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ザ・ファブル

この漫画と出会ったのは数年前、岡田准一さん主演の映画を観た事からだった。

私は虫の殺生にすら関与したくない、祖母がネズミ捕りで捕まえたネズミを逃がして怒られる、そんなタイプの人間故に、佐藤とヨウコ達殺し屋のプロの世界は異世界の様な感じだ。
(余談:ウガンダで鶏を鶏肉へ命を美味しく調理し頂いた経験はある。お魚は鱗がどうも苦手でお店で三枚おろし等をいつも頼む派です。)

しかし、世の中の不均等な裏にある闇の部分を少なからず垣間見ている私には、本当にある世界なのかもしれない、とも思ってしまうのだ。

私は交差点の信号が点滅しそうであれば、走らず次を待つし、俊敏さがあるかと言われたら水の中以外では無いとキッパリ断言出来る。

だから、佐藤達の6秒あれば相手が倒れてしまうような尋常じゃない動きに惚れ惚れしてしまう。

絶対に見つかるんだろうが、窓の外か木の影から彼等のプロの仕事を見て見たい。

余りにも憧れてしまったら、私もクロちゃんの様に弟子入りを志願するだろう。
その位に魅力がある。

そして、彼等は無駄な殺生は絶対にしない。
ボスの命によりのみ仕事を遂行する。
一般人にはとことん優しく温かく守ろうと動く。

普通に生きて他者を貶めて生きる人間達よりよっぽど人間を或る意味大切にし、生命の尊さを知っているように思う。

世界には色んな人間が居る。
プロの必殺仕事人現代版?
良かったら、ご覧になってください。
彼等の魅力にきっと引き込まれると思います。
愛しい人間模様の世界が待っておりますので。

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