キレイの悪あがき アラフィフ編 断食 ファスティングのはなし
プロローグ
さて、シミ関連のクリニックネタから少し離れるけれど、久しぶりに断食をした。シミになにが関係あるのかといえば、それは後述内容でご確認を。
40代にとってのおなじみ置き換えダイエットといえば、マイクロダイエットだと思う。昔はあれしかなかった。もしくはあれのパチもんが、せいぜいドラッグストアで売っている様子だった。
ところが今はオッサレ〜な酵素ジュースなどを代替えにしてファスティングと称されキラキラインフルエンサーが、Youtuberが華麗に努力をしてビフォアアフターを疲労している。
ファスティングと断食は本来同じ意味なはずなのだが、広義にファスティングは、多少の流動物を口にしてOKの雰囲気がある。
私は20代半ばの頃に、断食を7日間経験している。特になにかの宗教ってわけでもなく当時勤務していた社内で、断食の神秘体験 & ダイエットのためにちょっとしたブームになったのだ。
初めての断食は、ドキドキで、7日断食+復食期合計で14日で7キロ体重を落とした。断食は、身体が本来食べ物からエネルギーを得るかわりに、自分の脂肪や筋肉をエレルギーに変えるので体重は当然落ちる。
そのかわり、ダイエットの基本は筋力を残し太りにくい身体にすることであるので、断食後は太りやすい身体になるデメリットもある。
筋力があると、身体は眠っている間も代謝にエネルギーを使う。筋力がなくなるとその反対。断食は、体重は落ちるがほったらかしにすると、以前より燃費が良すぎる身体、つまりちょっとのエネルギーでも生きていける身体になるので元の食事に戻すだけで太る、こわーい状況にもなるのだ。
結局あの頃学んだことは、やろうと思えば一旦痩せることはできるけれども、キープするにはそもそもの生活週間まるっと太らない生活にしないとダメ。これにつきる。そして、世の中そんなことできる人はほとんどいないので、ダイエット信仰はいつまでたってもなくならない。
んなこたわかってるんですよ。わかってるんですけどね。
筋力が衰えるフェーズは、加齢にも訪れるわけで。
恐ろしいことに、生きていくだけでちょっとのご飯で生きていける身体に変更していくのである。もともと低身長の私はそもそもの必要代謝が低いので、普通のご飯を食べるだけでも太りやすい。そのためジムなどを駆使し、基礎代謝アップには努めていた。
ところが今年のコロナのあれで。自粛のあれで。
プラス5キロ。わがままボディに近づき始めてしまった。
あろうことか、それは私だけに訪れたことではないし、年のせいか顔にはほとんど出ないし、加齢による燃費がよくなることから痩せるのも若い頃より何倍も大変だし、もうこのままでいいか…とさえ思い始めていたころだった。
私は、仕事でとあるイベントを主催している。
それはそれは綺麗な女子もいるイベントで、彼女達はいつも綺麗だからそもそも綺麗な子たちだと思っていた。