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体力・着物・お風呂

ここ数日、「なんか足、太いなあ」と思っていた。
むくんでいるのかなんなのか、足が太いのだ。
ヨガめいたことをやってみたり、お風呂でマッサージしたり、筋膜ローラーでコロコロしてみても大して効果が無かったものが、片道15分往復30分のお散歩に一回行っただけで見事に解消されてしまった。運動不足の恐ろしさを目の当たりにした。

でもヨガめいたことは続ける。体力をつけたいため。

大体にして鬱症状がひどくなると散歩にもでかけられず、ヨガなんぞやる気は霧散してひたすら寝てしまう。そして基本的な体力が無くなるのでどんどん家事や料理なんかが億劫になり生活が荒れる。

でも基本的な体力がある程度あればルーチンとして何も考えずに皿を洗ったりできるので、そしてむしろ安心できたりするので、体力は大事だ。


着物にハマっている。
なぜか知らないが見事にドハマリしている。

着物というのは、お金がかかりそうでいて、古着市場がかなりすごいので、可愛い柄のものがえらく安くもとめられる。自分の基本的な寸法さえ把握しておけばもうとても楽しい。
新品着物も、自宅で洗えて気軽に買える値段のものもたくさんある。
ワンピース着る代わりに着てしまえば良い勢いだ。

ただし、私は在宅勤務なので出かける機会はそんなに訪れない。
では、ということで家で着物を着ることにした。
着物というか、夏だったので浴衣をゆるゆるに着付けて過ごしてみたというだけなのだけど、これが結構快適で、なおかつ着物着たい欲が少し満たされたりするので最近は毎日浴衣か着物を着て仕事をしている。
ちなみにたすき掛けをすると家事もできる。


昔からなのだけど、お風呂が面倒くさい。
お風呂が面倒というよりは、その後のドライヤーとかスキンケアとかが面倒でしょうがない。

これは体力が回復したって、いくらお風呂上がりに「あーさっぱりした、やっぱ入ってよかった」と毎日思っていても、面倒なものは面倒だ。

具合が悪いときや疲れてしまったときは髪を洗うのをすっ飛ばすこともあるし、すっぴんで過ごした日は夜顔を洗わず寝てしまうときも、けっこうある。

お風呂に良い匂いのバスソルトをいれてみたり、シャンプーを良いものにしたり、本を読んでみたりなど、お風呂が楽しくなるように色々やってみたが、なんだか私は風呂が面倒な人間なのだと悟ってしまった。湯船浸かっているとはやくシャワーで髪洗いたくなるし、髪あらっているとさっさと出たくなる。なので、手順を決めてさっさと洗って出るようになった。

髪には超吸水タオルを買って、ドライヤーは大風量のものとブロー用のやつでなるべく早く乾かせるようにして、歯は電動歯ブラシで手早く磨けるようにしてあるし、スキンケアも浸透の早いものばっかりだ。面倒臭がりな上にせっかちなんだろうと思う。難儀だ。

こんだけドライヤーが面倒なのだから、髪を切れば良いものを、なぜか私の髪はストレートロングなのも謎と言えば謎だ。


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