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ウイルス対策② 鼻呼吸メリット

今回は『鼻呼吸メリット』というテーマで書かせていただこうと思います。
前回は体内についてのお話でしたが、今回は体内と体外の境目となる口・鼻というところに注目していきます。

体内に異物が入り込んでくるから感染するということで、その異物をシャットダウンするには口呼吸ではなく鼻呼吸をすることが大切です。
鼻呼吸の利点は
・毛や粘膜によって細菌やウイルスを吸着することができる
・鼻の穴を通ることにより、湿気を含み加熱された空気が体内に入ってくる
というところです。

口呼吸だとこれらの恩恵を受けられず、喉の奥のリンパ組織に空気が直接入って感染する危険性が高くなってしまいます。
それ以外にも口の筋肉が正常に働かず咀嚼機能が低下したり、子どもに関しては歯並びが悪くなったりしてしまいます。
また、鼻呼吸は口呼吸よりも空気の出る穴が小さいので、体内の圧力を高めやすく身体の安定性を作りやすい呼吸となります。

基本的に安静時は鼻呼吸をしていることが大切です。
唇がカサカサにならなくなったり、顔の歪みを直したり、身体を動かしやすくなったり…
鼻呼吸は空気清浄と加湿・保温を同時に行え、さらに整形もしてくれるようなものなので、まさに高性能家電を手にいれたようなものですね。笑
この時期はかわいいかもしれませんが、女優さんのアヒル口はNGですよ…
鼻呼吸がうまくできないという方もいると思います。
なぜかは省略しますが、一つだけ私のトレーニングでよく行っているものを紹介すると、寝ているときに乳様突起という耳の後ろあたりにある骨で少し顎を引いて軽く枕を押すと呼吸しやすくなると思います。
※ちなみにやってから寝ると睡眠の質が良くなる方もいます

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あとは手洗いをしっかりとすることです。
ウイルスは生物ではなく表面は脂質で作られた膜に覆われています。
石鹸で手洗いをすることでその膜を壊してしまえば、ウイルスの手からの侵入を減らすことができます。

無料なのでざっくりと書きましたが、鼻呼吸をやっただけですべてが良くなるわけでなく、あくまでも大きな歯車の一つになります。
なので、前回の代謝について気を付けたり、手洗いをしっかりしたり、ある程度できる範囲で運動をしたりという感じで、包括的に管理していくことが必要です。

また、口呼吸を全否定しているわけではなく、口呼吸が適切な場面もあります。
要は適所適材で使い分けられるという動きの多様性がわれわれ人間には求められているということです。
その辺はパーソナルトレーニングや、現在準備中のオンライン講座でお話ししようかと思います。

次回は運動と免疫について書いてみようと思います。
こんな危機的な状況ですが、みなさん少しでもお体に気を付けてお大事に過ごされてください!

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