「例年通り」の呪縛
校内研究って必要???
昨日の講義の中で、校内研究の課題を考えた。受講生4名で、ざっくばらんに話す。
学校はあまりに忙しくて多忙感がある。
また校内研究をしなくてはいけない...疲労感、多忙感...
こんな中、モチベーションが上がるわけもない。
何のためにやっているのかもわからない。
いわゆる、自分ごとになっていないんだ!
どうして自分ごとになっていないのだろう?→忙しすぎる→成果が見えない→評価される... など
こんなことを議論したのは、大学院へ来て初めてだ。
現場では、こんな話、同僚としたことがない...
なぜ?→だって、もうすでに、やるべきこととして計画されているから...
「効率化」「簡素化」
という言葉で、大事な核となるところの議論がされないまま、「例年通り」という言葉で、進んでいるのかもしれない...
企業で考えたらありえないよね。だって「例年通り」は、これ以上良くなることはないから。現状維持、または、下降していくしかない...
でも、長くその場にいると、そこに違和感を感じたり、疑問を持つこともなくなる...
まさに「例年通り」という呪縛。
きっと今年は、コロナ渦の中なので、「例年通り」が通用しなくなってきている。
もしかすると、校内研究をやっていない学校もあるだろう。
こんな中だからこそ、「例年通り」を見直し、今一度、大事なことについて、中にいる同僚たちと共に、議論し、答えのない中で最適解を出すことが大切だろう。
これは管理職がやることではない。
現場を知っている先生たち、一人一人が考えていくべきことなのだ。
「事件は会議室で起こっているのではない。現場で起こっているのだ。」
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