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学校が担えているもの、担えていないもの【学校に通っていれば幸せになれるとは限らない】

おはようございます。おこめさんです。


オンラインフリースクールを作りたい
とか
そうじのイベントをしたい
とか

いろんなことを最近思っています(おはこやでのイベント企画もガンガン進めています)

その軸となっているのは、公教育を支えたい

この気持ちです。


学校の先生方はすごい情熱を持って、目の前の子どもたちのために日々全力で向き合っています。ぼく自身もそうした先生方からたくさんの刺激を受けて毎日教壇にたっていました。


それでも情熱だけではどうしようもないこともたくさんあって、

公立だからこそできないこととか、もどかしい思いをたくさんしてきたのも事実です。

とはいえ、子どもたちの教育に対して諦めるって選択はしたくなくって、場所を変えて今度は外側から教育に携わっていきたいって思うようになったのです。


その延長に今回のオンラインフリースクールとかもあるわけです。(もちろんオンライン塾おはこやもその中心にあります)

学校では補いきれない教育をぼくが担いたい と


でも、そもそも学校は子どもたちの教育に対して、何を担っていて、どこが不十分なのか

それについて改めて考えてみたくなったのです。


ということで今日はそれらについて整理する記事にします。


学校では教えてくれない「学校が担う教育」編です。

おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を設立・運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した2児のパパ。



本題の前にイベントのお知らせ

オレンジ、写真、男性、旅行、Instagram、投稿 (1)

オレンジ、写真、男性、旅行、Instagram、投稿 (2)

参加希望の方はおはこや公式LINEへご登録をお願いします
(無料参加チケットをお配りしています)

https://lin.ee/VPXNylB

教育の目的は

いつもの如く、目的から出発します。

そもそも教育の目的は

「子どもたち一人ひとりが生涯幸せに暮らすこと」

かなと

これについては、子どもと言わず大人でも、

皆が求める最上位目的だと思います。


ただ、幸せといってもそれにはいくつかの指標があるとも思います。

・自由な時間があっても健康を害していては幸せは感じられにくいでしょう
・お金がたくさんあっても、まわりに誰もいなくなっていては幸せとは言えないでしょう
・まわりとの人間関係がとってもよくっても、実際にお金が稼げていないと不安感が拭えなかったりして、完全な幸せとは言えない気がします。


健康、人間関係、自己成長、仕事、経済(お金)、空間、自由な時間、貢献

どれかだけがあれば幸せってわけではなく、それらのバランスが大事ということだと思います。(ただ、幸せについてはまだまだわからないところもあるので、今のぼくの納得解という形で以下は進めていきます。)


学校が担えているもの

この中で学校が担えているのはどういったところでしょうか。

健康◎
人間関係◯
自己成長◯
貢献◯
仕事△

といったところでしょうか。

健康
→学校に通っていれば自然と体育などで身体を動かす機会があるし、部活動などに入っていれば顧問の先生や友達と共に汗を流す機会にも触れられます。

人間関係
→これは同世代の人との付き合い方については実践を元に学ぶことができるかもしれませんね。ただ、決まったメンバーで狭い空間で1年間を共に過ごすというなかなか限定的な状況であることは間違いなさそうです。ここが合わないという子にとっては学びにはならなさそうです。

自己成長
→ここも本来であれば、勉強を通して学び方を自分の身体で理解していくってことができればいいのですが、これも子どもの力(もしくは個の先生の力)に委ねられているところがありそうです。みんながみんな、勉強などを通して自己成長について学べているかとは言えないでしょう。

貢献
→いわゆるボランティア活動や社会貢献です。対価としてお金をもらえるわけではないけれど、掃除をすることで心がスッキリするっていう感覚や誰かのために動くってことで自分の心が満たされる、そんなことを学校では体験することができます。

仕事
→どうでしょう。一応入れたのですが、仕事について学ぶ機会自体はほとんどないように思います。(年間数時間)学べたとしても限定的な職業に対する考え方のみで、十分とはいえないと思います。


また、さきほどの指標にはなかったですが、大きな価値として

「経験」というものがありそうです。

学校の体育祭や文化祭、修学旅行などは

学校に行くということでしか、残念ながら体験することはできません。


そして、それらのほとんどは大人になってから再度体験しようとしてもできないものです。


そういった体験、そのものの価値が学校に通うという選択肢に含まれているということなのだと思います。
(ただ、これは逆の体験もあって、しんどい、辛い思い出しか味わえない って人にはこの体験はむしろ苦痛となるのだと思います)


学校は子どもの幸せに対して十分といえるか?

この問いに関して、今の現状では十分とは言えないと思います。

学校制度ができた当時から高度経済成長期あたりまではもしかしたら、今の学校の形は人々の幸せにほとんど直結していたのかもしれません。

指示通りに動けることが社会で認められ、

価値として十分に機能していましたし、

その結果お金も十分にもらえる

銀行に預けさえすればどんどんお金も増えていく


お金の悩みや仕事の悩み、自由な時間に対する悩みは現代のそれとは違っていたのかもしれません。


それでも、時代はどんどん進んでいて、

今や若者(や大人)の悩みは多岐に渡っています。

ちなみにワースト3は 仕事、お金、将来(文科省 平成30年)


現在の学校のシステムが子どもたちの幸せを満たすための十分なものとはいえません。(実際に大人も含めた国別幸福度ランキングでも先進国で最下位)


例えば、お金の教育

そういったものは、そもそも学校が担うものとなっていないし、

これに関しては一人ひとりが自分で学んでいくべきものだよね

ってなっています。


でもそうやって放り出された社会では、お金の問題が常に付きまとうし

その部分で躓き、幸せを手にできないっていう人がたくさんいるのが現状です。

今の学校制度上、学校にさえ通っていれば幸せへの道を進めるかというとそうではなくて、

学校に通っていても、同じくどうしたら幸せになれるのか

という視点は常に必要であると感じます。


なんとなく勉強して、なんとなく受験して、なんとなく就職して

って

その先に幸せは約束されていないからです(企業に入れば終身で守られる時代は終わりつつあります)


おわりに

今日の結論は 今の学校だけでは子どもの幸せに対して不十分である

というものでした。

だからこそ、学校は変わるときにきているし(大事なのはスクラップ&ビルド)その変化を待てないという人のためにも、公教育の外側で補えるものがもっと必要になっているのだと感じます。

それこそ、「子どもたちのために」です


その一旦をぼく自身も担えるように、前を向いて(むしろ前だけを向いて)

精一杯進んでいきたいです。


今日もここまで読んでくださってありがとうございました。



(不登校で悩まれている方、ぜひ一緒に対話しましょう!!連絡お待ちしています)

↓おこめさんってこんなことやってる人↓

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