見出し画像

理解することってどういうこと?

長女は6歳からダンスを続けている。もうかれこれ、ダンス歴7年になる。そんな長女に、「ダンスの特徴教えて」と伝えると、これまたわかりやすく伝えてくれたのである。

「まず、HIPHOPは、縦ノリだわけ〜、だから、downが基本。で、ROCKもdown、GIRLSは縦に動いちゃいけないから、横、で、POPはupが基本。」

(ダンスが詳しくない方は、何を言っているのかわからないと思うのですが…)

私が感動したのは、長女が特徴をまとめて分析できているというところだった。それぞれのダンスの動きのおおよそをまとめて、比較して伝えていることがすごいと感動した。

母「え?これって前から考えてたの?今、思いついたの?」

娘「だって、○○先生がいつもダンスのときにいってるよ。」

母「何って?」

娘「POPで一番大事なことはなんだと思う?とかHIPHOPと比べると?とか」

母「なるほどね〜質問しながら教えているんだね」

このようなやりとりがダンスレッスン中に行われているらしい。(さすが、全国大会優勝、アメリカ大会4位入賞に導いた指導者)

このように普段は比較して考えたり、特徴をまとめて考える(関連付ける)ということは、あまり一般的にはしないのかもしれない。(大人も子供も)

でも、ダンスの先生は、それぞれの特徴をまとめて伝えることで、子供たちに意識してもらいたい身体の使い方を教えているのだ。

「比較すること」「関連づけること」は学びの中でとっても大事になってくることで、モノゴトを理解するためには、この方法を使うことで、頭の中が整理できる。

この学習でのポイントは何かな?この学習と前の学習を比較して違いは何かな?

このように「比較して考える」「関連付けて考える」ことが大切なのだと思う。

おそらくこれを大人も子供も無自覚にはやっているのだけれど、それを自覚化しなければ、すっきりと整理して言語化することはできない。

「無自覚を自覚的に」これを次年度のキーワードにしていきたいと考えた1日であった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?