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お手軽に楽しい!ワンナイト人狼の紹介

どうもゲームディレクターのおこめです。
自分は休みの日に友達と遊ぶ際はボードゲームをしています。
そんな中で一番よくやっていたゲームが人狼で、その中でもワンナイト人狼は一時期マイブームでした。このワンナイト人狼というゲームの面白さを紹介できればと思います。

1.普通の人狼との違い
人狼ゲームのルールは村人と狼がいて、人狼を吊りきると村人の勝ち、
人狼が村人の人数と同数になれば人狼の勝ちで、1日1吊り、勝利条件のどちらかを満たすまで続くゲームです。

ワンナイト人狼は1日しかありません。
その1日で狼が1体でも吊れたら村人の勝ちで、狼を吊れなかったら負けです。
開始前の打ち合わせの時間もありません。
狼は誰が相方か自分一人かはわかります。
占い師は誰が相方かはわかりません。

2.適正人数
人狼は12人ぐらいいると適正な人数(いわるゆる12A)で人数が必要になりますが、ワンナイト人狼はそれより少ない7人が適正人数です。
7人での配役は村人3人、人狼2人、狂人1人、占い師2人、怪盗1人(計9)

3.2枚空きカードが発生する
このゲームで非常に重要なのが、2枚の空きカードになります。
7人のメンバーで9枚のカードがあり、その2枚の内訳でゲーム性がかわってきます。
前述のとおり、占い師は2人、人狼も2人です。
この両方が空カードになる可能性があります。
占い師が2人欠けてる場合はノーヒントの殴り合い。
人狼が2人欠けている場合は平和村で全員勝利(狂人勝ちの特殊ルールもあり)。

4.基本的なルール
村人は人狼を探します。狼は村人から逃れます。狂人は狼陣営を勝利に導くが占われても村人に見えます。ここまでは通常の人狼と同じです。
占い師は占い先が2種類あります。通常の人狼と同じく他の人の役職を確認する、または空カードの2枚を見る。
多くが空カードの2枚を見ます。情報が多いからです。

時間は7人10分がいいと思います。
議論時間が長くなると人狼陣営が不利です。

5.怪盗という特殊役職
このワンナイト人狼を面白く、複雑にしているのが怪盗という役職です。
怪盗はゲーム開始時に他人と役職を一方的に交換できます。
交換された側は役職の変更されてるかがわからないのです。
怪盗は最初は村人陣営です。
怪盗が狼と交換したら狼だった人は村人陣営になります。
勿論、怪盗はその際に狼陣営になります。

6.ゲームの進行(宣言)
一番最初は怪盗がCO(自分の役職と、その動きを発言)します。
怪盗が人狼をとった場合は潜伏する場合もあります。
怪盗のCOを確認したあと、占がCOします。

先に怪盗がCOする理由は、怪盗が本物と証明するのに、
占より先に出る必要があるからです。

なぜか?
例えば占い師2人が空カードをみていて、村人 狼と発言したとします。
そうなると占い師が二人いて、狼は一人、怪盗もいる。という状況が確定されます。

その後に「怪盗です。村人をとりました。」と怪盗が発言したとします。

これが問題で、怪盗はこの際、真実味のある嘘をつきやすい状況なのです。

解説すると、怪盗が人狼をとった場合、誰が村人かが大体わかるため、
あてずっぽで村人と当てることができるのです。

人狼が一人しかいない、怪盗がその人狼をとったら
怪盗の目線では残りの人物の内訳は狂人1人と村人2人なのです。

ようするに、占が怪盗がいるよと言った後に、怪盗が村人をとりましたといっても信じれないので、発言の信憑性を上げるため、怪盗は最初に宣言します。

先に発言したからといって、怪盗があてずっぽで当てる可能性はあるのですが、そこは議論で解消していきます。

7.占い師の動きも重要
人狼陣営を見分ける方法は、
占い師の情報と怪盗の情報が重要です。
占い師が二人というのが重要で、この二人の動き次第では村が混乱します。

例えばです。
占い師が両方とも他人のカードを見たとします。
村人は空きのカードがわからないため、
占い師が本当は1人なのでは?という疑問がわきます。
10分の議論で多数の状況考察が必要となりゲームが難しくなります。

そのため、占い師の片方は上を見るのがいいです。
全体の内訳がわかるのは情報が整理されます。
とはいっても占い師が二人いても打ち合わせができないので、
ベースは上を見るのがいいです。

8.人狼2人は勝ちづらい
人狼は2人がグレー(役職不明)でいるより一人がグレーでいるほうが勝ちやすいです。
というのも占い師二人が空カードが村人村人です。
怪盗が村人をとりましたと発言したとします。
その場合のグレーは、狂人、人狼、人狼です。
3分の2で負けます。

それ以外にも、人狼は相方がいるので、わざとその人をたたいたり、
自分が村人になるように動くため、片方が犠牲になりやすいです。
自分が村人に勝ち、相方も村人に勝たないといけない、この状況はコントロールが難しく、足並みがそろわず片方が吊られるということが多々起こります。
一人だと、村人との議論のすえ勝てば勝利できます。
ワンナイト人狼の魅力はグレーでの議論が白熱する点にあると思います。

9.意外と複雑で面白い

このように占や怪盗の動き、村人と狼の人数が絞られてることで、
議論時間と発言回数も多くでき、非常に議論のペースが速く、
なれてくると、それぞれの目線を整理し、違和感に気づけたりして
どんどん楽しくなってきます。
数を重ねて経験をつむと誰が怪しいかがわかってくるのです。

10・他人の目線で考えれるようになる
人狼は相手の目線でどう映っているかを把握し、状況を整理するのが
重要で、視点整理といわれるテクニックが身に付きます。
これは日常生活や仕事でも、反映できる非常に有意義なテクニックです。

11.友達が増える
人狼ゲームのいいところですが、多人数が必要なので、
人狼繋がりで友達が増えたりします。
一つのコミュニティとして成り立ってると思ってます。
人狼終わりに振り返りや、アドバイス等で会話も盛り上がるので
コミュニケーションがとりやすいです。

ワンナイト人狼は議論時間も10分なので短くお手軽です。
ルールも単純なので覚えやすく初心者にも向いてます。

7人が適正ですが、5人6人でも少ない人数でも可能なので
人狼に興味があるけど踏み出せない人はぜひ仲間内でやってみてください。

記事を読んでいただきありがとうございました。
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