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【レシピ】おうちでプレッツェルを焼こう【自家製パン】

可愛いハート型なのか、ニカッと口を開けた笑い顔なのか、見た目も可愛いパン『プレッツェル』を焼きました。
本当はもうちょっと、シュッとしたスリムでかっこいい感じのものを焼きたいと思うのですが、いつもぷっくりでぶっちょに仕上がってしまいます。
その辺の改良というか、工夫、慣れ、技術が必要なんだけれど、これはこれで美味しくって、愛嬌あって可愛い!
そして、なんと言ってもいい香り。焼いている時からオーブンから漂う、あの独特の香りがたまらないのです。

このレシピだと、準備から焼き上がりまで2時間?2時間半くらい?
で出来ちゃうはずなので「パンを焼く」というと、結構時間かかるよね。パン焼きって待ち時間が長いよね、、、という心理的ハードルも下げられるはず。特別な焼き型などもいらないので、チャレンジしやすいかも?

<材料> 出来上がり4〜6個
強力粉 220g、砂糖 20g、塩 3g、バター 10g
インスタントドライイースト 2.5g
水 70cc、牛乳 50cc → 合わせておく
湯 1500cc、重曹 40g
岩塩 少々(普通の塩でも可)

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<作り方>

1.ボウルに強力粉、砂糖(今回はきび砂糖を使っています)、塩を入れて、フォークなどでぐるぐると混ぜる

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2.1のボウルの真ん中にインスタントドライイーストを入れて、イーストにしっかりと水分が行き渡るように、イーストをめがけてあらかじめ合わせてあった水と牛乳を注ぐ

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3.スケッパーなどで軽く生地をまとめる

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4.まとまった生地を台の上に取り出して、5分ほどこねる

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5.まとまった生地をボウルに戻して、バターを押し付け、スケッパーで切り込むように生地の中にバターを入れ込む。完全には入らないので、ある程度のところでスケッパーから手に変えて揉み込むようになじませる

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6.再び台の上に取り出して、しっかりとこねる(5〜10分)

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7.こね上がった生地をボウルにいれて蓋をしたり、ラップをかけたりしてオーブンの発酵機能を使い、35〜40度で30分〜40分発酵させる

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8.発酵させている間にオーブンシートなどの用意をする

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今回は生地を6分割して6個のプレッツェルを焼く予定なのでオーブンシートも6枚。最後に振りかける用の岩塩、茹でた生地をひきあげるためのおたまや箸、クープをいれるためのナイフなど

9.発酵終了した生地を取り出して、分割する

↓ 7の写真よりも生地が膨らんでいます

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これを台にとりだして、平たく押さえてガスを抜いたら分割します

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↑ こんな感じで大体、、、でもいいし、私はそこから微調整をして全部を同じ重さにしちゃいます

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4分割ならば1個は約94g、6分割ならば62g
朝ごはん用に1人1個にするならば、4分割がオススメだし、ちょっとしたコーヒータイムのお供だったら6分割がいいかも。
この後の成形に慣れてきたら8分割とかの小さいのを作っても可愛いと思うのですが、まだチャレンジ出来ていません。。。

10.分割した生地は休ませずにすぐにそのまま成形します

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三角形にカットした生地を上下から三つ折りにして、それをさらに二つ折りしたものを、真ん中だけふくらみがあるように伸ばします。
端を持ち上げて、1回か2回交差させたら下に戻して、ハート型に。
これ、うまく文章にできないのですが、形のイメージは出来ますよね?
ちなみに、何か細長いもの、リボンでも折り込んだハンカチでもいいので、先に成形のイメトレだけやっておくのおすすめです。
いざ、ここまで来て「あれ?どういうことだっけ?」って悩んでいると、パン生地はどんどん発酵が進みます。もたもたしていられません。
1個目の成形から、最後の1個までのタイムラグをいかに無くすかということも「パンを同じ状態で焼く」上でポイントになるので、頑張ろう!
(↑ ほとんど自分に言い聞かせています)

11.成形した生地を15〜20分ほど休ませつつ、お湯の用意、オーブンの予熱をスタート(我が家は220度で予熱しています)

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基本的には何もかけずに、このまま放置で大丈夫なのですが、乾燥しやすい季節は生地に触れないように気をつけながらフキンをかけたりして休ませてくださいね。

鍋や深めのフライパンにお湯を沸かし、重曹を入れます。
本来は「苛性ソーダ」を溶かした溶液を使うということなのですが、家庭ではなかなか扱えないので重曹で代用します。

12.オーブンの予熱も完了し、お湯も湧いたら、重曹をお湯に入れてよく溶かし、その中にオーブンシートごと生地をいれて20秒くらい茹でる

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シュワシュワシュワーッてなります。
その中に生地を入れて、、、

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先に成形したものから順番に入れていきますよ。
ひっくり返さずに、箸などでそっと押さえて沈ませるようにして茹でています。そして、途中でオーブンシートをつまみだして、オーブンの天板に並べておきます。

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13.茹でた生地にお湯が馴染んだら、クープを入れて岩塩をふる

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14.220度で予熱したオーブンに13の天板を入れ、温度は200度に下げて約15分焼成

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4分割の場合は16分くらい焼いていますが、6分割の場合は13〜15分ほどで焼き上げています。
ご自宅のオーブンのクセもあると思いますので、焼き色などを見て短め、長めと調整してください。ちなみに、我が家は電気オーブンです。ガスオーブンをお使いの場合は予熱温度は少し下げて、焼成時間も短くしてもいいのかもしれません。

ところで、、、
一番最初に『可愛いハート型なのか、ニカッと口を開けた笑い顔なのか』と書いたのですが、これ「逆さまハート型」であるのが本来の姿なのかしら。。。どっちが上なんだろう。
ドイツパンのレシピの表紙で「逆さまハート」のスタイルでプレッツェルの写真が載っているのをみかけたことがあるのですが、日本にある「本格ドイツパンのお店」なんかの通販ページなんかを見ると、普通に「ハート型」で紹介されていたりして。
この形になった由来などもいろいろな説があるようですし、それによっても上下のあり方は変わりそうだな、なんて思ったりもします。

個人的にはやっぱり「ハート型」が気に入っているんですけどね。
写真を撮る際に、一瞬悩みますよね。食べちゃったらおんなじなんだけど。


よろしかったら、焼いてみてくださいね。






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