあえず目の前のことを言われたとおりにやるという集団だと、指示を出す上司にミスがあった際には、全体が大きく遅れてしまうというリスクがあります。

このとき言われたことをただやっていた部下には責任がないのでしょうか。

もしその都度、これって何のためにやるんだっけ?

という思考が働いていれば、部下一人ひとりがその行動の意味を理解し、ときに理解しがたいことがあった際に上司に直接聞いたり、提案するという行動につながっていたかもしれません。

組織全体でリスクを減らすことにつながっていたはずです。

そういうことを考えたときに、「なんで?」の問いは常に、誰もがもっておくべき思考だと思うのです。


▼それは人生を問うことにつながる

さらに、その問いは 仕事という面だけでなく、人生という面でも大事な問いになってくるわけです。
(そもそも仕事がその人の人生を支える一つにしか過ぎないから)

自分の生き方や生きる道について なんで? を問える人

問うてきた人は、なんとも言えない芯の強さみたいなものを感じるものです。

そして常に人生にとって という軸で方向を修正しながら生きていくことができます。


▼それを踏まえて今ぼくが授業でやりたいこと

「なんで?」を問い続ける姿勢を持ってもらうことです。

それがめんどくさいこと ではなく、人として至極まっとうな思考であるということ、それが非常に大切な問いであるということ

それを理科を通して伝え続けていきたいし、感じ続けてもらえる授業にしていきたいなって思います。


今日もここまで読んでくださってありがとうございました。


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