『屋上庭園』公演報告⑦～「演技」「俳優」について

今月末１０月３１日から本番になります。
『屋上庭園』『soloplay ある親子の問答』
まもなく本稽古が開始されます。

そんな中、
ここのところ連続で観劇した舞台がとても良くって
嬉しくなっております。

何が嬉しいって、
座組の中で俳優は
「役（与えられた設定）の中で、その場を生きる」
ってことが共有されているのがすごく分かって、
そのことでとても上質な演技を観ることができまして。

いやー。
最近のワークショップの中でも参加者が見せてくれるパフォーマンスの変化とかに心動かされてたりして、
こういう良い創作に立て続けに出会えて、
いろんな人たちが
きっとそういう演技や創作を求めていて、
それが広まり始めているんではなかろうかと、
勝手に嬉しくなってます。
ほくほく。

僕がワークショップなんぞ始めたころはまだ、
売れてもいない俳優がワークショップをやってることに
冷ややかさを感じていたものだけど、
今は俳優同士がそれぞれ培った技術や方法を以って
共有し合う機会がたくさんあるし、
それを高い質でしてくれている人達も増えていると感じる。

そういう人たちのお陰で、
小劇場の一つ一つの作品の中でこういう創作物に出会う頻度が増えている気がして、
感謝だし。勇気をもらいます。

そういう座組や創作をしたくって繰り返してきてた研技術研究所という名の自主稽古に、
たくさん付き合ってくれたり
ワークショップを経てたくさんのものを共有してきた仲間たちと、
同じようにステキなスタートラインから
それこそどこまで飛んでいくか分からないような
そんな創作をしていく勇気をたくさんいただきました。

要は
本稽古が楽しみだ！！
というご報告です。

自分の稽古ももっと楽しんでやるぜい。

研技術研究所　avenir'e annex vol.1
『屋上庭園』『soloplay ある親子の問答』
【公演ページ】

研技術研究所　avenir’e Annex vol.1『屋上庭園』『soloplay ある親子の問答』