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旬杯ストーリー「承」

A:承
今年もまた来た入道雲の空。
2人でよく立ち寄った道の駅。
見覚えのある車と
忘れるはずも無い君の姿。
相変わらず
ソフトクリームが良く似合う。
君が独りでテラスに座って居る。
僕も君の微笑み見たさに
隣に座る事は許されるかな。

A:起→承

B:承
夏の海
僕には似合わないと思って居た。
でも勇気を出して良かったよ。
水着の後ろ姿でもその声で分かる。
高校3年間
ずっと憧れ続けた君だって事。
これ
運命だと想っても、神様許してくれますか。

B:起→承

C:承
君が遠くへ行ってから
僕のスコールが止む事は無い。
でもお陰で夢が出来たんだ。
高3にも成れば僕らは大人だ。
だから僕は大学を機に
君を迎えに行くよ。
一緒に地平線を見るだけでなく
まあるい地球を共に歩こう。
これからは一緒に黙らず
共に沢山話そう。
これは
僕だけの気持ちだけじゃ何も始まらないから
太陽の熱さのせいにして
君へ手紙を贈る事にするね。

C:起→承

旬杯のリレー小説に出品する事にしました。
初めての事なので相変わらずの緊張です。
お読み下さり有難う御座います。
リレー小説のPJさんによる起承転結の「起」は下のリンク内に有ります。
それをお読み頂けると今回のアタイの作品への繋がりが分かります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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