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「お金の授業」をまとめる

中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY

鉄則1

素人が必ずハマる罠


「お金のプロを信じてしまう」


これが一番ダメ

1.証券マン
2.銀行員
3.生命保険の販売員
4.ファイナンシャルプランナー
5.不動産業者

全部ダメ

なぜ信じちゃいけないのか?

あなたにそれを勧めている/相談に乗ってる人が「あなたが買う事で利益を上げる人」の場合信じてはいけない

相談相手と商品を売ってくれる人が同じの場合
絶対に信じてはいけない

証券マンにはノルマがある
儲かるかは不確定

儲ける方法は手数料で儲けている

銀行員も手数料で儲けている

売ったら必ず儲かる
リスクを取るのはお客様だけ

生命保険は保険として正しいやり方なのか?

保険は人類の発明
もしかしたら起こる確率は低いけども起きてしまうかもしれないという事に対して全員で備えよう

火災保険もそう
火事は全員が起こる事じゃないけど、もし自分に起きたらその時は保証してほしい

「火事が起きたらどうしよう」のリスクを皆でちょっとずつ積み立てておく事によって火事が実際に起きちゃった少数の人数に対して救済をという素晴らしい考え方

じゃあ生命保険は?

結構多くの人が取るリスクに対しての保険ってどこで儲けてるの?

プラスその手数料って一体いくらなの?

それが明記されてない場合や
保険と言いながら掛け捨てではなく満期になるとお金が帰ってくる
「保険でもなく投資でもあるもの」の手数料ってどれくらいなのか不明

ファイナンシャルプランナー


民間資格で意外と簡単に取れる
だから本当のプロである証券マンや銀行員に比べても知識が足りない場合が多い

なのになぜマスコミやイベントで、もてはやされるのか?
それは何かの商品やサービスを売るためのPRに使われる場合が多い

「この商品いいですよー」と、なんで言ってくれるか?
スポンサーにとって都合の良い良い事を言ってくれるタレントに近い

情報化社会だからタレントや俳優のCMを信じてない人が多い

ああいうのはお金をもらってやってるけと
それがだんだん曖昧になってきて
インフルエンサーやブロガーと言われてる人達を信じてたのに
「お金をもらってない」とか言っておきながら
実は裏でお金をもらってたステマ問題で話題になったのは
タレントやCMの情報提供にうんざりしてきた国民達が本当の情報を知りたいと信じてたのに
「結局お金をもらってたんじゃないか」となって「これは広告/PRです」と伝えましょうとなったけど
そんな中でファイナンシャルプランナーはその業界のタレントでありステマをやらされてる可能性があります

不動産もその商品を売って儲かる人で「あなたの将来にとって有益な情報」というものは基本的に疑ってかかるべき

それがたとえ友人や家族でも

素人が必ずハマる罠2

買ってはいけないものを買ってしまう


外貨建て終身保険
外貨預金
FX
テーマ型
ターゲットイヤー型
バランス型
毎月分配型
通貨選択型
個人年金保険
学資保険
生命保険
持病医療保険
ファンドラップ
ロボットアドバイザー
新築マンション

為替リスクが非常にコントロールしづらいし、かなり大きい時がある

FXなんてギャンブル性が高い
世界最大のカジノ

FXで安定的な投資は難しい

資産運用の鉄則の裏側で必ず分かっておかなければならないのは
「投資」「お金儲け」「資産運用」をごっちゃにしてる人がいる

「働かなくても上手くお金を動かせば大儲けできるという考え方」と「資産運用」は根本から違う

貯金にだけ回さずお金を動かして色んなリスクに対応しようという考えが「資産運用」

貯金も一つの選択肢だけど金利はすごく低い

でも銀行が潰れるというリスクもある



地方銀行も潰れる可能性がある

その上で銀行一つに預けるのも厳しい

銀行は1000万円しか保証してくれないのに2000万円、3000万円預けるのもリスク

そう考えたらそれ以外の所に入れておいてリスクを分散させるという資産運用と暗号資産爆当たりという投資は全然違う

巧みに爆当たり感をちょいちょい出してくる

ハイリスクかローリスクかという事ばかりに囚われすぎてる人は「手数料ハンター」である事を忘れさせられてる

リスクの高い低いばかり考えてる

皆考えてる事は「リスクが低くて儲けたい」

不安と欲望をかき立てて手数料を取っていく

(情報をくれてるけど商品を売ろうとしてる人だとしたらそれは罠だ)

