楽しさの追求
こんにちは、マイコです。
私は5ヶ月前から「絵が上手くなりたい」「創作の楽しさを取り戻したい」という理由からアトリエに通い出したのですが、まあお月謝が結構するので、今ちょっと資金繰り厳しいしな、どうしようかなって迷ってるんですよね。
なので、そのことをアトリエのスタッフの子にLINEで相談したのですが、「今辞めるのはもったいない〜!作ることの楽しさにもっと気づけそうな予感がするのに」って返信が来ました。ふむ、そうやねんな。
まあスタッフの子的には続けてもらう方がお月謝ゲットできるし、ちょっとは営業トーク成分も含まれてるんでしょうけど、そんなことは抜きにしても、彼女の「作ることの楽しさ」に着目する価値観にはやっぱり「今自分の求めているものはここにありそうだな」と思って心が惹かれていってしまいます。
何を隠そう、私は「楽しいこと」を追求している人たちが大好きなのです。
「本当の楽しさ」っていうのは、周りから与えられるものではないような気がします。能動的に動いて、自分で探して、作って、時に心が折れそうになって、低空飛行でも諦めずに、そうやって自分なりに追求した先に「楽しい」って思える瞬間がある。あの喜びは、他人から与えられたものと違って「虚しさ」が付きまとわない。
私もまだまだものづくり1年生くらいの力量しかないのですが、「楽しさ」の追求はもっともっとしていきたい。生きることの本質がそこにある気がする。
先月アトリエで個展が開催されたのですが、そこに私も1枚だけ作品を出品させてもらいました。
アクリル絵の具で、40時間くらいかかった気がする。1枚の絵を完成させるのは中学生の頃以来なので、もしかしたら生まれて初めて絵と真剣に向き合ったのかもしれない。
結局納期ギリギリになったので、添削は受けられずにまだ未完成の状態で、もうちょっとブラッシュアップしたいなと思っているのですが、それでも「現段階の自分の力ではこのくらいだ。描ききったな」という達成感がありました。
まあ自己満足といえばそれまでなのですが、それでも「心の中に生まれた綺麗な感情、私の好きな美しい光景を誰かの心に伝えたい」という気持ちを持って描いたので、閉じた世界ではないと思ってます。
この絵はコップの水が光を通してプリズムみたいに虹を生み出している風景で、女の子が踊ってる姿はまぼろしです。日常にあるなんでもない光景が描きたかったのです。世界は美しいんだよ、目を凝らして、その美しさを取りこぼさずにいきたいね、という気持ち。
来場者アンケートの中に「印象に残りました。キャプション含め、世界観がどストライクでした」と言っていただいた方がいて、それを見た私の心にはじんわりと喜びがあふれ出したのでした。本当にありがとうございます、見知らぬお方。
がんばって描いてよかったな。うれしいな。楽しいな。また描きたいな。次はもうちょっと上手く描けるはず。
やっぱりアトリエ、続けたいな。お月謝を払うからには、きちんと通ってちゃんと描きたい。とりあえずまた半年、がんばりたい。
まあ今のところ趣味の域を出ていないのですが、「能動的にものをつくる心」というものを育てることは私は自己投資だと思っているので、決して無駄にはならないと思っています。
受け身な生き方をしていると、うまくいっていないことを周りの環境にしてしまいそうで、誰かに不満を言ってしまいそうで。そんな自分はもう抜け出したい。大人なのに、まだまだ精神は発展途上だなって思います。がんばります。
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お読みいただきありがとうございました。
今日も何事もなく、すこやかにおすごしくださいますように。よき日を☆彡
心を込めて書いた文章に価値を感じていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。なにか自己研鑽や創作の糧になることに、大切に使わせていただきますね。