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中学受験は親子で受験仲間になるといい


自分が泥沼5連敗の頃、一番上の娘の中学受験勉強が始まりました。
(詳しくは別記事に)
普通、中学受験をしようと思えば、小4の頃から、塾通いをスタートさせるようです。私は、中学受験に関しては、全く無知な状況で、2年勉強すれば大丈夫だ、と勘違いしていました。入塾テストで、算数の偏差値が28。面談でも、今から勉強して、この学校に行かせたいんです、と言うと、先生が、思わず苦笑したほどでした。その時は、先生のリアクションの意味がわからなかったのですが、初日の授業後に、ようやくわかります。

初めての算数の授業を終えて、娘が落ち込んだ様子で帰ってきました。
授業内容がさっぱりわからなかったと。進学塾は、学校の授業をどんどん先取りしていくので、学校の勉強しか知らなかった娘にとっては、異次元の話を聞いているようだったみたいです。

「そりゃ、しょうがないよ。だって、はじめての塾なんだもん。」
そのうち、娘が涙をぼろぼろ流して、大泣きを始めました。
熱くなっている背中をポンポン叩きながら
学校のテストは出来て、賢いね、なんて言われてたはずなのに、テストで偏差値28をとって、授業についていけなくて、ショックだったんだろうな。と彼女の心境を察していました。

以前の私なら、なにやってんのよ。もっとがんばりなさいよ。と、突き放すような言い方しか言えなかったかもしれません。

ですが、自分が、落ちこぼれの受験生をやっているおかげで、できない時のつらい思いがわかるようになったことは、よかったのかな、と思います。

やらなきゃいけないのにやりたくない時だってある。
全力でがんばったのに、成績が上がらない時もある。
もうやめたい!って投げ出したくなることもある。

やりたい、やれない
がんばる、がんばれない
やめたい、やめたくない

いろんな気持ちが絡まって、ぐちゃぐちゃになって
で、自分はどうするの?

周りの人は、アドバイスや応援をしてくれるけれど
実際に受験をするのは本人しかできないものだから。

いつの間にか、娘と私は、ともに合格を目指す仲間のような存在になっていきました。

結局、娘の方が、私より先に合格してしまいましたけどね。(笑)
私の方が、先に勉強をはじめたのに(泣)

合格まであと2年

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