12月に見た写真集感想
本郷浩写真集 荒浜 仙台湾光景-大津波のあとで
3.11後の仙台の荒浜の風景をメインとした写真集
作品というよりはもっと報道写真寄りな、記録のような側面もあるが不思議と心を惹きつけられる
地獄としか言いようのない凄惨な光景のはずなのに、写真としての整然さがあり見やすささえ感じた
何枚か気に入ったの挙げると「泳ぐこいのぼり」という写真は凄惨な状況にあっても鯉のぼりだけは平素のように風に泳ぐ様は美しさと不気味さと、そして人間の気など物体は知ったことでは無いと言う世界の残酷さみたい