【灯台下暗し】小さな幸せほど、見逃しがち
こんばんは、Ryoyaです。
秋が急速に過ぎ去り、早々に冬の足音が聞こえ始めてますね。
お酒を飲みながら考え事をしていたときに、
ふと「あれ、呪縛から解放されている」と思ったので。
幸せの形は十人十色
「大人になったらたくさんお金を稼がなければならない」
そう思い始めたのはいつからだろうか。
多分、大学生くらいだったように思う。
私立で理系となると、お金にゆとりのある家柄の同級生も多く、
良い賃貸に住んでいたり、車を買ってもらっていたり、アルバイトせずに済んだりと、そういう人をたくさん見てきた。
若かった自分は、そういう人たちを見て
「オレは絶対に自分で稼いだお金で裕福になってやるんだ・・・」と思っていたものです。
それから社会に出て、がむしゃらに働き、20代にしては多めの給与をいただいていたと思う。
だけど、それでも心は満たされなかった。
使えるお金は圧倒的に増えたけど、心の焦燥は消えなかった。
目に見えない何かに追われ、「もっと上へ、もっと上へ行け」という何者からかの囁きに苛まれた。
そこからどんどん上を求めたが、自分の気質とは真反対だったようで、いつからか心身に影響が出るようになった。頑張れば頑張るほど、心が苦しくなった。何をしていても楽しくない時期があった。
それから数年、僕は今、地方でゆったり過ごしながらフルリモートワークをしている。
すごい貯金ができたわけでも、宝くじを当てたわけでも、
転職して年収が上がったわけでもない(新卒で入った会社が一番もらっていたので…)
金銭事情は、数年前とさほど変わっていない。
それでも何故か、妻と2人暮らしで充実している。
日々、何気ないことで幸せを感じている。
きっと、心の憑き物が取れたんだろうと思う。
確かに、お金はたくさん稼げた方が豊かな暮らしができるだろう。
いろんな場所に行けるし、美味しいものもたくさん食べれる。
けれど、そのために自分の気質に合わないことをする必要はないとも思う。それは自分を苦しめることになるし、いつまで経っても幸せを手に入れることはできない。
もし過去の自分に会えたら、これを伝えたい。
酔っ払いの戯言でしたw
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