●テーマ型は「AIが来てますよ」「ロボットが来てますよ」とテーマにしてる銘柄に集中投資

AIの銘柄をプロがいくつか選んで投資する
「AIが来てるから集中的に伸びてリターンがものすごく得られる」
「何社かに分けてるのでリスクはありません」
これは危ない
結局AIは一つの業界でしかない
そこに集中して投資するのはリスク分散の原則と真逆

もしもAIのトレンドが去ったら一気にその銘柄は下がる

しかも「AIって知ってる!聞いた事ある!」は皆、知ってるという事はもう上昇してる

テーマ型は売りやすくて騙しやすい
楽して儲けたい人に来る

●ターゲットイヤー型は「高齢向け」「何十代向け」
年代別に向けた投資

そんなの無い

年齢に応じたフィットする投資銘柄なんて無い

●バランス型
株式だけでなく国債など色んな種類のものをバランスよく投資

リスクが不透明

全て聞こえが良い

どの人がどれくらい警戒心を抱いてるかを知ってる
お金のプロは色んな人から疑われてきている

その人は何に恐れてて何に取り憑かれてるか不安と欲望を見出してピッタリのエサをぶら下げる

●毎月分配型
毎月貰える金額が決まってる

投資としておかしい

本来ならまとまったお金を渡す事でそれを運用してパーセンテージの利益を上げていく

にも関わらず毎月お金が分割して届けられる

もし目減りしてたら?
利益が上がってなかったら?

元本が削られて送られてくる

元本が減るリスクのあるお小遣いをもらってるだけ

そこで手数料を取ってる

全てリスクがあるにも関わらず様々な不安に対して色んな角度から甘い汁を投げてくる

それがプロ達だ

●個人年金保険も投資信託よりも手数料が高い

年金や保険という言葉を入れてホッとさせておいて実はただの投資信託でしかも高い手数料を取ってくる

「手数料」と言いましょう

プロが現れたら「手数料」

●学資保険も増加率の利回りが良くないにも関わらず子供の為という事でやられる

生命保険は友人、家族であっても疑いましょう

家族であっても友人であっても耳を貸してはいけません

うまい話はたくさんあるけどそれは良い商品なのかは曖昧

売ってくる人以外に聞く

●悪名高きファンドラップ
額だけ渡して丸投げ
プロだから、めんどくさいから丸投げする人がいる

「ただお金を渡して下さい」
手数料は取ります

ファンドラップは金融庁からダメ出しを受けた事がある

●ロボットアドバイザー
AIがアドバイスする
独自のアルゴリズムは大したものではない企業が多い

●新築マンションを買うな

なぜ新築マンションはダメなのか?
なぜ新築マンションはその値段なのか?

色々な所にPRされてるその費用は一体どこから出てるのか?

その費用は全部利益に上乗せされてる

その不動産本来の価値よりもその利益や広告費が上乗せされた額で売ってる

なので買った瞬間その上乗せ分の価値が無くなる

中古として家を売る時、上乗せ分が引かれた値段からスタート

中古の物件を目利きで選んだ人よりも大損してる

不動産を買う事自体だいぶ考えなきゃいけない

家を買うのが夢で普通ですという考え方はもう終わりなんじゃないの?

なぜなのか?

価格の計算は出来てますか?

家を買うのと資産運用とか投資と一緒に語られてるのか?
家は違うだろ?
家は投資じゃないだろうという人ほどわかってない

家を買う、多くの人がローンで買ってる
家の価値はどんどん価値が減ってる
建てた時は価値が高いけど
どんどんどんどん老朽化していって価値がどのくらい減るのか?

その土地がどれくらい開発されるのか?
その時の地価とか人気による

価格が変動するものにちょっとずつお金を出して買う

それは投資

家を買うのは投資

にも関わらず「家は一生物の買い物」という教育に毒されてる

冷静に考えて家が資産としてどれくらいの価値であるのかを計算できる人は買いましょう

計算できないなら買うのやめましょう

計算できる人は上乗せして5%の利回りがきくんじゃないかと
これくらいの価格で買ってこれくらいの家賃で貸して
それでリスクも上乗せして5%になるかどうかという計算をしてから買う

しないよね?

