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By reading "傲慢と善良"

辻村深月さんが書いた「傲慢と善良」、読了したので、感想失礼します!!あらすじとか、小説の内容とかは書かないのでぜひ読んでください!
ネタバレも含むかもなのでご注意を


この二行はマストの入りとさせてもらいます。
勝手にしろって感じですよね( ハハハ





ちょいちょい本の文章を抜粋しているので、困るって方は読んでからぜひまた見ていただけたら幸いです。
では、個人的感想書いていきます。


そもそもこの本は自分が読むことはない本だと思って本屋さんで通り過ぎていました。なんてったって、文庫本の部厚さ・・・。
いつまでも手前にあるものだから、多くの人が読んでいるのだろうとは思っていたのですがなかなか購入できず・・・。

ちなみに、この本は会社の同世代の方にお借りしました。



まず、私はこの ”傲慢” ”善良” そのものの意味を何度か調べました。

” 傲慢 ”
おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。
辞書
” 善良 ”
性質のよいこと。性質がおだやかですなおなこと。また、そのさま。
辞書

重たい言葉過ぎました。




恋愛物語 ♪ って感じではもちろんなかったです。(私的に)
ずかずか刺さる言葉を言われた気持ち。

「あの子と結婚したい気持ち、今、何パーセント?」
  「七十パーセントくらいかな」
「それはそのまま、架が真実ちゃんにつけた点数そのものだよ」
本書

知らぬ間に傲慢さが浮き彫りにされる。

点数そのもの”という言葉。

どことなく、この言葉にはスーッと脳内に入ってきました。
納得してしまった。

人間って思っている以上に ”傲慢さ" が、どこかしらに潜んでいるのだと
このストーリーを読んで思いました。
描写を細かく文字にすることは人生においてないけれど
文字となる ”本” には、まるで本性を暴かれたかのように…。

本の中に出てくる自分物は、実物する人物かのようで
のめりこんでしまった。
ああ。こんな人いるなあって。

状況がまるでリアルに回想されるのがとても面白かった。
映像を見ているわけではないのに、
本を読みながら状況が繊細に浮かびました。

人間味がすごく出てて面白かった。


人によってこの本は、なんの本なのかは様々だと思います。

恋愛 婚活 成長 人間性 いろいろな、単語が思い浮かぶかと思います。
最後まで ”傲慢” は、切り離すことができない人間性だったと感じました。



最後までよんでいただきありがとうございます。


よんだ印に、ぜひ「スキ」をいただけたら幸いです!

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