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地元公共施設の使い方を考える会議に出てみた‐②

事前配布された会議資料

 5月の中頃に第1回目の利活用ワーキンググループが開催されると案内があって、資料も一緒に送られてきました。そこには中滑川複合施設の基本設計やオガール視察の報告などがありました。オガールの収益部分も説明あるのかなと見てたですが、そこはカットされて、文化スペースを中心に編集された資料でした。オガールがオガールたる所以は工事着手前にしっかりと煮詰められた逆算型の事業計画にあるんだけどな…とネットの記事を読んで現地を見に行っただけの私は思いました。
 工事がもうすぐ終わる建物をオガールプロジェクトの文脈に沿わして欲しいと言われても、なかなか難しいなー やっかいポイント+1

岩手県紫波郡にあるオガールのHP
https://ogal.info/

1回目の会議

 会議当日、市役所に日曜日の昼過ぎから集まったメンバーは市内で活躍されている方々でした。半数は知り合いだったので割とリラックスして参加できてよかったです、小心者なので。正直この会に呼ばれるまではこの施設に関心がそれほどあったわけではないので、図面をまじまじと見たのはこれが初でした。「ほー」、「へー」、と担当課からの説明を聞いてまして、1時間くらい資料の説明があってから、「委員の皆さんからの意見をお願いします。」と言われましても…

広すぎる議題、からみつく課題

この施設は防災-賑わい複合施設になってまして
1F 賑わい(店舗、フードコート)
2F 防災-賑わい(貯蓄庫、学習スペース、ダンスルーム)
3F 防災(避難所)
というゾーニングになっています。

なので、視点が ・賑わい(集客) ・賑わい(採算性) ・防災(福祉)になって、運営方法や営業時間、テナントの業態、イベントの種類などワーキンググループで検討する課題が山積です。むしろもうすぐ完成する建物の基本構想を練るような感じです。

この会議、話題があっちこっちに飛びまくって時間オーバーになるタイプかな、と思っていたので最初に手をあげて議題のゾーニングを提案させてもらいました。委員の属性がバラバラなので、みんなが話しやすい採算性を気にしないイベントくらいからスタートしていく感じがいいんじゃないかと。
私は採算性重視-恒常的な仕組みを考えたいので、あまりそっちには行かないようにしながらですが。

その後は委員の皆さんから状況整理の質問が多々、担当課へ。
1回目はそんな感じで終了でした。あと2回で終わるのかな・・・?

その③へつづく


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