DX人材に求められるデザイン思考
ご無沙汰してます。
平日の終業後に書こう書こうと思えば思うほど
帰りは寝てしまうので土曜日に書いてます笑
やっときた休日が嬉しくて朝からエナジードリンク飲んでブーストかけてます。(ガス欠になりまけんように)
さてそんなこんなで本日は顧客理解を深めたい時に使える「デザイン思考」についてお話します。
デザイン思考とは?を一言でお伝えすると「新しい価値をつくる手法」です。
既存の法則やセオリーを活用する論理思考ではなく、セオリーに囚われないデザイン思考が顧客理解を深める上で必要な能力になります。
実際に2018年に経済産業省が発表したDXレポートについてもDX人材として必要な能力に「デザイン思考」と書かれていますので、今後注目される能力だと考えます。
では具体的にどのようにセオリーに囚われない考えをもてるのか?
下記フレームワークを記載しております。
①:顧客行動に対する共感・理解
②:①の行動の問題を明確にする定義・明確化
③:②を解決する為のディスカッション
④:③で出した解決策の試作品の作成(プロトタイピング)
⑤:④の試作品を元にユーザーテスト
ピンときましたか?笑
では例を挙げます!
仮にフードコートの混雑を改善したいとします。
現地で顧客の行動を観察し、「顧客が同行者と交互に注文しにいく」といった特定の行動に着目します。(①)
その際に観察者側が
・なぜ一緒に食事を注文しにいかないのか
・なぜ代表者がまとめて注文しないのか
等の問題点を持ち、顧客へ質問。
顧客は「席は確保したいが、自分で見て注文するものを選びたい」と回答が得られ、「食事の注文方法」が改善すべき点と分かります。
このように問題を定義・明確化(②)していきます。
※このフードコートの不満は何ですか?と尋ねるのはNGです。直接的な質問は表面的な不満しかでてこないからです。
その上でディスカッション(③)し、改善に向けての意見をだしあうのですがここにもルールがあり、「発言権は全員平等」「他人のアイデアを批評しない」を設けます。
これによりメンバーの心理的安全性を高め、創造的なアイデアが生まれやすい環境をつくり、④⑤を作り実際にユーザーに体験してもらう事で解決していく。
ざっとこんなイメージです!
ではこのデザイン思考をどう養えばいいのかというお話になると思うのですが個人の意見とし、普段当たり前の光景の中からどう課題を抽出するかがポイントな気がします。
「なぜ電車の混雑は改善しないのか」
「なぜ人は新商品という単語に目が惹かれるのか」
「なぜこの商品はロングセラーとなったのか」
あたり前の光景は世の中にたくさんある中で、これを紐解いていく能力がデジタルが進む世の中で必要な能力となっていくのかもしれません。
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