家を買わせる上等テクニック

その人の給料を聞く
そして家の価格を給料以上のローンで割り増しして月々この額なら払えますと言わせる

その上で「家賃払ってますよね?」
毎月の家賃をアンケートに書かせて
「家賃よりちょっと安いローンを何年か払うと家はあなたの物になる」
「今の所に住んでてローンよりも高い家賃を払い続けて20年後その家はあなたの物じゃない」

「『あなたの物になる出費』と『ならない出費』さぁどっち!」


全部家を売る人がこれしかやってない

「あなたの給料はこれくらいで家賃はこれくらいでそれよりも低いのがこのローンです」
「払い続けたら『あなたの物』になる。
片方は『あなたの物にならない』さぁどっち?」

これでやられる

物にしたい!
無駄な出費してる

違う

不動産はそういう理屈じゃない

買ってからリスクを伴う

価格の変動リスク

上乗せされた利益をすっ飛ばされてその価格で売らなきゃいけない

中古物件であってもその土地がどういう状況になるか分からない

その土地がリスクのある土地だったかもしれない

地盤や水害など後から明らかになってイメージダウンして一気に人気がなくなるエリアになるかもしれない

隣の町が土地開発されて大きな駅が出来て価格が上がったり下がったりするかもしれないリスク

じゃあ家を貸そう?

貸す時もタイミングで老朽化してるかもしれない

いざ貸そうとしても条件などにより貸す相手が見つからない空室リスク

価格変動リスク
空室リスク

そして人生の変化リスク

4人家族で住むはずだったけどおじいちゃんおばあちゃんが住む事になりどうしよう?

4人で住むはずだったのに嫁子供に逃げられて独り

品川に買ったけど本当は目黒に住みたいと妻が言い出したり
目黒の学校が良いのと言い出したり

人数にしても土地選びにしても非常に色んなリスクがある

変動するものがあるにも関わらず購入しなきゃいけないというリスク

家は買ったほうがいいじゃないか
保険はいっぱい入ってたほうがいいじゃないか

そういう考え方が広まってた時代からそうじゃないかもしれないと明らかになってきた時代でもあるわけ

素人でも出来る投資の鉄則

ものすごくシンプル

安定的で手堅い資産運用を提案

ローリスクローリターン

これこそが資産運用

ものすごい投資家とあなた方の投資は全くの別

すごい利益を出す投資家はただのプロでアスリート

皆さんのやるべき事はお金を適切に守る事

売買のタイミングは不要

一気に買ってお金が必要になればその都度売ればいい「ほったらかし投資」

普通預金はどれくらいあればいいか?

使う可能性があるお金

生活費の3〜6ヶ月分あれば大丈夫

リスクのある資産とリスクの無い資産に分ける

リスクのある資産運用は株式の「インデックスファンド」

インデックスファンドは一定の指標に沿って機械的に売り買いする

ローリスクローリターン

そうじゃないのは「アクティブファンド」

ファンドマネージャーという人が高い利益を狙う

プロであってもインデックスファンドよりも利益を出し続けるのは非常に難しい

もしやれるならその人は大金持ちになってるはず

そうはならないけどそうなる雰囲気の商品を作り高い手数料を取るビジネス

何度も言います

手数料ハンター

外国と国内を6:4で分けるとある程度リスク分散になる

外国でも途上国は上がり下がりが激しいのでより堅いところで先進国

先進国株式のインデックスファンド6割
国内株式のインデックスファンド4割の配分

「何の商品を買うかでリスク分散をするか」ではなく「リスク資産に対してどれくらいの金額を置くかでリスクを分散」をしましょう

皆さんが万が一失ってもいい金額を想定してその3倍までならOK

要するに3分の1削られてもギリ何とかなるというところまで賭けていい

100万円我慢出来る人なら3倍の300万円リスク投資してもいい

損失許容額の3倍リスク投資

まず生活資金の6ヶ月分を貯金する

損失許容額の3倍をリスク投資する

その置き方

まずiDeCoを使いましょう

iDeCoとは個人型確定拠出年金

積み立てるけど60歳まで引き出せないものの税金で優遇される

iDeCoには上限がある

サラリーマンは15〜20万円ぐらいまで
フリーランスは80万円ぐらいまで

まず上限まで入れる

それでも余裕のある人はNISA

NISAは少額投資非課税制度

要するに税金が優遇される

「NISA」と「積み立てNISA」は違う

NISAはリスクが大きい
積み立てNISAはもう少しリスクが低い

積み立てNISAは20年非課税

NISAは5年非課税

非課税を利用する

なぜNISAやiDeCoがあるか?
なぜ金融庁がファンドラップを注意してるのか?

