模写の意味と、おすすめの本の紹介
どうもゲームディレクターのおこめです。
今回は模写について、おすすめの本の紹介と、模写の目的をお伝えします。
模写をする意味、模写の対象にする絵も意図が非常に重要なので、興味のある人は最後までお付き合いくださいませ。
1.アニメーターの画集がおすすめ
まず忘れてほしくないのが、模写をする際、正確に似せる事が目的ではなく、絵が上手くなることが目的ということです。
そのため、対象の絵も上手い絵、勉強になる絵が当然よいです。
その中で最初におすすめなのが、アニメーターの画集をおすすめします。
理由は、アクションシーンが多く、様々な構図やポージングが多いため、
絵の練習に向いています。
その中でも技術力の高い2名のアニメーターをおすすめします。
「吉成曜画集 イラストレーション編」
『新世紀エヴァンゲリオン』『天元突破グレンラガン』『リトルウィッチアカデミア』等のイラストが載っています。
「今石洋之アニメ画集」
『天元突破グレンラガン』『キルラキル』『プロメア』等のイラストが載っています。
2.美少女キャラは露出の多いものを
美少女キャラを描くのにお勧めなのが、露出の多いものがいいです。
理由は人間の肉体の勉強になるため、服をきてないイラストの絵をかくのは非常におすすめです。
その中でも、萌え系イラストに長けている
「To LOVEる―とらぶる―ダークネス画集 」
矢吹健太郎先生の画集をおすすめします。
というのも、美少女イラストでデッサン力、画力が特に高いので、
練習に非常に向いています。
3.男性キャラは筋肉がわかりやすいものを
男性キャラを描くのにおすすめなのは、筋肉の付き方がわかりやすいものがいいです。
こちらも、人間の肉体の勉強になるため、筋肉の付き方の勉強になるものがお勧めです。
その中でも、筋肉の付き方がわかりやすい
「INOUE TAKEHIKO ILLUSTRATIONS」
スラムダンクで有名な井上 雄彦先生の画集がおすすめです。
ドラゴンボールや北斗の拳などもおすすめなのですが、
自分的にはよりリアルで、全身図が多いこの画集が練習にお勧めです。
4.模写で気を付けてほしい点
模写は真似して正確に映すことが目的ではありません。
模写は、絵の意図をくみ取る練習です。
なぜこの髪はこうなっているのか、なぜこの体はこうなっているのか、
バランスや形に対して、どういった意図があるのかを追体験する練習です。
模写が下手な人は、似せようとしているだけで、意味を理解しようとしてないのです。
模写が上手い人は、絵の意図をくみ取れるので、自然と似てくるのです。
線一つ一つに理由があるので、それを学ぶのが模写です。
5.まとめ
模写は、ただ似せる事が目的ではありません。
目的は絵の上達、絵を見ながら、線のもつ意味を理解する練習です。
そのため、模写をする本にも意図が必要になり、
今回紹介した本は、それぞれが構図やポーズ、女性の魅力、男性の魅力を勉強するのにふさわしいと思った本です。
どれも画力が高いので、模写するのにお勧めです。
以上になります。
イラストレーター向けの記事が他にもあるのでご覧ください。
自分がアニメ会社に受かった際のポートフォリオ内容の公開もしています。
→「アニメ会社に受かった時のポートフォリオの内容を紹介」
プロも使ってるペンタブレットについて比較、紹介も興味があればぜひ。
→「比較と説明。お勧めペンタブレット」
→「WacomとXP-PENの液晶タブレットどっちがいいの?」
アップルペンシルについても紹介してるので、興味がある方はこちらも!
→「プロも本気でおすすめ。イラスト描くならアップルペンシル」
その他、無料でみれるマガジンです。
→「イラストレータ向けのマガジン」
→「プランナー向けのマガジン」
→「ビジネス関連のマガジン」
→「雑記等、おこめDのコラム」
→「有料記事まとめ」
→「アニメーター向けのマガジン」
興味がある項目がありましたら、ぜひご覧ください。
記事を読んでいただきありがとうございました。
良かったらコメント、スキ、フォローお願い致します!
====================
最後にプロご用達の本を紹介。
・デッサン力を上げたい方は以下の本を
===================
サポート何卒お願いします。 イラストレーター、アニメーター、ゲームデザイナー、背景美術、漫画家になりたい人に向けて、有益な情報を発信し続けます。 よろしくお願いします。