今年の“なつのしゅん”も赤く立派に育ちました
こんにちは、「はじまりのトマトソース」です。
夏野菜といえば、まっかなトマトを想像する方も多いのではないでしょうか。トマトの収穫期は8月。「はじまりのトマトソース」の原料となるトマト「なつのしゅん」も、立派に育って収穫期を迎えました。
今回のnoteでは、2020年の収穫の様子と、トマト「なつのしゅん」について紹介します。皆さんのもとに届くトマトソースの“はじまり”の姿をどうぞ。
トマト「なつのしゅん」とは
「なつのしゅん」は、加工用トマトの品種名です。皆さんが普段のスーパーで見かけるトマトは食用なので、加工用トマトは皆さんにとってはあまりなじみのないトマトかもしれません。食用トマトと加工トマトの違いは、加工に適しているかどうかです。
スーパーで買った食用トマトでスープやジュースを作ってみると、ピンク色になり、少し薄い味わいになります。これは、食用トマトの強みがフレッシュなみずみずしさだから起こること。食用トマトは、やはりそのまま食べるのが一番なのです。
一方、加工用トマトは、ミキサーにかけたり加熱したりしても鮮やかな色が失われることがありません。濃厚なトマトの味わいがそのまま感じられ、ジューシーな仕上がりになります。ピューレやケチャップ、ジュースなど、市販のトマトを加工した商品はこの加工用トマトから生まれています。
「なつのしゅん」も、そうした加工用トマトの一種です。果実が大きく調理しやすい特徴を持ち、赤みが強く鮮やかなところが魅力です。その味のおいしさは……ぜひ、「はじまりのトマトソース」で確かめてみてください。
「はじまりのトマトソース」のトマトはここで育っています
「はじまりのトマトソース」で使われる「なつのしゅん」は、北見の協力してくださる方々の手によって育てられています。NPO法人「とむての森」は、生産の大半を担ってくださっています。
「とむての森」は「誰もが地域であたりまえに暮らせるために」を理念として掲げ、障がいのある子どもたちの支援を中心に活動するNPO法人です。当事者の皆さんの芸術活動推進や就労支援を続けており、その一環として農作業も行っています。地域づくりにも積極的だった背景から、「はじまりのトマトソース」の原料となる「なつのしゅん」の生産をお願いすることになりました。
協力してくださっている皆さんには、オホーツク食堂「たまごのじかん」で、自分たちの手で作ったトマトソースの味を楽しんでもらう催しも開きました。トマトを通じて、私たちはお互いにとって実りある時間を共有しています。
夏真っ盛り、「なつのしゅん」の収穫日がやってきた
2020年8月22日、「なつのしゅん」収穫の日がやってきました。
今年の「なつのしゅん」はこんなに真っ赤で大きいです。実もぎゅっと引き締まっていて、加工する前からおいしさがあふれて伝わってきました。
「なつのしゅん」をはじめ、地ばいのトマトは自然環境に強い特徴があります。こまめに手をかけずとも、すくすくと育ちます。とにかく元気に育つので、密集しすぎないよう剪定してあげるのがケアのポイントです。
ビニールハウスいっぱいに育った、元気な「なつのしゅん」。丁寧に、一つひとつ収穫していきます。夏の日差しを受けて照る「なつのしゅん」は、ほんとうに美しい色をしています。収穫しながら、実の状態をチェック。
かごいっぱいにトマトを入れて移動したら、さっそく今年の味を確認します。収穫したばかりのトマトを大きめに切り、オリーブオイルにニンニク、玉ねぎと入れて加熱。
これが2020年「はじまりのトマトソース」のはじまりの一歩になると思うと、わくわくしますね。
皆さんのもとに今年の「なつのしゅん」でできた「はじまりのトマトソース」が届くのはもう少し先のことですが、今からお届けできるのが楽しみです。
実はそのままのトマトも販売しています！
今回は「なつのしゅん」を主人公に、今年のトマト収穫の様子をお届けしました。私たちは「はじまりのトマトソース」を皆さんに届けるべくトマトを生産していますが、実はこのトマトそのものの販売もしています！
トマトを生かしたアレンジ料理に挑戦したい方や、ご自身の店舗で使うための業務用トマトを探しているという方に向けた本商品。このホールトマトを使えば、「なつのしゅん」の味わいを生かしたジュースやケチャップなどを手作りで楽しむことができます。
今回の収穫レポートで「トマトをゼロから楽しみたい！」と感じた通な方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
収穫を終えた「なつのしゅん」は、これから加工段階に進みます。トマトソース作りはこれから秋にかけて繁忙期。皆さんにおいしいトマトソースを届けるために頑張りますので、楽しみにしていてください。
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取材・文 宿木雪樹
デジタルマーケティングプロデュース ふぉろかる合同会社
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