見出し画像

【読書感想】木曜日にはココアを

木曜日にはココアを 青山美智子 宝島社文庫

食べ物の名前がついている本があるとつい手に取ってしまう。食い意地張ってる?食べ物のドラマも好きだしなあ。やっぱり食べ物関連のものってあまりトゲトゲしたところがなくて、着地がおいしいものを食べた後に満たされたような気持になることが多いからかな。こちらもそんな短編集。

青山美智子作品は『猫のお告げは樹の下で」に続き読むのは2作目だけれど私は『木曜日にはココアを』が好き。特に『きまじめな卵焼き』が一番好き。なにがって聞かれたらわからないけれど窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』で一番好きな『サボテンの咆哮』を読んだ時と同じところが引っかかれた感じ。

田中達也も好きなので青山美智子の本手に取ると可愛くてうれしくなるね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?