ファンドラップ
(名高きファンドラップ
額だけ渡して丸投げ
プロだから、めんどくさいから丸投げする人がいる
「ただお金を渡して下さい」
手数料は取ります
金融庁からダメ出しを受けた事がある)

なんで金融庁は老後2000万円問題の発言をしたか?

国民よ金融リテラシーを上げてくれ

金融に対する考え方をもっと深めてくれ

iDeCoとかNISA作ったから投資しよ?
非課税にするから投資しよ?
税金優遇したから!
仕組み作ったから!

国民「分かんない。銀行に入れる!」

税制を利用する

国が作った制度を理解して使う

生活資金を6ヶ月分貯める
インデックスファンドで先進国6割国内4割リスク投資
iDeCo、NISAを使う

その残りの金額でやるのが

個人向け国債変動金利型10年満期


国債
国が発行する債権

国にお金を貸す

金利は最低でも0.05%保証されてる

メガバンクより金利が良い

無リスク資産、元本保証

これだけでも持ってましょう

変動金利がいい感じに行けば0.05%よりも上に行くかもしれない

リスク投資
無リスク資産
生活資金

の3階建て

損失許容額の3倍しか乗っけてないから自分の中でどれくらいリスクを取れるか分かってる

普通預金は6ヶ月分あれば大丈夫

これらを鉄則と踏まえた上で

預金は1個の銀行に対して1000万円まで

保証されてるのが1000万円までだから

銀行は潰れないと思ってる事がリスク

銀行の事は無条件で信じてない?

きっちりした見た目の銀行員のイメージに洗脳されてるからそれがリスクだから気付けよ

銀行も一つのリスク

投資のプロより「インデックスファンド」

手数料、信託料合わせて0.5%未満

鉄則の中の鉄則

伝家の宝刀0.5%

手数料ハンターか見破る1個のボーダーラインがここ

全ての手数料を合算して年間0.5%より上ならアウト


そいつは手数料ハンター


色んな商品があって4.5%なら1000万円預けてたら45万円取られる

毎年毎年45万円減っていく

もしかしたら手数料の方が多いかもしれないとようやく分かる

1000万円預けたら5万円未満

窓口には行くな







窓口に行ったら結局ターゲットイヤー型を買わされるかもしれない
(ターゲットイヤー型は「高齢向け」「何十代向け」
年代別に向けた投資
そんなの無い
年齢に応じたフィットする投資銘柄なんて無い)

窓口へは行かずにネットで手続き

窓口へ行くと個室へ通され
お金持ちはもっと立派な個室へ連れられ
さらにお金持ちはえらい人がやってくる

えらい人はお金持ちを狙う為にいる

お金持ちハンター

その人件費を払う為にある

勧誘を回避し人件費をカットする為にネットで手続き

電話がかかっきて「お得な金融商品」と言われて買っちゃう事もある

そういう勧誘があるからもう君たちは2度と窓口へは行くな

できれば会うな

1.証券マン
2.銀行員
3.生命保険の販売員
4.ファイナンシャルプランナー
5.不動産業者

こいつらを見かけたら常に逃げろ

手数料ハンター


手数料から逃げなさい
自分で調べなさい


資産運用全てに関して最終的な結論は

「長期保有」


リスクを分散するんだよ

老後の話なので短期間で億万長者になろうとしない

その上で税制の優遇をしっかり使う

お得なのは税制優遇
安全なのはリスク分散

その上で他人に任せず自分で調べて自分で手続きしなさい

窓口へ行く事も他人に任せてる事になる
友人や家族が「やっとくから」と言われてもやらせない

「サンクコストを恐れず解約を」

サンクコストは埋没したコスト

既に支払ったコストが惜しくて保険に入り続けるとかその株を持ち続けるとかその証券に賭け続けるとかが人間

これらを知ったから、ここの時点で間違ってた事をやってたっぽいとなった人は自分の力で調べて解約して勉強料だったなと思い
自分なりの資産の組み立てに自分の力でネットでやる

そんなに大きい損でないと思い今知った時点から正しい方向へ動く事こそがリスクヘッジになる




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