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前澤友作に対する嫌悪感

前澤氏が炎上している。

コアールという、シングルマザー専用のマッチングアプリをリリースしたが、子供の性別や年齢の記載が必要らしく、女児愛者の集まる場所になるとの懸念や、リリースに至るまでにこれに気づかないという世間とのズレが指摘されており、アプリが中止になるほどの騒ぎらしい。

突然だが私は前澤が嫌いだ。

ZOZOTOWNを利用したこともないし、お金配りおじさんなるイベントにも参加していない。言ってみれば彼から何の被害も受けてないのだが、何故か嫌悪感を抱いてしまう。
今日はその理由を自分なりに分析してみようと思う。

色々考えてたどり着いた結論は「得たいの知れなさ」である。
Twitterを介したお金配りイベントも、今回のアプリの件も、普通の感覚では「それはやらないだろう」と考えることを平然とやってしまう。そんな得たいの知れなさみたいなものが彼にはある。
深海生物を見た時に、色や形が自分達が普段見ているものとはかけ離れすぎていて、不気味に思ってしまうあの感覚に似ているものを感じににている。
貧困層を救う為のお金配りイベントも、シングルマザー専用のマッチングアプリもいずれも社会的な課題に対する意味のあることだと思う。ただ、彼のやることに対して100%賛同できないのは、彼のもつ得たいの知れなさが根底にあるからなのかも知れない。

自分なりに分析してみた結果、彼に対する嫌悪感の理由は「得たいの知れなさ」に結論づいた。

しかしここで気づいたことがある。

「得たいが知れない」を感じるのは、結局のところ、自分の発想や、常識を越えたところから平然と行動を起こすからであって、逆にいえば前澤氏からしたら、私や炎上している人達はすごく器の小さい人間に見えているのかも知れない。

イノベーションは世界を変えるほどのヒット商品は、自分達の想像を越えたところからやってくる。
だとすれば、前澤氏はイノベーションを起こす可能性の高い人物なのかも知れない。

嫌悪感の理由を深く考えてみた結果、嫌悪感を抱く人物から将来を期待すべき人物へと変化してしまった。なかなか面白い帰結だ。

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