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痛みには反応ではなく、観察をしてみる

ときに突風吹き荒れるかもしれない時代に突入しました。風通しがよくなり、私たちたちがよりよく生きるための本格的な準備が始まりました。

私たち自身の執着というものにメスが入るかのように、頑なになっている部分ほどに痛みが走るかもしれません。大胆な変革が起きるとき、私たちが現象化する世界ではまず人間関係やコミュニケーションにおけるハレーションが起こるかもしれません。何かしら必要な在り方に進むべく、風が吹いていたとして、その変化に直撃する私たちはときに痛みを伴うかもしれません。もしくは、自身の向き合いを進めてきた方にてとっては、過去の自分が抱えてきた癖を再び見せられるという現象が起こるかもしれません。いずれにしても、これから私たちは大きく動きます。

痛みが走るとき、長らくその痛みを無視して走り続けてきたかもしれませんが、これからは少し自分の内面に意識を向けるために立ち止まってみませんか。一度、呼吸に意識を向けながら、自分に湧き上がる痛みがなぜ起こるのか。そこを観察してみるのです。何か外の世界に、誰かに過剰に期待していることはないか。何かに、誰かに、こだわりすぎていたものはないか。その過剰に反応する部分には、私たちが幼少期から抱えてきている思い込みや信念体系が隠されています。わかりやすい現象が起こりやすい今は、変容の大チャンス到来とも言えます。どんなブロックがあり、軽やかに生きることが許せないのか。一見、苦しい事象には大きなヒントが潜んでいます。

これからしばらくの間、世の中に過剰反応が増えていくかもしれません。そんなとき、私たちは決してひとりではない、ということを思い出してください。人間はひとりで生きるようには設計されていません。誰かと繋がりながら生きていくように創られています。日常におけるコミュニケーションにいつもより少し優しくしてみてください。過剰に反応する自分が湧き起こったら、一旦、自分自身の呼吸に意識を向けてみてください。そして落ち着いた状態で、行動や言葉に映してみてください。ほんの少し、その「間」を大切にするだけで、ほんの少し、その観察ができる余力があるだけで、私たちは緩むことができます。自分自身が緩むことができてはじめて、周囲の人たちにも優しく接することができます。

矛先が外に向いているとき、私たちが安らぐことができません。私たちは、他の誰かになる必要はなく、ただ自分自身であることを許すだけなのです。私たちはただ私たちで在ることに寛ぐこと。1日に少しでも自分自身にその「寛ぎ」のひと時を与えてみてください。コンフォートゾーンを広げていくときは、その寛ぎのリソースに繋がりながら安心安全に進んでいくこともできます。痛みを感じたとき、ゆっくりと呼吸や身体に意識を戻しながら、そのリソースに立ち戻ってみてください。そして内側で何が起きているか、静かに観察してみてください。

みなさんのプロセスが安心安全に行われることをお祈りいたします。



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